2001.12.30(Sun.)〜2002.1.1(Tue.)
今回乗車した交通機関と乗車経路のうち、乗車を目的とした経路についてのみ記載

2001.12.30(Sun.)
AMPANG PARK−(PUTRA LRT)→TERMINA PUTRA
TERMINAL PUTRA−(PUTRA LRT)→KELANG JAYA
KELANG JAYA−(PUTRA LRT)→TAMAN PARAMOUNT
TAMAN PARAMOUNT−(PUTRA LRT)→KL SENTRAL
KL SENTRAL−(PUTRA LRT)→KLCC
KLCC−(PUTRA LRT)→AMPANG PARK

2001.12.31(Mon.)
AMMANG PARK−(PUTRA LRT)→MASJID JAMEK
MASJID JAMEK−(STAR LRT)→AMPANG
AMPANG−(STAR LRT)→CHAN SOW LIN
CHAN SOW LIN−(STAR LRT)→SRI PETALING
SRI PETALING−(STAR LRT)→BANDAR TASIK SELATAN
BANDAR TASIK SELATAN19:01−(KLM Kommuter:2558)→19:14KL SENTRAL
KL SENTRAL−(PUTRA LRT)→AMPANG PARK

2002.1.1(Tue.)
KL SENTRAL7:33−(KLM Kommuter:2218)→7:50SENTUL
SENTUL8:02−(KLM Kommuter:2243)→8:10BANK NEGARA
BANDARAYA−(STAR LRT)→SENTUL TIMUR
SENTUL TIMUR−(STAR LRT)→MASJID JAMEK
MASJID JAMEK−(PUTRA LRT)→AMPANG PARK

 3日間かけて、クアラルンプールのLRT2路線(PUTRA LRTとSTAR LRT)、及び、マレーシア鉄道公社のコミューター路線(KTM Kommuter)の一部区間に乗車してきました。以下はその記録です。
2001.12.30(Sun.)
 初日は駅がホテル最寄りということでもあり、PUTRA LRTに乗車することにしました。まず、AMPANG PARK駅で切符を買う際、調べると10リンギットでストアードフェアカードがあったのでそれを購入したところ、カード表面には地下区間・地上区間・高架区間がどの部分かを示す、駅名が一目でわかる路線図が記載されていました。やってきた2両編成のTERMINAL PUTRA行きに乗車すると、AMPANG PARKを出て早々に地上へ上り、高架上を進みます。集電方式は第三軌条式で、架線柱がない分、すっきりと周囲が見渡せます。また、無人運転のため前面が開放されており、かぶりつきにはもってこいです。風景は「シンガポールの緑を増やして、少々田舎っぽくした感じ」と言えばいいのかな?途中、カードの路線図によれば地上区間にあるはずのSRI RAMPAI駅はガード下のようなところで、しかも板で囲われて閉鎖されていました。
 終点のTERMINAL PUTRA駅は、山の入り口であり郊外団地への入り口でもあるという感じのところでしたが、列車は到着するなりすぐに反対方向へ走っていきました。一本後に乗り、もと来た方へと戻りますと、AMPANG PARK駅手前で地下へ潜り、MASJID JAMEK駅を出た直後に地上へ上ります。2両編成ということもあるのか、乗車率は結構いいみたいです。ちなみに、地下区間はすべての駅にホームドアが備えられていました。郊外の住宅地をしばらく走って、さて次は終点と思ったら列車はいきなり逆向きに走り出します。これには驚いて、一瞬はスイッチバックかと思ったのですが、なんのことはない、終点のKELANA JAYA駅ですぐに折り返しただけのことでした。ストアードフェアカード表面の路線図には、KELANA JAYA駅の先にSUBANG DEPOTという名前が記されていたので誤認しただけのことだったようです。
 とりあえずTAMAN PARAMOUNT駅で一本列車を落とし、KL SENTRAL駅で降りて駅前を確認しましたが、最初にAMPANG PARK駅でもらった路線図に掲載の、モノレールらしきものはありません。降りたついでにKTM Kommuterの時刻表を入手し、KLCC駅で途中下車して少し買い物をして、1日目の乗車は終了です。

2001.12.31(Mon.)
 2日目も夕刻の乗車となりましたが、その前にBukit Bintang通りへ出てモノレールが工事中であることは確認できましたし、KTM Kommuterについては時刻表を見た結果、とても全線乗車することは時間的に難しそうだったので、まずはSTAR LRTに乗車することにし、PUTRA LRTで乗換駅のMASJID JAMET駅へ向かいます。STAR LRTのMASJID JAMET駅はまあ、近いことは近いのですが、PUTRA LRTの駅が地下にあるためでもあるのか、別の駅舎でした。STAR LRTでもストアードフェアカードが発売されていたので購入しましたが、最低単位は20リンギットで、これは間違いなく余してしまいそうです。
 手始めに北方向のSENTUL TIMUL行きに乗車するつもりでしたが、最初に上ったホームが南方向行きで、しかも両ホーム間の行き来ができない構造でしたので、予定を変更してまずはAMPANGを目指すことにします。
 やってきた車両は6両編成で、やはり第三軌条からの集電ですが、こちらは有人運転です。しばらくは市街中心の外延部(ややこしい言い方ですな)を走った後、CHAN SOW LIN駅でSRI PETALING駅へ行く路線と別れ、一路AMPANGへ。道中はやはり緑が多く、郊外の住宅地を走る路線という感じです。
 AMPANG駅で折り返し、分岐駅のCHAN SOW LIN駅で下車。行きに見ていたところでは、2面3線で北方面行きは全て中線に発着して両ドアを扱い、1番線の下りAMPANG行き、3番線の下りSRI PETALIN行きとうまく乗り換えの便を図っているように思っていたのですが、下車して確認してみると1番線(下り本線)にはAMPANG行き、SRI PETALIN行きの両下り列車が発着し、2番線(中線)にはAMPANGからの、3番線にはSRI PETALINからの上り列車がそれぞれ発着しているようで、別に乗り換えが必ずしも至便というわけでもありませんでした。
 ともあれ、SRI PETALIN行きに乗り換え、そのまま乗り通した後折り返し今度はKTM Kommuterとの結節点である、BANDAR TASIK SELATAN駅で下車。KTM Kommuterに乗り換え今度はSENTUL駅を目指します。BANDAR TASIK SELATAN駅には隣接して、途中、2002年4月開業予定と聞く、クアラルンプール国際空港行き路線の駅が設けられていますが、運がよいことに試運転列車が通りかかりました。
 ところがKTM Kommuterがなかなかやってきません。結局かなり混雑した列車が10分ほど遅れてやって来ました。もう外はかなり暗くなってしまったこともあり、本日はKL SENTRAL駅で途中下車し、長距離列車の時刻表を入手し、AMPANG PARK駅で発売されていたMANUAL TICKETを買ってからホテルへと戻りました。

2002.1.1(Tue.)
 クアラルンプール最終日となるこの日は、元旦です。前日のカウントダウンイベントにつき合ったりして眠かったのですが、まだ暗い中を6:30起床し、最寄りのPUTRA LRT AMPANG PARK駅に向かったところ...休日はなんと初電が7:30。仕方なくタクシーでKL SENTRAL駅へ向かいます。
 KL SENTRAL駅に着いたのは7:25頃で、もうあまり時間がなく、慌てて地下のKommuterホームに降りると、またもや列車に遅れが出ているようで、発車時刻を過ぎると休日には運転のないはずの列車の発車時刻が電光表示板に表示されたり、結構謎でした。やってきた電車は昨日のデッキ付き車両とは異なり、デッキなしのセミクロスタイプで、車内は空いていました。結局、約5分遅れでKL SENTRALを出発、SENTULへ向かいます。
 PUTRA駅を出たところで、RAWANG方面、ひいてはタイ国境へと向かう本線と別れ、SENTULへ。分岐した後も複線だったのですが、なんと本線とは平面交差となっており、しばらく信号待ちのあと、ゆっくり走り出した電車は、構内に配車らしき機関車の目立つSENTUL駅に到着しました。
 帰路は本線を横断しないため(合流はしますが)、特に信号待ちもなく本線に合流。BANK NEGARA駅で降りて、道路の向こうに見えるSTAR LRTのBANDARAYA駅へ連絡橋を歩きます。乗り換え時間は、切符を買ったりすることを考えると、少なくとも5分程度は見ておいた方がよさそうです。
 STAR LRTに乗車し、2つ目のPWTC駅では、その駅名由来のPUTRA World Trade Centerなるものが横に見えます。この建物を挟んで反対側がKTM KommuterのPUTRA駅のようですから、ここでも徒歩で乗り換えは可能でしょう。
 終点のSENTUL TIMURまで乗り通し、折り返しMASJID JAMEKまで乗車したところでSTAR LRT完乗。PUTRA LRTに乗り換え、ホテルへ戻ると9:00頃でした。

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