大阪協会オープン大会にて
2009年5月24日 大潮
キーヤン 

5月24日、入会して2度目の全サ大阪協会の大会、大阪協会オープン釣り大会に参加してきました。前回の協会春季大会は大荒れの天候で、浜坂(香住)会場にエントリーしたものの、見事に完ボと言う結果でしたので、今回は何としても検寸台に乗せられる魚を釣りたいと思っていました。

会場は大阪府と和歌山県全域で、異種2匹の長寸で競います。

私自身は紀北、中紀、南紀方面は釣り場に疎く、何処へ行っていいやら非常に迷いましたが、全ボの釣り仲間で「有田の川漁師」と呼ばれている某氏から「有田川尻なら大型は出ないがキスとキビレの2魚種なら高確率」と言うアドバイスを頂きSSのM氏も同行して頂けると言う事で有田川に行く事に決めました。

ちょうど前週の16日に全ボのOLMがあり、5名で有田に釣行して下見も完了。キスは25cm位までなら鉄板?キビレは五分五分って云う感じでした。

当日はお天気も良好、ただ下げ潮時に良く釣れる事が多い有田川にはちょっと不利な朝5時満潮という潮時で不安を持ちながらの釣りになりました。

右岸のポイントには11時頃到着。釣り開始時間の午前0時まで暫く車中待機し、0時と同時にポイントに入り釣りを開始しました。

SSのM氏は出足良くキスをゲットされ、幸先の良いスタートを切られたようですが、50m程川上の私にはお魚のシグナルは全く有りません。

投点を変えてみたり、探りを入れてみたりで試行錯誤してみましたが、キスが釣れません。キスは鉄板!と思っていただけに余計に焦りが出ます。やっぱり上げ潮が原因でしょうか・・・。

アタリも無く、ちょっとダレかけてきた午前2時過ぎ、派手にドラグを鳴らすアタリが出て、37cm程のキビレが釣れてきました。五分五分と思っていたキビレが先に釣れたので、余計に「キスを釣らんと」と焦りが出てきます。

時を同じくしてM氏にもキビレらしきアタリが有ったようですが、痛恨のハリス切れ・・・。最近M氏はツキに見放されているようです。

そうこうしている内に夜が明けてきました。有田川のポイントは夜が明けると釣れる確率がグンと下がります。(夕まづめは釣れるのに何故でしょうかね〜?)こうなればもう転進するしか有りません。次に目指したポイントは由良湾の自衛隊横の護岸です。ここも前週の下見でキスが釣れるのは確認していましたので、まあ何とかなるやろ!?という思いで転進しました。

ポイント到着時は突風と横殴りの雨、気持ちがめげそうになりながらも竿を1本つなぎました。エサのチロリも残りわずかでしたので、1時間くらいが勝負です。幸い暫くすると雨も上がり、風も収まって晴れ間も出てきました。

前週もポイントが遠かったので、PEラインで目一杯遠投してアタリを待ちます。

数投目、着底して暫く待つと「ブルンブルン!」とあのキス独特のアタリが出ました!18cm程のキスを釣り上げ、ようやく検寸台に乗せられる魚種が揃い、ホッと胸を撫で下ろしました。

2魚種は揃えたものの、結局ツワモノ揃いの協会のメンバーさんには太刀打ちできる筈も無く、当然の事ながら?20位までの表彰順位にカスリもせず撃沈。

ただ、運良くSSの月例会では際どいながら私のキビレが最長寸(全サ対象魚の1匹長寸)だったようで、2度目の月例優勝を勝ち取る事が出来ました。

さあ、次は全日本サーフ2大イベントの内の一つ「全日本キス選手権大会」です。私は、おがさん、親父さんと3人で境港会場にエントリー、くじ運がよければ大ギスが高確率の某港にお二人を案内しようと思っています。

月例優勝のツキが確変状態で残っているか、はたまた優勝でツキを使い果たしたか!?乞うご期待!!