2002年8月例会(大阪銀鱗投友会合同例会)結果
年 月 日 
 平成14年8月17日(土曜日)小潮〜18日長潮
場 所 
 新淀川一帯
参加者 
 怪鳥、お湯、タケちゃん、SSのM、おが、りき、I内(応援)

果報は寝て待て、ってか?!
SSのM 

 毎年8月に行われている大阪銀鱗投友会さんとの合同例会は今回で第4回目となる。場所は第1回目のみ煙樹ヶ浜で行われたが、第2回目からはここ新淀川でのキビレ狙いが恒例となっている。おかげ様で第2回目の新淀川ではスズキ(Aランク)で優勝させて頂き、今でも自宅にはこの時の優勝トロフィーが飾ってある。(ちょっと恥ずかしいけど・・・)まぁそれだけ私にとっては思い出深い合同例会である。ただし、今回は毎年恒例となっていた例会後のBBQが取り止めとなった。(これも不景気の影響でしょうか?)

 今回スキッパーズとしては、怪鳥、お湯氏、タケちゃん氏、おが氏、りき氏、そして私の6名が参加した。私はかなり気合が入っていたこともあり、当日の夕方には釣り場周辺に着いていた。お湯氏にTELするとりき氏と並んで既に福町のポイントに釣り座を構えたとのこと。(うーん、気合で負けている!)お隣に入らせてもらっても良かったのだが、以前、福町に入り丸ボウズを経験している記憶が頭のどこかで邪魔をするせいか、別のポイントを一人で探して回ることとした。

 R2号〜R43号〜R2号と淀川沿いを見て回ったが、ウナギ漁の竹杭が川岸寄りのそこかしこに刺してあった為、希望するポイントには入れず、仕方なく唯一全く竹杭の刺さっていなかった姫島グラウンドの河口寄りの角に入ることとした。ここは階段から近いので荷物の運搬に関しては楽ちんである。ただし、ここで竿を出したいなと思った場所については雑草がうっそうと茂っており、とても釣り座には向かない場所であった。しかし、今回私が頑張ったこととして、釣り座を構えるにあたり、周囲に生えていたかなりの量の雑草を抜いて回ったことである。怪鳥ではないが、このようなちょっとした努力はきっとどこかで神様が見ていてくれるはずだとただ信じて、ひたすら草を抜きまくった。

 15分程度の草抜きではあったが、なまった私の体には疲れがどっと出てしまったようである。辺りは暗くなり始めていたが、しんどいのでぼちぼち用意を始めることとした。それでも、なんとか4本の竿を出し終え、くわえタバコでのんびりと竿先を眺めていた。ところが、当たりらしき当たりは一向にない。巻き上げて見てもエサのチロリはそのまま上がってくる。しかし、焦ると言うよりは、久々にのんびりと釣りをする感覚を楽しんでいた。まぁそのうち何か釣れるだろう・・・不思議とそんな気になった。

 そのうちお湯氏よりTELがあり、りき氏がランク物を1枚釣り上げたとのこと。依然のんびり気分ではあったが、リアルタイムの情報に少し気合が入る。そして、今が時合いかもしれないと思い、すべての竿を投げ返す。しばらくして、PM9時頃だったか、1本の竿から短い間ながらジーとドラグの鳴る音がした。よっしゃとばかり、合わせを入れるが、根掛かり。今回は多少の根掛かり対策として、あえてナイロン5号を巻いて来ていたので、竿をまっすぐにして後ろに下がって見る。すると、根掛かりは簡単に外れた。しかしながら、まだ重い。まだ魚はついていたようである。引きを味わいながら寄せると見た目で35〜36cm程のキビレが横たわっている。ハリスごと抜き上げてまずは1枚確保。やはり、最初の1匹が釣れるとほっとする。早速、りき氏に報告し互いの大きさを確認。微妙である。どちらが大きいのかTELでは分からない。これが例会の面白いところかもしれない。審査時点にははっきりするのだが、とりあえず、今釣った魚より確実に大きいのをもう1度仕留めなければ例会優勝は難しいだろう。更に気合が入った。

 しかし、その後はまったく当たりがなくなった。おまけにグラウンドに花火をしに来る若者達が次から次と押し寄せる有様。釣りに集中出来ない程であったが、若者達が去るまでは寝ずに頑張った。それでも2時を回った頃には疲れが出た為、一時車で休憩することとした。TVを見ながら2時半〜4時頃までの間、腰を伸ばし、しばしの休息とした。

 4時過ぎ頃、釣り座に戻って見ると、4本のうちの1本の竿がやや横向きになっているのに気付く。これは、ひょっとしてと思い、合わせを入れるが残念ながら根掛かりしていた。しかし、この根掛かりをクリアすればまだ魚がついているような気がして、必死で根掛かりをほどこうと試みた。ところが、無常にもブチッと道糸から高切れしてしまった。正直かなりがっかりである。そのため、1本の竿は片付け、その後は、3本で頑張ることとする。残り時間は少ない。3本残っている竿のうち右から投げ返すこととし、まず1本を上げて見る。何もついていない。しかし、神様はまだ見放してしなかった。なんと残り2本の竿にキビレがついていたのである。これぞ果報は寝て待てと言ったところか。(実際には寝てはいないが・・・)1枚が30cmちょい。もう1枚が待望の40cmオーバーであった。かなりかっこ悪い形ではあるが、上位に食い込める可能性が見えてきて嬉しくなった。その後も気合を入れ、時間ぎりぎりまで投げ続けたことが良かったのか、30cmちょいを1枚追加し、この日の釣りを終え、審査会場に向かうこととした。

 結果は合同例会の3位に入賞。優勝出来なかったのは残念ではあるが、自分としては大満足である。賞品としてPE4号のラインまで頂いたし、スキッパーズだけで見れば例会優勝であるからだ。ただ、銀鱗さんの釣果を見て改めて思ったのは、さすがによく釣り場を知っておられるなぁと言うことだ。ポイント、投点、時合い等を知り尽くしているのか、優勝した方などは、8枚もランクを上げておられた。クラブ対抗として考えると完全にこちらの負けである。来年こそは銀鱗さんをあっと驚かす釣果を上げてやるぞとの思いを胸に・・・いや、実際のところ、ほくほく気分で家路に着いたのでした。

 8月例会結果・獲得ポイント(全日本サーフ対象魚・スズキ、エソはランク魚1尾長寸)
順位
参加者
魚名
実寸
釣り場
ポイント
順位点
大物点
参加点
1
SSのM
クロダイ 43.4 姫島グランド 44 20 30 100 194
2
りき
クロダイ 39.4 福町 40 10 20 100 170
3
怪鳥
クロダイ 37.6 北港 38 5 20 100 163
4
お湯
クロダイ 27.3 福町 28 0 0 100 138
5
タケちゃん
-
-
- 0 0 0 100 100
6
おが
-
-
- 0 0 0 100 100