2003.05.17(Sat.)
品川10:27−(京浜急行・急行・866K)→10:47羽田空港
東京12:10−(ANA589)→13:25松山
松山空港−(リムジンバス)→松山市駅
松山市駅14:30−(伊予鉄道市内線)→松山駅前
松山15:13−(特急・1020M・いしづち20号)→16:41伊予三島
伊予三島16:44−(普通・4141M)→16:48伊予寒川
2003.05.18(Sun.)
阿波池田13:24−(特急・18D・剣山8号)→14:31徳島
徳島15:24−(普通・4354D)→15:36勝瑞
勝瑞−(タクシー)→徳島空港
徳島17:00−(SKYMARK254)→18:10東京

 雅人が産まれたあと、しばらく理紗子を実家で預かってもらったのですが、理紗子を迎えに四国まで1泊2日で往復してきました。
 とりあえず、往路は航空機利用とだけ決めて、どこに降りるかは成り行き任せとしていましたのでまずは羽田まで。最近はよくモノレールを使っていたのですが、京浜急行を利用することにしてみました。品川でやってきたのは京成車両の急行。先頭に乗り込み運転士後ろの席に座ると、ちょうど遮光幕が上げられたので、ずっと前をみていましたが、これが面白かったです。
 まず、品川を出てS字にカーブを切りつつ八つ山橋をゆっくりと渡った後、しばらくは快調に走りましたが、新馬場付近から急にスピードが落ちます。3分前の普通列車が少し前に見えていて、停車駅の青物横丁の手前では、赤信号まで見えました。
 鮫洲で普通列車を追い越すと、平和島まで高架線上を快走しますが、途中立会川で「これはオーバーランするかな」と思っていたら、本当にオーバーランして停車位置を直す羽目になってしまったのはご愛敬でしょうか。
 平和島を過ぎて地平におり、京急蒲田から空港線へ。ここから各駅停車ですが、それにしても高架区間を除いては京浜急行はクネクネ曲がっていますし、駅間も短いですね。糀谷の駅のホームはS字状にくねっていました。ここを高速で通過すると列車の側面をこすりそうな気がしました。
 いったん駅部分だけ地下に降りる大鳥居駅を過ぎ、天空橋手前からは地下に潜って羽田空港駅着。列車は今度は成田行急行として折り返していきました。
 さて、飛行機そのものはなんなく松山行を確保でき、座席は「窓側」と言ってみると「非常口前ですけど」と言われて11Aという座席を割り当てられたのですが、バスに乗り継ぎ行ってみると、非常口どころか、出入口の正面の席でした。
 「少し揺れます」というアナウンスもありましたが、全然たいしたことはなく、瀬戸内の島々を見おろしながら(余談ながらこういった島々を見ていると、一つ手に入れて日本から独立してみたいと思うのは私だけでしょうか?)10分遅れで松山着。東京は小雨でしたが、松山は日が差して少し暑いくらいでした。
 リムジンバスでとりあえず松山市駅まで行き、復活した”坊ちゃん列車”の時刻を確認したところ、道後温泉行きのみで、時間の関係から残念ながら乗車はできませんでしたが、松山市駅で停車中の姿と、出発して行く姿を見ることはできました。確かに”マッチ箱みたいな汽車”に見えますな。あと、伊予鉄市内線に、新しく低床車が入っていたのには少し驚きました。その後松山駅前まで戻りましたが、こちらは在来車でしたので、これまた乗車は次回以降の宿題となりました。道後の湯にも入れなければ、伊予鉄市内線と鉄道線の未乗区間にも乗車できず、こちらも宿題は持ち越しです。もう少し早く起きて、早い飛行機に乗ればよかっただけのことなんですけどね。
 さて、松山からは特急で伊予三島まで。自由席利用なので多少早めに駅へ行ったのですが、乗車したのが高松行きの”いしづち”編成だったこともあり、車内は結構空いていました。これなら発車直前でも余裕でしたね。列車速度自体は、昔の気動車急行時代を知る身として、ずいぶん早くなったものだと思います。とはいえ、単線の悲しさで伊予亀岡と伊予小松で下り特急との待ち合わせでの停車がありました。結局、下車するまで終始車内は適度に空いていました。
 伊予三島で折り返して伊予寒川へ(車内補充券はきちんと特急車内で買ってありましたので念のため)。伊予寒川駅の待合室には、ツバメが巣を作っていました。駅前に、父と理紗子が迎えに来てくれていました。
 翌05.18は、阿波池田まで車で送ってもらい、”アンパンマンカー”乗車です。”アンパンマンカー”は半室が、子供の遊戯スペースに改造されており、子供が存分に暴れることができるようになっています。と言っても、遊具があるわけではなく、靴を脱いで上がったスペースに、クッションがあったり、あと、アンパンマンキャラクターの絵が書いてあったり、下をくぐることができるようにと、トンネルを開けた壁があったりする、”アンパンマンカー”指定券購入者限定のフリースペースです(参考:車端側客室側)。
 ただ単にスペースのみがあるのかと思っていましたが、乗車してみると、保母さんよろしく、2名のアルバイト(?)が乗車しており、乗車記念品と乗車証明書を配ったあとは、遊戯スペースにずっといて、子供の相手をしていました。理紗子もずいぶん遊んでもらって、それはそれは満足そうでした。
 徳島では、航空機接続のバスを待とうかとも思ったのですが、それでは空港で搭乗手続きが集中しそうな気がして、子連れではそれは嫌だと思ったこともあり、空港の近くまでは列車利用と決めて、勝瑞へ。駅前のタクシー会社でタクシーに乗車して、徳島空港へ向かいましたが、結局タクシー料金そのものは、「徳島駅前から乗車するよりは安いかな?」くらいの感じでした。
 徳島空港は初めてでしたが、実にこぢんまりとした空港だと思いましたが、ここ、日本唯一の海上自衛隊が管理する空港なのだそうです。もっとも、海上自衛隊の飛行機らしきものは見つけられませんでした。
 これまた初めて利用するスカイマークエアラインでしたが、機内で理紗子向けに何かおもちゃくらいくれるかな、と思っていましたけど、何もありませんでした。残念。
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