能登島の大判カレイ
2008年11月16日 中潮
おが 

クジ運にも恵まれて9番スタートになった能登会場!目指すは春のクラブ強化合宿でおいしい思いをした鴫島のポイント(おがポイント?)。

道中は夜も明けきっておらず暗闇の中、釣り座まで降りていく細い農道を見つけるのに少し迷いましたが無事ポイントに着く事ができました。
おかげで車はドロドロ、木の枝でボディは擦りまくった後があるわで・・・有り難うございます。

到着後、ワテは前回の場所で何の迷いも無くトットと準備にかかりました。
ワテのポイントよりさらに右手奥を目指されたりき氏は竿出し後、数分で退散され手前まで戻ってこられてました・・・。
聞くところ根がかりはひどく後ろは枯れ草木ボ〜ボ〜で竿も振りにくいとのことで・・・ブツブツ・・・確かにシモリは多く以前その方向に出してた竿にポンが出たポイントである!
で結果、鴫島組4人は並んで竿を出す事になりました。

各自竿出しも終わる頃にはドンヨリとした雲に覆われてるものの夜が明け始めていた。
釣り始めてから暫く魚からのシグナルはない・・・12本の竿が横一列に並ぶ中、果たしてどの竿に華麗ちゃんが食いつくのであろう?期待を胸にワクワクして待つ気持ちは間違いなく皆同じであろう・・・(ある意味ギャンブルに近いドキドキ感がありたまりましぇ〜ん)

ようやく7時過ぎ、かりちゃんの竿に(左手から4〜6番の1本)ヒット!
「やった〜よっしゃ〜」との声!
Aはあったらしく、しかも初ランクと言うことでかなりはしゃいでおられました。
「写真撮って!」と頼みに来るわでややこしやぁ〜・・・。
一応「おめでとう」とは言ったものの今が時合いじゃ〜(俺にはそんなの関係ねぇ〜既にワテも24はゲットしとる・・・)。
気の毒やけど能登ではリリースサイズのキープはクラブ全体の恥になると毒を吐いて(暴言)やりました^^;
改めて「初ランクおめでとうございます!」

でしたがその後、全ての竿に激震は起こらず雲行きが怪しくなってきていた・・・
唯一、竿先に変化を与えるのはモゾモゾっとした毛虫の??タリのみ・・・気持ちを察してか雲もどんどん厚みをまし、遂に天からも雨が降り出し・・・時間はとうとう正午に・・・ご存知の島の時報が周囲に木霊する♪と ・・・。

潮止まりから動き始めたその時である!!
左手から10番目のワテの竿に異変が!竿先がガツンとお辞儀をした。
一呼吸おき糸フケを取り一気に合わす!ロッドが見事に弧を描く(正に芸術的)重い、間違いなく奴だ!しかもかなりの巨体!島の時報と共に奴も眠りから醒め青爆に食らい付いたのだ!
取り込みに緊張が走る!「一気に巻き上げろ!」との周囲の声、皆の視線が集中しているのを感じる、とにかく重い、浮いてこない巨体、リールのハンドルには相当な力がかかる、手前のホンダワラに捕まったらThe End タモは使えん・・・ ゴボウ抜きしか方法はない!

色々な状況(バラシ)が走馬灯の様に脳内を流れた・・・が最後の力を振り絞って無事水面から抜き上げる事が出来ましたとさ♪
その後すぐ刈ちゃんにも当日2枚目の華麗を上げており32cmとか何とか言ってましたが・・・興味無し・・・もはや敵では無い状態でした!はっ・はっ・はぁぁ〜