小浜・泊のキス
年 月 日 
 平成14年9月14〜15日(土・日曜日)小潮
場 所 
 福井県小浜・泊

 クラブ記録達成!!
SSのM 

 9月14〜15日にかけ、ファミリーフィッシングを兼ねて、日本海・小浜方面に出かけました。

 14日、途中の303号沿いのエサ屋でアオイソメとイシゴカイを調達し、一路小浜方面に向かいます。日頃の行いが悪いのか小浜に入ると同時くらいに小雨がパラパラ・・・ようやく小浜市の泊に到着した頃には辺りがすっかり暗くなっておりました。ここは小場所ではありますが、以前、夜釣りでキス21〜25cmを4匹釣ったことがある場所です。(当たりはもっと多かったのですが、何分へたくそなので、その時は4匹しか上げれなかったのが実状です。)今日こそはあの時のリベンジとばかりに気合を入れて来たのですが、のっけからの雨に意気消沈です。嫁と子供を車中で寝かせ、わがままオヤジは一人雨の中、キスを求めてひたすら竿を振るのでした。しかし、時折、雨はその勢いを増し、釣りどころではありませんでした。唯一の救いは傘を持参していたので、なんとか、雨の中でじっとしていることが出来たことくらいです。雨が小降りの時に投げ返し、強くなったらじっとしている。そんな動作の繰り返しでつらい釣りとなりました。

 しかし、オヤジの頑張りにキス君からは何の反応も返ってきません。釣れてくるのはフグ、またフグ・・・この釣り場は海藻が多く、50〜70mあたりのラインにみっしりと藻が生えております。それを越えたところ、もしくはその手前がポイントとなっている感じです。ですから、根掛かりならぬ藻掛かりが多く、ナイロン2号ではちょっとつらいので、PE1.2号で挑みました。PEならなんとか回収できるくらいの藻です。そんなオヤジの頑張りが天の神様に届いたのか、AM2:45頃待望の当たりがやってきました。

 重いだけのどでかいフグを抜き上げていると、突然、隣の竿のドラグがけたたましく鳴り出しました。糸の出はなかなか止まらず、ようやく止まったところで大合わせをくれてやります。乗りました!しかし、やった!!とおもった次の瞬間、藻にもぐられてしまいました。なかなか抜けてくれません。待望の魚を逃がしてなるものかと、ゆっくりと決して無理をせず力をかけます。すると、するりと藻を抜けてくれました。でもしっかりと重みは残っております。後は無我夢中で必死にリールを巻きました。堤防の上に抜き上げて、更にビックリ。今まで見たことのない大きさのキスが横たわっています。驚いたことに口にはかかっておらず、下唇のもっと後ろの方のエラとエラの間(人間で言うと顎か喉のあたり?)にしっかりと針がかかっておりました。多分、アオイソメに勢い良くアタックした際、思わず針掛かりしてくれたものと思います。(ラッキー!!)

 あまりの嬉しさに車で寝ていた嫁を起こしに行った程でした。実寸で28cmは越えておりました。(実際には拓寸で28.7cmありました!!ひょっとしてクラブ記録!!!)その後は当たりもなく、竿を仕舞おうかと思った頃に、ようやく雨が上がってくる始末。でも、1匹だけど釣れたから良しとしよう・・・

 翌日は、場所を変え、近くの漁港で五目釣りを家族で楽しみました。キス、ベラ、ガッチョ、アコウ、カワハギ、アジ(6目釣り!?)を釣り、子供も大喜びでした。家に帰ってから、小物は天ぶら、キスBは刺身で食べました。とってもおいしかったです。来週は南部方面に行きたいなぁと思います。

改行位置および題名は管理者で編集いたしました。