2003年10月例会(大阪協会秋季大会)結果
年 月 日 
 平成15年10月19日(日曜日)小潮
場 所 
 1.岡山県下津井、2.中紀
参加者 
 1怪鳥、お湯、T原、SSのM、2.タケちゃん、I内

初の入賞(?)
SSのM 

 今回はスキッパーズにとって忘れられない大会、そう、大阪協会主催の秋季大会である。なんと言ってもI内氏がスキッパーズ初の大会優勝を飾ったことのある記念すべき大会だからだ。今年は6名が参加し、怪鳥、お湯氏、T原氏、そして私の4名が岡山・下津井会場、タケちゃんとI内氏の2名が中紀会場にそれぞれエントリーした。下津井はニベ&相棒(マダイ、クロダイ、カレイあたり?)を、中紀はコロダイ&相棒(クロダイ、ガシラ、キスあたり?)を狙っての釣りとなる。

 土曜日に仕事の入っていた私は今回専用の仕掛けを作る時間がなかった為、過去に作り置きしていたいわゆる在庫の仕掛けで挑まざるを得なかった。1本針のごくシンプルなものである。しかし、潮流の早い下津井ではかえってその方が良いかも・・・とそんなに不安には思わなかった。それよりも気になったのは下津井会場のエントリー人数の多さである。なんと100名以上の参加者がここ下津井に集まってくるらしい・・・良いポイントに入れるのか?そんな不安の方が先立った。
 渡船にはなにわキャスターズの方10名とスキッパーズ4名が乗り込み、思い思いのポイントで降りて行った。T原氏と私は上水島、怪鳥とお湯氏は茶瓶島にそれぞれ入った。なんとか実績ポイントに入れてホッと一安心である。私は第1投目から小気味良くドラグを鳴らす当たりで30cm弱の小型のイシモチを釣った。これは幸先が良いとその後も頑張ったが、暗いうちはとうとう何も釣れず仕舞いであった。小潮と言うこともあってか、潮がほとんど動いていなかったのが原因かもしれない。

 次第に夜が明け、辺りがすっかり明るくなってきた。大物への期待も薄れかけてきたのだが、沖に目をやるとくっきりと潮目が出来、見た目にも潮が動き出したのが分かった。ちょうどAM6:00頃だったと思う。おそらくは最後のチャンスであると思い、マムシをたっぷりとつけ、潮目に向かってフルスイングしたのである。オモリの着底後、竿先にモゾモゾといった反応。フグの仕業だと思った為、5m程手前に仕掛けを動かしてやろうと竿をあおり、リールを数回転させていたその時であった。最初は何もついていなかったのに、突然、すごい重量感とグイグイ魚が引張る感触が伝わってきたのである。こんなパターンでよくエソが釣れると聞いていたので、最初はエソかもしれないと思っていたのだが、エソにしては引きが強い気がした。ようやく手前に引き寄せ、水面に割って出た魚を見て、思わず喜んだ。これまで釣ったことのあるサイズとは明らかに違う待望の大ニベだったからだ。抜き上げられそうに無いので、近くにいたT原氏にタモ入れをお願いし、無事一発で取り込んで頂いた。メジャーをあてると50cmには届かないものの実寸48cmの大物であった。ラッキー!
 諦めかけていたのに一匹釣れると、急にやる気が出てくるもので、次は相棒だとまずは近投から攻めた。と言うのもT原氏のアドバイスでチョイ投げでチャリコが良く釣れるとのことだったからだ。しばらくしてすぐに当たりがあった。よっしゃこれで異種2尾長寸の資格クリアと思い、あげて見ると思いの外、それはチャリコではなく、まあまあのサイズのベラ(22cm)であった。こんなのもいるんだなあと驚きながらもなんとなく入賞が見えてきたことで内心はもう大満足なのであった。その後はランクアップも目指したのであるが、それ以上の魚は結局釣れなかった。

 最終的には、やはり明けてからが良かったようで、怪鳥が1匹、お湯氏が2匹のニベのランク物を釣り上げておられた。また、中紀会場ではI内氏が良型のコロダイを釣られたのだが、惜しくも相棒に恵まれなかったとのことだった。そんな訳で激戦の10月度例会を数cmの差で征し、大阪協会主催の大会でも初の入賞(?)を飾れた。次はもっと上を目指すべく頑張りたい。

氏名 魚種 寸法 釣り場 ポイント 順位点 大物点 参加点 合計点
1 ssのM イシモチ 48.1 上水島 49 20 20 100 189
2 I内 コロダイ 45.3 御坊 46 10 20 100 176
3 怪鳥 イシモチ 39.0 茶瓶 39 5 10 100 154
4 お湯 イシモチ 38.5 茶瓶 39
10 100 149
5 タケちゃん マダイ 15.3 御坊 16
100 116
6 T原 マダイ 15.0 上水島 15
100 115