1999.12.19(Sun.)〜1999.12.20(Mon.)
蘇我14:01−(特急・11M・ビューさざなみ11号)−15:11館山
館山駅15:25=(JRバス関東)=15:51州の崎灯台前
州の崎灯台前11:26=(JRバス関東)=11:52館山駅
館山13:18−(特急・12M・ビューさざなみ12号)−14:30蘇我
 残りわずかの1900年代を惜しむべく(?)家族旅行に出かけてました。今回はまあ、近況報告みたいなものでもあります。
 出かけた先は南房総国定公園の中、州の崎灯台のすぐ近くの”ホテル州の崎”というところです。
 さすがに日曜日の午後ともなると行楽地へ向かう特急も空いていて、わざわざ指定席を取ったのがもったいない気もしました。蘇我を発車した”ビューさざなみ11号”は木更津、君津と停車して館山到着。接続のJRバスは元々は前1扉の観光用バスをワンマン改造した車両で、なるほどこのバス路線は房総フラワーラインを走る観光路線でありながら生活路線でもあるようでした。
 ”ホテル州の崎”は州の崎灯台前バス停のすぐそばにありました。「夕日がすばらしいので日没までにおこしください」との注意書きを予約時にもらっていたのですが、冬の日は短く、到着してすぐに州の崎灯台へ散歩に出かけましたが、灯台への道を登り切る前に日は沈んでしまいました。
 夕食は期待通り海の幸がいっぱいで、また、部屋食のためできあがった順に暖かい料理が運ばれてきたこともあり、十二分に満足しました。部屋からの眺めもなかなかで、眼下に漁港を望み、遠くに久里浜港の明かりも見えました。また、翌朝は風こそ強いものの快晴で、宿の外に出れば富士山も朝の時点ではよく見えたようなのですが、何せすっかり夜更かししてしまったおかげでばたばたしていて、部屋から写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
 まあ、それでも州の崎灯台をバックに記念撮影して、ホテルをチェックアウトした後、だんだん日の陰ってきた中を、館山行きの今度は中型の路線バスに乗車して(なぜか中扉締め切りの前扉のみのドア扱いでした)館山駅へと向かいました。
 さて、館山では寿司を食べようと、前もって店を調べていたのですが、なんと第3月曜は定休だったのを見逃したまま店の前まで行ってしまい、止むを得ず(?)近くの”竹寿司”というお店へ行き、”地魚寿司”という握りの盛り込みを頼んでみましたが、これがなかなか結構なお味でした。地物を使うから日によって、あるいは季節によって内容が違うからでしょうが、盛り込みと対応したネタの名前を書いた紙が一緒に出てきました。ちなみに、この日の”地魚寿司”はいただいた紙のものをそのまま引き写すと、「平目、かんぱち、真だい、むつ、金目だい、玉子、地するめいか、さより、あじ」で、これにそばと豚汁がついて2、000円でした。この”竹寿司”は、ちゃんと各ネタがいくらかを示す札が下がっていましたし、なかなかお勧めかもしれません。
 この”竹寿司”で伺った話ですが、やはり館山は暖かく、東京が雪でも館山では雨なんだとか。ただ、曇って風が吹くと寒いそうで、まさにこのときがそんな感じの天気でした。
 帰りの”ビューさざなみ12号”は、行きよりももっとガラガラで、結局蘇我到着まで私達の指定席車両には誰も乗ってはきませんでした。そこで、座席を回して指定席上の理紗子の写真を撮ってみました。
 この旅行の問題点といえば、最初は温泉に出かけるはずだったのですが、費用の問題もさることながら理紗子を連れて部屋で食事可能な宿となると房総方面で適当なところがなく、結局出かけた先はトロン温泉だったことくらいでしょうか(^^;
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