2003年7月例会 大阪銀鱗投友会合同例会(七里御浜一帯)結果
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年 月 日
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平成15年7月26〜27日 中潮 |
場 所
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熊野 七里御浜一帯 |
参加者
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お湯、タケちゃん、A・M、SSのM、I内、りき、E本 |
たまにはラッキーなこともあるもんで・・・ |
SSのM
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7月の例会は、毎年夏の恒例行事となっている大阪銀鱗投友会さんとの合同例会だ。私自身、過去の成績から見て、なかなか相性の良い例会でもある。しかし、過去に好成績を収めているのは、何れも淀川で開催された時のものであり、今回の合同例会は初めての会場となる七里御浜だけに相性は当てにならない。ましてや七里は個人的にはあまり良い思い出ののない釣り場であるからだ。正直なところ、これまでに3回程釣行しているが、いまだ大物をゲットしていない釣り場である。
だから、期待はしているものの、優勝を目指そうなどとの大それた目標はなく、とにかく大物が釣れたらいいなと言う程度の謙虚な思いで今回の例会に望んだのである。 まずはエサの買出しであるが、ここで失敗だったのが釣りエサ関西に予約を入れ忘れていたことである。当日、自宅出発前に思い出し、慌ててTELしたところ、「マムシはあるけど、ユムシは予約が一杯入っていたから、残り少ないで・・・」とのこと。少なくても良いので、とりあえず残りのユムシすべてキープをお願いし、家を出たのである。エサ屋に着くと、幸いなことにユムシは25匹残っており、なんとかまともな釣りが出来そうだとまずはホッとする。 その後、クラブ員と合流し、一路はるか遠くの七里御浜を目指してひた走った。ようやく釣り場に着いた頃には陽も傾き、海辺には大物の期待を膨らませる真っ暗な闇がすぐそこまで忍び寄って来ていた。(さすがに七里は遠い!) そんなこんなで実際に釣りを開始したのは19時過ぎであったと思う。しばらくして、いつもとは様子が違うことに気が付いた。ここ近年の七里での釣りと比べて、エサが残ったまま帰ってくることが多いのだ。もちろんエサがまるっきりついていない素針状態で帰ってくることや、わずかに身を残して帰ってくることもあるのだが、3本に1本くらいの割合でほとんどかじられることなく帰ってくるエサもある。これはひょっとして・・・ふと一発大物の予感が頭をよぎった。 すると、ドラグがジィジィーと短く鳴った。オッと思いすかさず巻と・・・重い!・・・が、締め込みがない・・・上がってきたのは招かざる刺客、そう、エイであった。刺されないうちに海にお帰り頂いた。 その後はまったく当たりもなかったが、それでも大物への期待は薄れなかった。それは、しばらくすると干潮(22:30頃)となるからであり、込み潮に変わってからが勝負だと感じていたからだ。それでも、当たりがないとだれるもので、新しいユムシに付け替えてすべての竿を投げた後、少し浜に横になっていると、ついウトウトしてしまった。 半分寝ているような状態でどれほどの時間が過ぎたのか、すさまじいドラグ音に目を覚ました時はすでに23:30頃であった。半信半疑で傾いた竿を手に取り、たるんだラインを巻き、大きく合わせてみる。・・・重い!しかもグイグイ引っ張っていくではないか!! もちろん、一気に興奮モードに突入したのは言うまでもない。波が寄せてはラインを巻き、波が引いては必死に耐え、実際には短かっただろうが、非常に長く感じたやり取りの末、浜にひきずり上げたその魚は念願の良型コロダイ(53cm)であった。 なんと久しぶりの出会いであろう・・・2年ぶりに出会ったその魚体はライトに照らされその美しい模様を浮かび上がらせていた。
一匹釣れると、急に余裕が出てくるあたりがまだまだ未熟なのかもしれないが、そろそろ爆睡モードに移ろうかなぁなどと思い、すべての竿を投げ返した後、再び夢の中へ・・・と突然また目覚ましドラグが!・・・しかし、今回は最後の締め込みがきつかった以外はわりとすんなり上がってきた。
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