2004.12.23(Thu.)
東京8:11−(中央特快・825H)→9:11高尾
高尾9:27−(1457M)→10:02大月
大月10:12−(337M)→11:01甲府
甲府11:35−(5630G)→14:10富士
富士14:32−(764M)→14:36吉原
吉原14:52−(岳南鉄道)→15:12岳南江尾
岳南江尾15:22−(岳南鉄道)→15:42吉原
吉原15:50−(442M)→16:32熱海
熱海16:35−(5657M)→16:57伊東
伊東18:40−(530M)→21:10東京

 東亜交通問題協議会2004年納会兼研修会に出かけてきました。ファウンダー名誉会長最高顧問相談役代表理事CEO兼COO(教育)はU竹氏で、要するに忘年会です。
 まずは東京駅丸の内北口にY岸、H生田、U竹の3氏と私の4名で集合、C葉氏からは「途中から参加する」との連絡が入り、その後中央快速車中でI塚氏と合流して、さすがに冷える気のする高尾へ。
 ここでK持氏が来るかとも思っていたのですが、現れないまま、6両編成の2ボックスを確保できたので5名で早速乾杯。一次会ということになります。中央東線は何度乗車しても面白いのですが、この列車は大月止まりで、甲府まで行ってくれないため、乗り継ぎが入るのが多少面倒ではありました。大月からは3両編成。沿線には、霜がびっしりと降りて白くなっていました。
 定刻に甲府到着。ここで構内にいた、何故か 茶色のEF64を撮影していると、今度は新宿行き”あずさ12号”がちょうど甲府を発車するところで、ホームの端に 怪しい一団が集合する結果となりました。ここで、甲州ワインやらビールやらつまみやらを買い込み、K持氏とも合流して総勢6名となった集団は 身延線の313系電車に乗り込んで宴会開始です。
 身延線は、私は久々の乗車(10年ぶりくらい?)です。駅間が短く、少し走っては駅に停車するという、買収国電らしい線区ですが、甲府を離れるに従いだんだんと車内も空いてきて、だんだん山間部にかかると旅情も宴会気分もいや増すというものです。313系は、シートピッチもゆったりしており、さすがU竹氏が複数の選択肢の中から「宴会やるなら断然これ」と選択しただけのことはある車両です。
 だんだんと富士川の川幅が広がってきて、一瞬富士宮市街を見下ろしてから西富士宮到着。このころにはすっかり買い込んだ酒類もきれいに空になっていました。土日ダイヤのため、平日より6分遅い14:10に、ワム80000の長大編成の停車する富士到着。駅そばの昼食を取って、吉原へ移動し、C葉氏と合流。ここでも駅構内にはワム80000が目立ちます。こんなに大量にワム80000を見たのも久しぶりですし、青く塗ったものは多分初めて見たんじゃないでしょうか。
 岳南鉄道へは、連絡改札もあるのですが、いったんJRの駅舎を出て岳南鉄道の駅舎へ。ありがたいことに400円で一日フリー乗車券が発売されていたうえ、なんと、硬券の扱いがあり、入場券(150円)と本吉原駅までの小人用乗車券(100円)を購入。入場券には大きく岳南鉄道のマークが印刷されていました。
 岳南江尾行は、元京王井の頭線の車両による”かぐや姫”との名前のつけられた緑色の2両編成で、吉原駅を出てしばらく富士駅側へ走り、新幹線の高架下をくぐって東海道線と離れていきます。日産前を過ぎたあたりから市街の中心地に来た感じで、吉原本町、本吉原と駅間が短く、またその後はだんだん郊外に出ていく感じの、これもまあ都市近郊私鉄なんでしょうか。また新幹線の高架をくぐってすぐのところが終点の岳南江尾で、駅は無人、反対側のホームにはやはり元京王井の頭線の、赤い1両編成の電車が止まっていました。
 吉原へ戻ると入れ違いに、反対側のホームにいた、沿線の大昭和製紙の工場との間の貨物輸送に活躍する電気機関車が、発車していきました。今度は連絡通路を経てJRの吉原駅へ。ここからはまず熱海行きに乗車、沼津で「未乗の御殿場線沼津ー御殿場間に乗車する」というK持氏と別れ、熱海へ。
 熱海からは、伊豆急下田行きに乗車、伊東を目指しますが、時刻表では”リゾート21”編成が充当されているはずなのに、一般型の車両がやって来たのは残念でした。日も暮れて伊東到着。ここで、折り返し時間が40分ではやはりせわしないので、まず1本後の列車に切り替えることをK持氏に連絡。駅前の観光案内所に立ち寄って地図をもらい、いくつかある温泉公衆浴場の中からアドバイスをもらって”弁天の湯”(湯川第二浴場)へ。住宅街の中で少しわかりにくい場所にありますが、なんといっても料金は170円、東京の銭湯より安いというのがいいですね。
 風呂上がりに即ビール、といきたいところではありましたが、このあとが宴会ですので、伊東駅前で買い出しに歩き、ビールやらワインやら寿司やらつまみやらを大量に持ち込んで、グリーン車へ。2階建てグリーン車の端の、8席あるところに陣取って、U竹氏の尽力により本日分の会費精算を終えてから宴会開始。途中、無事に熱海でK持氏とも合流して、飲み通しで東京まで帰ってきました。納会兼研修会として、今回はなかなかよくできたプランだったと思います。みなさまおつかれさまでした。
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