2002.09.24(Tue.)
Klongton12:20−(SP.DRC389)−13:47Chachoengsao
Chachoengsao14:00−(SP.DRC390)−15:30Hualamphong(Bangkok)

 タイへ来てのたのたしているうちに時間もあまりなくなったのですが、とりあえず鉄道には乗ろう、ということで、BTS(スカイトレイン)でトンロー駅へ行ってそこからタクシーでクロントン駅へ。「駅へは回れないのでここで降りろ」と、ニューペブリ通りの道端でおろされて、指差しされた広場の方へ行くと、露店が固まっています。そこを抜けるとなるほど駅ですが、すでに列車は入線していました。あわてて乗り込んで乗務員に切符を請求すると、無札扱いで135バーツ請求されました。まあ、車補が入手できたわけですし、これはこれで上等かと。
 さて、列車はエアコン付き2等のディーゼルカーで、あんまりタイらしくない気もします。というか、そもそもこんなところに、元特急用車両が転用されているとは思いませんでした。列車はバンコク郊外を走り、ラカバン(Latkrabang)駅を過ぎると、左から複線の線路(専用線なのか新線なのかは不明)が合流し、キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)の構内のような場所を走ります(KMITLと上屋に表記された駅もありました)。それにしても随所で複線化工事をやっているなあ、と思っていたら、Huatakhe駅の次のPreng駅(オイルターミナルでもあるのか、石油タンク車が数両、側線に置かれていました)からチェチュンサオ(Chachoengsao)駅の手前まではすでに供用されていました。それだけではなく駅も増設されるようで、そこそこ列車本数がある上、バンコク港の移設(というか、確かレームチャバーンあたりに新しく港を作る話)があるにせよ、意欲的なことではあります。
 チェチュンサオ到着と同時に、先発していた混合列車が発車して行きました。往路はこっちに乗っておく手もありましたねえ。
 チェチュンサオでは、まず、切符を買ってみると、これが40バーツ。その後、駅前のSLを撮影してから車内に戻ります。
 何のことはない、乗ってきた車両が引き返すだけのことで、景色も巻き戻しです。途中のPreng駅ではすでに20分以上の遅れが出、クロンタン駅で降りようかとも思いましたが、ついでということでそのままファランポーンまで乗車することにしました。
 クロンタンからマッカサンまでは、途中、昔の通勤路と併走します。半年ではあんまり変わっていないなあ、とも思いましたが、建設中だったゴルフ練習場はできあがって営業していました。
 結局、25分以上遅れてファランポーン到着。各地への夜行が発車を待っていましたが、機会があればこれらの夜行列車にも乗ってみたいものです。
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