福井県敦賀の投げ釣り |
りき
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2日に休暇を取っていたので、そろそろ大物を釣りたい。できればパールピンクのヤツを仕留めたい。と考え若狭方面へ狙いを定めていた。 尼崎のエサ店でチロリ、イシゴカイなどを仕入れ、先々週使い切れず冷蔵庫の中で待機していたユムシと共にクーラーへ放り込んだ。高速を使わずりさるあ邸へ向かう(^^);。 こんな天気にもかかわらず、日曜の午後と言うこともあり海水浴帰りのルートは大渋滞している。横目でそれを見ながら色んなポイントを見て回る。名もない小さな波止で老夫婦が竿を出していたので、降りていって様子をうかがう。おばちゃんが指さしたクーラーの中を覗くと20数センチのキスやベラが数匹入っていた。もう帰るからここでやりなさい、と言われるままに車に戻り準備を始める。とりあえず引き釣りでオカズを確保し、そのご様子を見ながら夜釣りをしようと戦略を練った。 けっこうな強風が吹いているが、陸から沖への風なのでうねりや白波は立たない。とりあえず細仕掛けにイシゴカイを小さく付けて第1投。100m弱に着水する。糸が大きく吹けているが、その糸ふけを取った時には既に着底している。水深はなさそうだ。ところが引きにかかるとすぐに引っかかる。海草が密生しているようだ。上げた仕掛けにはあま藻が折り重なるように引っかかっていた。どの方向もほぼ同じような感じで、引けるのは50m程度までである。チョイ投げを繰り返し引いてみるが結局日没までにはピンが1尾という何とも期待はずれな結果になった。それでも、置き竿に替えて近くを攻める。もしこれでもダメなら撤退・移動しようと言うことにした。 ところがその言葉が聞こえたかどうか、私の竿に20cm級のキスが釣れた。いやいや、おるじゃないの(^^)。先端方向に集中して投げドラグをゆるめて当たりを待つ。やがて、りさるあさんのリールがジーっと勢いよく鳴った。少し送り込むと竿先を持って行く。竿を立てると乗ったようで感触を楽しまれている。水面に白い魚体。良型のキスだ!慎重に抜いてメジャーを当てると25.5cm!。もうこれで夜釣りはここに決定したのだった。
こんなのがいるんか?!。そうとわかれば自分も。ビッグサーフ15号に8号ハリス。ユムシを縫い刺しにして50m沖に放り込んだ。 その後もポロポロとキスは来るがどうも20チョイで型が揃っている。強風はやむことがない。おかげで蚊はいないし汗も出ず快適ではある。波止上に大の字になってしばしの休息。1時を過ぎた頃、ドラグがジーと鳴ったような気がした。 こうなるとなかなか寝られない。しかも満潮が近付くにつれ水しぶきが飛んでくる。りさるあさんは20cmクラスのキスが頭の下でスパッと食いちぎられた仕掛けを見て唖然としている。 東の空が明るくなり、蝉時雨が始まった。今日は快晴のようだ。引き釣りに変えるが群れがいないのか当たりがない。オカズは十分にあるが、どこかで引き釣りをして帰ろうという事で一旦納竿とした。 結局 チヌB1尾、キス23cm〜 13尾とそれなりに満足行く結果となった。 |