ウインイルソーレ



ウインイルソーレ
 鹿毛 2011.1.30

2013年11月撮影
ファスリエフ
  鹿毛 1997
Nureyev
  鹿毛  1977
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forll
Thong
Mr.P's Princess
  鹿毛  1993
Mr.Prospector Rise a Native
Gold Digger
Annne Campbell Never Bend
Repercusshion
アンブレラ
 鹿毛 1992
サンデーサイレンス
 青鹿毛  1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ダンシンインザレイン
 鹿毛  1980
Nijinsky Norethern Dancer
Flaming Page
グレースシラオキ Sir Ivor
Besat in Show
兄弟・近親
半兄 フォレストスコール (1998 ティンバーカントリー)
半姉 ハッピーチーフ(1999 ティンバーカントリー)
半姉 ラードロジュノー(2004 コマンダーインチーフ)
半兄 メイショウロッコー(2006 マヤノトップガン)
半兄 ブラウンチーター(2007 グラスワンダー)

近親 ベストアルバム




近親 Great Regent
1勝
東海・佐賀(公)5勝
入着、兵庫(公)3勝
1勝、障1勝
1勝

4勝、中山金杯(JPN3)、エイプリルS(OP)、プリンシパルS(OP)、菊花賞(JPN1)2着、毎日王冠(G2)2着、セント ライト記念(JPN2)2着、ベンジャミンS(OP)2着、ダービー(JPN1)4着、日経賞(JPN2)4着、京阪杯(JPN3)4着、天皇賞(秋) (JPN1)5着、エプソムカップ(JPN3)5着、名古屋グランプリ(JPN2)5着
米4勝、カップ&ソーサーS(CAN1)、種牡馬

 
近況
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。 現在は昼夜放牧を行っています。以前よりも体高が伸びて見た目に大きくなった印象です。また胴にも伸びが出て、放牧地では大きなストライドで走る姿から も、短距離に良績があるファスリエフ産駒ではありますがある程度距離は持って不思議ではありません。普段は落ち着いた姿を見せており、性格もよさそうで す。(7/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。現在は昼夜放牧を行いながら、馴致を行っています。タオルパッティング(タオルでバサバサと音を立てなが ら、体に触れることに慣れさせること)では、音に臆病になることもなく、素直に指示を受け入れていました。その後、ハミを付けて口向きやハミ受けを覚えさ せるドライビングという訓練でもハミを嫌がることもなく順調にこなしていました。気性は基本的にはおとなしいタイプです。(8/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。無事馴致を終了したことから、メイン厩舎へと移動しています。現在は昼夜放牧に加え、屋内運動場にて10 分程度ダクを乗られています。担当者は「この時期でもトモがしっかりとしていて、全体のバランス感にも優れている馬です。スピードを感じますし、おそらく 坂路でもしっかりと動けるタイプになりそうですね。感触はいいですよ」と話していました。今後は坂路コースのスクーリングなどを行いながら徐々に新しい環 境に慣れさせていく予定です。(9/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。9月18日にメイン厩舎への移動を完了、坂路コースのスクーリングを終え、現在は坂路をキャンターにて1 本と昼夜放牧を行っています。坂路でも俊敏な動きを見せています。担当者は「走りに対してはとても真面目なタイプです。血統通り短い距離でスピードを生か す競馬がマッチしていそうです。このまま順調に進めていければ面白いところがあると思います」と話していました。今週一杯で騎乗運動を終え、来週からはし ばらくの間、昼夜放牧のみで成長を促していきます。(10/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。10月中旬から2〜3週間ほど昼夜放牧のみで休養させ、11月2日(金)から乗り込みを再開。坂路をキャ ンターにて1本とパドック放牧を行っています。担当者は「馬体の造りが大きく、他の1歳馬に比べて走りの安定感が光っています。今でもスピードはあります が、今後成長とともに筋肉が乗ってくればもっと良くなりそうな印象です」と話していました。(11/9)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週末8日(土)から昼夜放牧で成長を促していることで、馬体が成長し逞しい体つきに変化しています。担 当者は「稽古は相変わらず動きます。スピードが勝ったタイプで、まるで古馬に乗っているかのような安定した走りが魅力です。今の時期でこれだけ動けている ので、成長した今後がもっと楽しみです」と話していました。(12/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昨年より引き続き放牧で成長を促してきましたが、今週からは坂路での乗り込みを再開。坂路を1本〜2本の メニューをこなしています。担当者は「放牧で体がひと回り成長した効果なのか、動きにはさらに力強さが加わってきました。休み明けでもしっかり走れていま すし、同世代の馬の中では動きの良さが目立つ一頭です。楽しみな馬だと思います」と話していました。 (1/11)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、近々ゲート練習も並行して行っていく予定です。 担当者は「調教での動きは相変わらずいいですし、なにより仕掛けてからの反応の良さが目立ちます。乗っていて高い能力を感じますし、今の感じなら2歳の早 い時期から活躍をしてくれると思います」と話していました。(1/25)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。順調に調教を行ってきましたが、馬体減りが見られたため、普通放牧で楽をさせながら馬体を戻しています。 担当者は「休ませてから体重は順調に増加傾向にありますし、来週辺りからは調教を再開することができそうです。坂路ではサッと動けるタイプですし、休み明 けも苦にしないと思います」と話していました。なお、本馬は早期デビューを目指しています。(2/15)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。普通放牧でひと息入れていましたが、先週からは乗り込みを再開。坂路を1本〜2本のメニューをこなしてい ます。担当者は「休ませて馬体がひと周り大きくなりました。それに持ち前のスピードに加えて力強さも出てきましたね。坂路の動きの良さは健在ですから、こ のまま早期デビューを目標に進めていきます」と話していました。
 アンブレラの11の競走馬名は、「ウインイルソーレ/Win Il Sole」に決定いたしました。イタリア語で『太陽』の意味です。(3/8)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練 習も並行しています。ゲートは問題なくこなせており、馬体も大きく成長を遂げています。担当者は「坂路では水準以上の時計が出ていますし、初戦からしっか り能力を出せる馬だと思います。馬体も順調に仕上がってきました」と話していました。なお、本馬は来週17日(水)に美浦トレセンへ入厩し、まずはゲート 試験合格を目標に進める予定です。馬体重は今週測定で479キロでした。(4/12)

11年産馬の入厩第一号としてウインイルソーレ(父ファスリエフ、母アンブレラ)が昨日17日(水)に美浦・高橋祥厩舎へ到着しました。初めての長距離輸 送でしたが、輸送熱が出ることもありませんでした。
 担当の厩務員は「検疫厩舎でカイバを与えてきましたが、非常に落ち着いていましたよ。牧場でビッシリやっていたと伺っていましたから、少しテンションが 高くなっているかと想像していましたが、まったくそんなことはありませんでした。これが2歳馬というほどドッシリとしていましたよ。これからよろしくお願 いいたします」と丁寧な挨拶がありました。
 そして入厩初日となる本日18日(木)は北馬場へ出向き、角馬場からゲート練習を行っていました。「今日は一緒にやった馬が出ない馬だったので、イル ソーレも出はゆっくりでしたが、牧場でもかなりやってきていますし、ゲート内での仕草も問題ないですから、すぐに合格をもらえるはずですよ」と話す高橋祥 調教師でした。
 今後はまずはゲート試験合格を目標に掲げ、その後は函館へ移動させて、そこでデビューというプランも持ち上がっています。(4/18)

先週17日(水)にトレセンへ入厩したウインイルソーレは、初めてのトレセンの環境にも動じることなく、21日(日)からは坂路入りも開始しています。
 今週は、昨日24日(水)に北馬場でゲート練習を行いました。試験と同じ2度のスタートを行いましたが、1度目はゲート入りまではスムーズだったもの の、枠内で立ち上がるような仕草を見せていました。それでも、2度目はおとなしくしていましたから、学習能力は高いのでしょう。スタートに関しては、2度 とも普通に出ており、「今日でも試験は受かっていましたね。金曜日に試験を受ける予定ですが、おそらく大丈夫でしょう」と笑顔を見せる高橋祥調教師でし た。
 なお、本日25日(木)も北馬場で出すところまではやっていませんが、ゲート入りの一連の動作の練習を行い、その後キャンターでコースを周回していまし た。
 高橋祥調教師は「いいスピードを持っていそうですが、跳びが意外に大きいんですよね。そうなると距離の融通性も利くかもしれせん」と印象を語っていまし た。
 なお、明日のゲート試験に合格すれば、一旦ビッグレッドファーム鉾田へ放牧という予定もあります。(4/28)

ウインイルソーレは、本日26日(金)にゲート試験を初受験し、一発合格を決めています。(4/26)

ウインイルソーレは、先週26日(金)に初めてのゲート試験を受験。枠内静止に若干の不安がありましたが、この日は2度とも優秀で、スタートも普通以上に 出ており、見事に一発合格を勝ち取っています。
 高橋祥調教師は「ゲート内では不安でガタガタなるんじゃなくて、頭が良くて何かやりそうな雰囲気があったのでその点だけが心配でしたが、何も問題ありま せんでしたね。牧場でしっかりと練習をされていたのが分かりますし、センスもある馬ですよ」と笑顔で合格を報告しています。
 ゲート試験に合格しましたので、今週は初めての坂路での追い切りを昨日1日(水)に行っています。相手も同じ2歳馬のデサフィナードで、同時にスター ト。その後も馬なりのままゆったりとしたペースで進み、最後まで体を併せたままでゴール板を通過していました。
 高橋祥調教師は「コスモヴューファームでも一番に進んでいた馬ですからね。やはり中身がしっかりとできている印象です」と語り、「来てすぐのキャンター で感じたことなのですが、跳びが大きいんですよね。こういうタイプは距離もある程度持つでしょうし、広々としたコースで走らせてあげた方が良さそうな印象 を受けます」と語っていました。
 デビュー戦に関しては、当初は函館の芝1200mが目標に挙がっていましたが、高橋祥調教師の言葉から、6月2日、東京日曜5R芝1600mが新たな候 補として挙がっています。「函館だとまだ少し時間がありますし、この仕上がりなら初っ端の東京からでも行けそうです。その方向で進めていきたいと思いま す」と語る同調教師でした。
 しかし、今後については、「ゲート試験にも受かりましたし、一旦リフレッシュ放牧を考えています」とのことから、週末にも茨城県のビッグレッドファーム 鉾田へ放牧の予定となっています。なお、放牧期間は短期で1週間ほどで再びトレセンへ戻る予定となっています。
 また、本日2日(木)は追い切り明けですが、北馬場で軽めの乗り運動を行っていました。(5/2)

ゲート試験に合格後、リフレッシュ放牧に出ていたウインイルソーレが、昨日8日(水)に美浦トレセン・高橋祥厩舎へ帰厩を果たしています。
 予定通り約1週間での帰厩となりましたが、「いいリフレッシュになったと思いますよ。昨日も鉾田に見に行きましたが、馬体がさらに良くなっていたんで す。ただ、ちょっとチャカチャカしたり幼いところを見せていました。トレセンでは来た当日からドッシリとしていただけに、ちょっと意外でしたね。でも、基 本的には物覚えがいいし、扱いやすい馬。心配は要らないですよ」と笑顔で話す高橋祥調教師でした。
 帰厩翌日の本日9日(木)は北馬場でダクと軽めキャンターで調整されていましたが、しっかりと落ち着いてメニューをこなしていました。なお、来週からは デビュー戦へ向けて速い追い切りを行っていく予定です。(5/9)

短期放牧を挟み先週トレセンに戻ってきたウインイルソーレは、昨日15日(水)に坂路にて追い切りがかけられました。柴田善騎手が騎乗し、相手の2歳新馬 デサフィナードを先行する形でスタート。テンから気合乗りがいいイルソーレは、2F目には12秒8、3F目には12秒5という時計をマークします。このま ま最後もジョッキーのゴーサインに応えて、好タイムをマークするかと思われましたが、ラストは逆に13秒1と時計を要してしまいました。それでも全体時計 は51秒9ですし、最後は余力も残っていましたから、決して悲観する内容ではありません。
 柴田善騎手も「フットワークが大きい馬で、まだ追い出してから沈む感じがないので、ラストはちょっと伸び切れなかったけど、いい背中をしている馬です よ。体力も十分だし、出だしの気合乗りもいい。2歳のこの時期としては十分及第点を与えられます」と高評価を与えていました。
 また、高橋祥調教師は「実質速い時計はこれが初めてですからね。相手はイルソーレが放牧に出ていた間も厩舎でやっていた馬ですから、手応えの差は気にす ることはありません。イルソーレもここからグンと良くなってくるはずですよ。やはり牧場でしっかり乗れていた馬だけあって、この時期の2歳としては中身が かなりしっかりしています。初戦からいい勝負ができるよう、キッチリと調整してきます」と笑顔で語っていました。
 そして本日16日(木)は追い切り明けですが、北馬場の角馬場でジックリと乗り運動を行っていました。なお、デビュー戦は6月1日、東京土曜5R芝 1400mの予定となっています。(5/16)

来週の東京土曜5R芝1400mでデビューを予定しているウインイルソーレ。そのデビュー戦には三浦騎手とのコンビが予定されています。
 レースへ向けての1週前追い切りは、その三浦騎手が跨り、昨日22日(水)に坂路にて行われました。相手はいつものパートナー、2歳新馬のデサフィナー ドで、そちらには松岡騎手が騎乗していました。ほぼ同時にスタートすると、一旦はデサフィナードが前に出ますが、ラストは馬なりのままジリジリと差を詰め て併入でフィニッシュしていました。
 三浦騎手は「今日はそこまで時計は出しませんでしたが、ラストも頭が上がることはなかったですし、いいフットワークを見せていました。まだ軽いところで したが、背中の良さはすぐに分かりましたし、この時期の2歳としてはちょっと抜けていますね」と高評価を与えています。
 続けて、「飛びが大きいので、距離は長くなっても良さそうな気はしますが、まずは東京の1400mでどういう走りができるか試してみるのもいいでしょ う。いいスピードはあるので、いきなりでも楽しみです」と最後まで笑顔が絶えませんでした。
 また、高橋祥調教師は「もう少し時計を出しても良かったのですが、皇成も新馬だけにキレイに走らせようとしたみたいですね。ただ、先週のようにラストは バタッと来ることはなかったですし、いい動きでした。週末にはWコースで少し時計を出しておきます」と説明していました。
 なお、本日23日(木)は追い切り明けですが、北馬場で軽めの乗り運動を行っていました。(5/23)

いよいよ今週から始まる2歳戦の初っ端にデビューを迎えるウインイルソーレは、昨日29日(水)にWコースにて最終追い切りがかけられました。相手は3歳 未勝利オフィシエで、イルソーレが2馬身ほどの追走でスタート。道中はゆったりとしたペースで馬なりのまま進み、直線では内に進路を取ると、併せ馬の形と なります。直線ではともに仕掛けられますが、イルソーレの反応はあまり良くなく、最後も鞍上の手が大きく動いて、結果は半馬身の遅れでゴールとなっていま す。
 高橋祥調教師は「飛びが大きい馬なので、現状ではペースが上がる時にギアがグンと入らないんですよね。ですから、今日も追っ付け追っ付けになりました が、決して一杯になっているわけではありません。普段からもう少し小脚を使えるようになると、ペースアップの時にグッとスイッチが入るようになるんですけ どね」と現状での課題を挙げています。
 それでも「いいスピードは持っていますし、週末にゲート確認を行ったのですが、ポンと出て二の脚も速かったんです。こういうタイプですから、あまり後ろ から行くのは得策ではないと感じますし、スタートをうまく出て前々で流れに乗って行くのが勝利には一番近いでしょう。2歳戦ですから間違いなくスローにな るでしょうし、場合によってはハナでもいいと考えています。ジョッキーにもその辺りはしっかりと話しておきます」と作戦の一端を語っていました。
 そして本日30日(木)は追い切り明けですが、北馬場で乗り運動が行われ、午後からの出馬投票で今週の東京土曜5R芝1400mに三浦騎手で出走が確定 しています。なお、明日は本番を想定して芝コースで感触を確かめる予定となっています。
 牧場での育成からここまで本当に順調に調整が進んだイルソーレですから、豊富な乗り込み量を武器にデビュー勝ちを狙いたいところです。(5/30)

三浦皇成騎手 ゲートに関しては、隣の馬がなかなか入らなくて長く待たされてしまいました。そわそわすることはなかったんですが、一歩目が上に伸びるよう に出てしまったのは、その影響が少なからずあったと思います。できれば前目でと考えていたのですが、そういうスタートだったのと、さらには新馬にしては珍 しく前が流れたので、あの位置取りからになりました。道中もは大きなフットワークでゆったりと外目を進み、勝負どころでもいい手応えで直線は伸びてくるな という感触があったのですが、馬を頼って内に内に行こうとするんです。それを矯正しながらになってしまったので、最後は周りと一緒の脚取りになってしまい ました。その辺りがまだ幼いところなのでしょうね。それと、今日の感触から言うと距離はもう少しあってもいいと感じました。精神面に関しては、競馬を使い ながら成長していってくれると思います。稽古に乗った時にかなり能力を感じた馬ですが、正直使いながらという印象があったのも事実です。次はさらに良く なってくるはずですよ。

高橋祥調教師 ゲートは練習でもかなり速かったので、ハナにまでいけると思っていましたが、少し待たされた影響がありましたね。それでも、4コーナーでの 手応えは良かったですし、一瞬オッと思ったほどです。最後は伸び切れませんでしたが、初戦の内容としては悪くなかったと思います。次はゲートももっと出る でしょうし、上積みは大きいはずですよ。馬体に問題がなければ、中1週で同条件を使おうと思っています。

押田の目 乗り込み量は豊富でしたが、最終追い切りでの反応が悪かったので、本番での瞬発力勝負では分が悪いのではないかと想像していました。ですから、 ゲートは速いだけに、前々で粘り込む形が理想でした。しかし、それとは反対にゲートで若干出負けして後ろの位置取りから。この時点で厳しい結果が頭をよぎ りましたが、勝負どころでの手応えは悪くなく、一瞬外から伸びる態勢にはありました。最後はモタれてしまって、同じ脚色になってしまいましたが、真っ直ぐ 走れていれば間違いなく掲示板はあったでしょう。芝の走りが思いのほか良かったですし、後方からこういう競馬ができたことも大きなポイントです。着順は悪 かったですが、収穫はあった新馬戦だったと感じます。次は一度使った上積みもあるでしょうし、勝ち負けに加わる競馬に期待です。(6/1)

先週の東京でのデビュー戦は、直線に向いて手応えはあったものの、最後は内にモタれて脚を伸ばせなかったウインイルソーレ。高橋祥調教師は「芝のフット ワークが良かったですし、いい手応えで直線に向いたときにはオッと思いましたけどね。最後は脚色が一緒になってしまいました。でも、スタートがひと息でし たし、まだ馬体には余裕があったのも事実。そういう中であれだけの競馬ができたのですから、悪いデビュー戦ではなかったと感じます」とレースを振り返って いました。
 レース後のイルソーレは、反動どころか、一度使って馬体にハリが出てきており、上積みが感じられます。昨日5日(水)から乗り運動を始め、本日6日 (木)も北馬場で軽めのキャンターを消化していました。
 次走は中1週で来週の東京土曜1R芝1400mに出走予定で、ジョッキーはウィリアムズ騎手の予定となっています。(6/6)

今週の東京土曜1R芝1400mに出走を予定しているウインイルソーレは、昨日12日(水)にWコースにて追い切りがかけられました。相手は柴田善騎手騎 乗の古馬1600万下サザンスターディで、イルソーレが先行してスタート。直線では相手を内に迎え入れてピッチが上がりますが、イルソーレの反応は良くあ りません。相手が格上馬だったというのもありますが、馬なりのままスッと相手に前に出られてしまったので、そこからは鞍上がムチを入れて必死に喰らい付き ます。最後までビッシリ追われて、なんとか併入に持ち込んでのゴールとはなりましたが、デビュー前の追い切り同様に抜群の反応とは言えないものでした。
 高橋祥調教師は「どうしても前半からフットワークが大きくて脚が溜まらないんです。もう少し道中に小脚を使えれば脚が溜まって最後はビュンと反応できる と思うんです。現状ではそういう走りなので、どうしてもワンペースになってしまうんでしょうね」と冷静に分析しています。
 それを踏まえて出走レースについて再び協議を持った結果、「追い切りの感じを見ると、道中は少しでも緩いペースでゆったり行かせた方がいいと思うんで す。現状では急かすと脚が溜まらない気がします。皇成も距離はあった方がいいと言っていましたし、今週の出走は回避して来週へ向かいましょう」と話す同調 教師で、来週の東京土曜1R芝1600mへ向かうことが決まっています。なおジョッキーは、現時点では調整中です。
 そして本日13日(木)は追い切り明けですが、北馬場でダクとハッキングを消化していました。「馬体にはハリが出てきましたし、状態は一度使って間違い なく上向いています。来週はキッチリ結果を出したいですね」と気合が入る高橋祥調教師でした。(6/13)

先週の出走を回避して今週に目標を切り替えたウインイルソーレは、昨日19日(水)に坂路にて最終追い切りがかけられました。相手は3歳未勝利ウインプラ イズで、イルソーレが先行してスタート。道中はいいリズムで走り、一旦はプライズに追いつかれますが、最後は馬なりのままスッと相手を突き離し、半馬身の 先着を決めています。
 騎乗した調教助手は「動きは良かったですね。まだまだ余力はありましたし、追ったら伸びてきそうな感触はありました」と乗り味を報告しています。
 また、高橋祥調教師は「一度レースを使って馬体は引き締まってきましたし、状態は間違いなく前走以上です。あとは道中いかにリズム良く走れて、脚が溜め られるかどうかでしょう」と話していました。
 そして本日20日(木)は追い切り明けですが、北馬場で調整され、午後からの出馬投票で今週の東京土曜1R芝1600mに出走が確定。ジョッキーは、デ ビュー戦に引き続き三浦騎手に決まっています。叩き2戦目、距離延長で変わり身を見せて欲しいところです。(6/20)

三浦皇成騎手 前走はあらゆる面で幼さを見せていましたが、一度競馬を使って落ち着きもありましたし、順当に良くなっているなという印象でした。ゲートは 前走通り中では落ち着いていましたし、今日は2度目ということもあってうまく出てくれました。元々ゲートは速い馬と聞いていましたし、これが本来の姿なん でしょう。その後も無理せずスーッと行けて、2番手でもいいかなと思っていましたが、内の馬が行かなかったので、こういう馬場状態も考慮してハナに行き切 りました。1頭になってまだフラフラしたりというところは残っていますが、それでも4コーナーでは余力十分。最後はさすがに一杯一杯になっていましたが、 なんとか凌ぎきってくれました。現状では良馬場の決め手勝負よりは、こういう馬場の方がいいのでしょう。今日は条件がうまく合ったということもあります が、イルソーレの能力が高いことは間違いありません。稽古に乗った時から素質を高くかっていた馬ですし、2戦目で結果が出せて嬉しい限りです。ありがとう ございました。

高橋祥調教師 一度使って明らかに良くなっていましたし、今週の追い切りの動きも良かったですからね。1週延ばしたのは正解でした。坂を上がってからは、 さすがに厳しいかなと思いましたが、そこからもうひと踏ん張りができるんですから、たいしたものです。こういう馬場も良かったのでしょうが、積極的に運ん でくれたジョッキーにも感謝です。今年の2歳の中では自分も期待していた馬ですから、そういう馬がこの時期にしっかりと勝利を挙げられて非常に嬉しいで す。今後に関しては、洋芝が合いそうなイメージですし、函館での出走を考えていますので、週明けに一旦コスモヴューファームへ放牧します。まだまだ良くな る余地はありますし、今後が楽しみですよ。

押田の目 初戦もそうでしたが、追い切りでも勝負どころでスッと動けないところがあり、その点がネックではありました。そういうところをカバーするよう に、積極的な競馬をしてくれたジョッキーの判断は素晴らしいものだったと思います。馬場状態に恵まれたのは確かですが、それでも東京のマイルを逃げ切るこ とは、馬に力がないとできない芸当です。育成時から能力を高く評価されていた馬ですし、こうして2戦目で結果が出せてホッとしています。今後については、 現状では芝の上がり勝負になると厳しい面があるのも事実ですから、函館を目標に進めていきたいと思っています。最後に三浦ジョッキーが「ダートも走ると思 いますよ」とポツリと話していましたが、血統的な面を考えてもどこかでそれを試す時が来るかもしれません。これが今年の2歳の初勝ちとなりましたが、この 勝利で今後の2歳馬達に勢いをつけられたのではないかと思います。(6/22)

先週の東京では、好スタートを決めてハナに立ち、そのまま後続を振り切り、嬉しい初勝利を挙げたウインイルソーレ。高橋祥調教師は「一度使って良くなって はいましたが、想像以上に強い競馬をしてくれましたね。ハナに行ったジョッキーの好判断や馬場も味方しましたが、イルソーレも力を付けていることは間違い ありません。まだ完成されていない中でこうして結果を出せたのですから、今後がさらに楽しみになりました」と終始笑顔でレースを振り返っていました。
 レース後のイルソーレは、ダメージどころかさらに馬が良くなってきている印象で、今後について話し合いを持った結果、次走は7月21日、函館日曜11R 「函館2歳S・GIII」芝1200mに向かうことが決定しています。そのレースまではそこまで間隔がないことから、当初予定されていたコスモヴュー ファームへの放牧は取り止め、そのままトレセンに在厩し、来週末にも函館競馬場へ移動するプランが組まれています。
 高橋祥調教師は「跳びが大きい馬なので、小回りの競馬場がどうか、1200mという距離がどうかという不安はありますが、スタートセンスのいい馬です し、うまく流れに乗れれば重賞でもチャンスはあると思っています。函館の洋芝も合っているような気がしますしね。それと、今年は例年よりも早く開催される ので、そこまで頭数が揃わないかもしれません。最高の状態で重賞にチャレンジできるよう、しっかりと調整していきます」と意気込みを語ってくれました。
 なお、今週は昨日26日(水)、本日27日(木)ともに北馬場でダクとハッキングを消化していました。(6/27)

前走後も反動はまったくなく順調に調整が進んでいるウインイルソーレは、すでに昨日3日(水)にはWコースにて追い切りがかけられました。もちろん軽めの 指示ではありましたが、単走でスタートすると、ラストは自らハミを取ってグイグイと動き、持ったままの手応えでラスト1Fは12秒7という時計を計時して います。
 高橋祥調教師は「週末に移動を控えているので今週は追い切りをやらない予定でいましたが、状態がいいので、急遽やることにしました。2回使って疲れどこ ろか、さらに良くなっている印象です。あとは輸送をしっかりとこなせば前走以上の状態で重賞にチャレンジできそうです」と笑顔を見せていましたが、最後は 「あとは1200mという距離でガチャガチャにモマれないかどうか、小回りのコーナーリングがスムーズにいくかどうか、この2点でしょうね」と次走のポイ ントを挙げていました。
 そして本日4日(木)は追い切り明けですが、北馬場で軽めの調整が行われていました。今後については、明日5日(金)にトレセンを出発し、6日(土)に 函館競馬場へ到着予定となっています。
 次走の7月21日、函館日曜11R「函館2歳S・GIII」芝1200mには引き続き三浦騎手の手綱で向かう予定となっています。(7/4)

来週の函館日曜11R「函館2歳S・GIII」芝1200mに出走を予定しているウインイルソーレは、先週末6日(土)に無事に函館競馬場へ到着していま す。
 移動後も体調を崩すことはなく、昨日10日(水)は角馬場からWコースにてキャンターというメニューを消化し、本日11日(木)はWコースにて1週前追 い切りがかけられました。2歳未勝利コスモソラフネを大きく追走してスタートすると、馬なりのまま前との差を詰め、直線では内に進路を取ります。最後は一 杯に追われるコスモソラフネを尻目に、ゴール前で軽く仕掛けられたイルソーレが、1馬身の先着を決めています。
 動きは軽快に映りましたが、高橋祥調教師は「函館のWコースは小回りなので、『コーナーリングがかなり窮屈だった』と乗り手から報告が入っています。跳 びが大きいだけに、やはり小回りの競馬場への対応はカギになるでしょうね」と課題を口にしていました。しかし、最後には「それでも楽に先着したように、状 態だけなら間違いなく前走以上。いい状態でレースに向かえるのは間違いないですね」と状態には太鼓判を押していました。
 なお、来週のジョッキーは、三浦騎手から大野騎手に変更となっています。(7/11)

今年の2歳の最初の重賞「函館2歳S・GIII」を今週末に控えているウインイルソーレは、昨日17日(水)に芝コースにて最終追い切りがかけられまし た。本番でも騎乗予定の大野騎手が跨り、2歳新馬コスモメロスと共に5Fからピッチが上がります。直線では大外に位置取りますが、イルソーレは最後まで 持ったままの手応えで一杯に追われる相手に併せるような形でゴールとなっています。結果、相手には僅かに先着という内容でしたが、軽くでも仕掛けていたら 大きく突き放していたはずです。
  高橋祥調教師は「先週がWコースで窮屈そうに走っていたので、今日はWコースよりも広い本馬場を選択しました。しかも大外を回していました から、コーナーリングが窮屈なところはなかったみたいです。相手はデビュー前の新馬だから手応えの差は当然ですが、それでも最後までキビキビした動きを見 せてくれました。状態だけなら太鼓判を押せますね」と笑顔で報告。
  続けて、「あとは何度も言うように、小回りの1200mという条件がどうかということでしょう。本質的にはもう少し距離は欲しいですから ね。でも、前走でスタート後に少し出していっていますから、今回はさらに二の脚が良くなっているのではないかと思っています。うまく流れに乗って競馬をし て欲しいですね」と締めくくっていました。
  そして本日18日(木)は追い切り明けですが、角馬場で調整され、午後からの出馬投票で今週の函館日曜11R「函館2歳S・GIII」芝 1200mに大野騎手で出走が確定しています。(7/18)

大野拓弥騎手 前走は逃げて勝っていますが、追い切りに乗って跳びが大きいことを確認しましたし、そういうタイプですから、小回り1200mだと少し後ろ からになるかなと想像していました。馬群になんとかくっついていって後ろから脚を伸ばすイメージでした。しかし、本番では思いのほか反応が良かったんで す。スタートこそ若干遅かったものの、その後促してあげたらビュンと反応してくれました。そこで無理に抑えてもと思い、流れに乗って競馬をさせました。 1200mだと速い流れで道中脚を使ってしまいますし、勝負どころでは手を動かしながら進んだこともあり、最後は伸び切れませんでしたが、ガッチリ溜めた ら長くいい脚を使いそうな印象を受けました。そういう意味では距離はやはり忙しかったと言えますね。1200mでテンからガッチリ抑えていたらかなり離さ れた後方になっていたはずですから。1600m〜1800m辺りで溜める競馬をすれば面白いはずですよ。

 押田の目 暑い美浦から涼しい函館に移動して馬は元気一杯。厩務員さんに話を聞くと、「とにかくカイバ食いはいいし、水もガブガブ飲むんで す。明らかに美浦にいる時より体調が良さそうですよ」とのことでした。しかし、1200mの流れではイルソーレの持ち味が生きず、戦前から話していたよう に、距離はある程度あった方がいいタイプというのが証明された結果となりました。それでも、重賞でモマれた経験は無駄にはならないはずですし、次は距離を 延長させる予定でいます。次走に関しては、馬体にダメージがなければ、中2週で8月10日、函館土曜10R「コスモス賞」芝1800mに向かう予定となっ ています。その距離なら脚を溜めながらも前目でうまく流れに乗ることができるはずですし、道中脚が溜まれば直線では長くいい脚を使ってくれるはずですか ら、チャンスは十分あると見ています。(7/21)

先週の「函館2歳S・GIII」では中団で流れに乗れたものの、最後は脚が上がってしまったウインイルソーレ。高橋祥調教師は「2戦目で出していっていた ので、反応は良くなっていましたが、やはり1200mの流れではイルソーレの持ち味は生きなかったみたいですね。あとは向こうではとにかく体調が良く、カ イバがドンドン実になっていたようです。厩務員には『あまりカイバを与えすぎるな』と言っておいたのですが、少し太くなっていたのかもしれません」とレー スを振り返っていました。
  レース後は、大きなダメージもなく、引き続き涼しい函館で元気一杯のイルソーレ。昨日24日(水)から乗り運動を再開し、本日25日(木) も角馬場でじっくりと乗り運動を行っていました。
  次走に関しては距離を延ばす予定で、8月10日、函館土曜10R「コスモス賞」芝1800mへ向かうことが決まり、ジョッキーは丸田騎手を 予定しています。(7/25)

重賞挑戦後も函館滞在で体調を崩すことなく調整が進んでいるウインイルソーレは、昨日31日(水)にWコースにて1週前追い切りがかけられました。レース でも騎乗予定の丸田騎手が跨り、2歳新馬グラスプリマと5Fからピッチが上がります。道中はゆったりとしたペースでしたが、最後は丸田騎手の手が少し動 き、相手と併入でフィニッシュしています。
  高橋祥調教師は「やはり狭いWコースは跳びの大きいイルソーレには走りづらいみたいですね。コーナー、コーナーで窮屈になってしまい、その 分ラストの伸びに影響してくるみたいです。ただ、これは予定通り。来週は広々とした芝コースで最終追い切りをやるつもりですよ」と話していました。
  そして本日1日(木)は追い切り明けですが、角馬場でダクとハッキングを消化していました。来週の函館土曜10R「コスモス賞」芝 1800mに丸田騎手で出走予定に変更はありません。(8/1)

今週の出走を予定しているウインイルソーレは、昨日7日(水)に函館競馬場芝コースにて最終追い切りがかけられました。相手は古馬OPセイリオスで、イル ソーレが大きく追走してスタート。5F地点では5馬身ほどの差がありましたが、その後は馬なりのままイルソーレがグイグイ前との差を詰め、直線からは併せ 馬に。最後も追走のハンデもものともせず、両馬持ったままの手応えで併入ゴールとなっています。
 高橋祥調教師は「やはり広いコースだとノビノビ走れるようです。丸田も『いい動きでした』と言っていましたからね。涼しい函館が合っているようで、体調 はもの凄くいいですから、距離が延びた今回どういう競馬をしてくれるかですね。ただ、前走で1200mであれだけ行かしているので、引っ掛からないかだけ が心配な点です。その辺りはジョッキーとも話してうまく作戦を練りたいと思います」とレースへ向けての意気込みを語っていました。
 そして本日8日(木)は追い切り明けですが、角馬場で軽めの乗り運動で調整され、午後からの出馬投票で今週の函館土曜10R「コスモス賞」芝1800m に丸田騎手で出走が確定しています。(8/8)

丸田恭介騎手 追い切りでも少し行きたがるようなところはありましたし、返し馬でも気負いが見られました。今回は距離が延びるわけですから、折り合いが大 事だとは思っていましたが、それでも積極的な競馬はするつもりでした。ハナにでも行けたら、スッとハミが抜けて折り合える感じはしていたんです。スタート が抜群に速かったので、内からハナに行くつもりでいましたが、少し外に張っていたので、その隙に外からドッと来られてしまいました。その時点で若干行きた がりましたが、その後はリキみ過ぎることなくしっかりと折り合えたんです。勝負どころでも手応えはありましたら、これならと思ったのですが、ペースが上 がったところで置かれてしまいました。そこからジリジリと伸びてはきているのですが、一旦つけられた差を盛り返すまでには至りませんでした。しっかりと折 り合えるので、この距離でも十分対応可能ですし、先々はもっと良くなってきそうな感触を受けました。

押田の目 前走1200mで出して行っているだけに、この距離でうまく折り合えるかどうかが最大のポイントでした。1コーナーで前に入られたところで若干 行きたがりましたが、その後はキッチリと折り合っていたのは大きな収穫です。ただ、以前の稽古から感じていたことですが、どうしてもワンペースなタイプな ので、ピッチが上がった時に即座に対応できないというのが今のイルソーレの弱みだと感じます。今日は時計の掛かる芝コースだったので、まだマシでしたが、 新潟や東京の芝の瞬発力勝負となるとその差はもっと大きくなるのかもしれません。そういう意味では今後ダート路線へ目を向けるというのもひとつの手かもし れません。今後に関しては、この世代の一番最初の入厩からここまでまったく休みなしで来ましたので、放牧でひと息入れてあげる予定となっています。 (8/10)

先週の函館「コスモス賞」ではキッチリ折り合いはついたものの、勝負どころで置かれてしまったウインイルソーレ。高橋祥調教師は「ワンペースな馬だから、 勝った時のように自分から早め早めに仕掛ける方がいいんでしょうね。それにやはり距離はこれくらいあった方がいいのでしょう」とレースを振り返っていまし た。
 レース後は、いつもようにダメージはなく、涼しい北海道で元気一杯ですが、「ここまでまったく休みなく本当に頑張ってくれました。まだまだ先のある馬で すし、ここでひと息入れてあげましょう。秋にはまたしっかり頑張ってくれると思いますよ」と話す同調教師で、本日15日(木)に北海道のコスモヴュー ファームへ放牧に出ています。
 次走に関しては、秋競馬での復帰を予定していますが、ダート戦へ矛先を替えることも検討しています。(8/15)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「先週15日(木)に到着後の馬体チェックでは、ほとんどダメージが見 られませんでしたから翌日の16日(金)からは早速昼夜放牧をスタートしています。あと1週間ほどは放牧のみで楽をさせる予定で、今月末か来月初旬からは 次走へ向けて乗り込みを始めていきます」と話していました。(8/23)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。今週28日(水)で昼夜放牧を切り上げ、翌29日(金)からは坂路での乗り込みを再開しています。担当者 は「放牧期間はわずか2週間程度でしたから、馬体は大きく変わったところはありませんが、精神的にはだいぶリフレッシュできたはずです。次走の目標に向け て徐々に進めていきます」と話していました。(8/30)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、今週3日(火)には坂路でウイングラビティとの併せ馬の追 い切りも行いました。ともに休み明け1本目の追い切りでしたが、イルソーレが先着を決めています。担当者は「乗り手も動きを褒めていましたし、1本目とし ては十分に合格点を与えられる動きでした。昼夜放牧で体重がまったく増えなかったのは意外でしたが、その分仕上がりは早そうです」と話していました。 (9/6)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、今週も坂路で追い切りを行いました。担当者は「休ませた影 響もなく、動きは良好で、順調そのものです。欲を言えば、馬体重はもう少し増えてほしかったところですが、現時点でこれ以外はほとんど注文のないタイプ で、予定通り送り出すことができそうです」と話していました。なお、本馬は再来週にもトレセンへ入厩する予定です。(9/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、今週18日(水)には坂路で3頭併せの追い切りを行い、2 番手でゴールを迎えています。担当者は「しっかりとしたいい動きでしたし、先着を許したのは重賞4着のウインフェニックスですから、遅れを気にすることは ありません。順調に仕上がってきましたし、いい状態でトレセンへ送り出せそうです」と話していました。なお、本馬は来週にトレセンへ入厩する予定です。 (9/20)

前走後、北海道のコスモヴューファームへリフレッシュ放牧に出ていたウインイルソーレが、昨日25日(水)に美浦・高橋祥厩舎へ帰厩しています。熱発もあ りませんでしたし、長距離輸送で体を減らすこともなく、元気一杯で厩舎の馬房に収まっています。帰厩翌日の本日26日(木)は北馬場でキャンターを消化し ていました。
 高橋祥調教師は「やっぱり休みを入れて正解でしたね。雰囲気が良くなって帰ってきましたし、精神的にもリフレッシュした印象です」と帰厩後の状態につい て語り、次走については「キレるタイプではありませんし、元々ダートを使ってみたかったのもありますので、10月12日、東京土曜9R『プラタナス賞』 ダート1600mに向かいたいと思います」と路線変更を決めていました。なお、ジョッキーはイルソーレを初勝利に導いた三浦騎手に手が戻る予定となってい ます。(9/26)

来週の東京土曜9R「プラタナス賞」ダート1600mに三浦騎手で出走予定のウインイルソーレは、昨日2日(水)に坂路にて1週前追い切りがかけられまし た。相手は格上の古馬1000万下シンボリカージナルですが、イルソーレが追走してスタート。この日は大雨の影響で馬場がかなり重くなっていましたが、イ ルソーレはスイスイ進み、楽な手応えで前を捉えます。ラストは一杯になったシンボリを尻目に、楽な手応えで抜け出し、2馬身の先着を決めています。ラスト 1F13秒9という時計ですが、この時が一番時計が掛かっていて極悪とも言える馬場状態でしたから、4F52秒9という全体時計も含め、むしろ優秀なタイ ムだったと言えます。
 騎乗した調教厩務員は「相手のシンボリが一杯になってついてこられない感じでしたので、一気に抜け出しました。1頭になってフワッとさせないように最後 は軽く気合だけつけましたが、いい反応でしたよ。大雨の影響で馬場がズボズボになっていて、周りはどの馬もラストは脚が上がっていましたが、イルソーレは 余力たっぷりでした。欲を言えば息の入りがもう少しかなといった印象ですが、これが実質1本目の追い切りですから、ここを叩いてグンと上向いてくるでしょ う」と笑顔で感触を語っていました。
 また、高橋祥調教師は「あの重い馬場をスイスイ上がっていくところを見ると、ダートはうまそうだなという印象を受けます。体調面も良好ですし、来週が楽 しみですね」と初ダートに期待を寄せていました。
 なお、本日3日(木)は追い切り明けですが、北馬場でダクとハッキングを消化していました。(10/3)

今週の出走を予定しているウインイルソーレは、週末6日(日)にも坂路で4F54秒0、ラスト1F12秒4という時計を馬なりでマークしているように、順 調にピッチが上がってきています。
 レースへ向けた最終追い切りは昨日9日(水)に坂路にて行われました。この日は全ての馬が調教が終わった一番最後の時間に追い切りを行っています。相手 は2歳新馬アタリクジで、イルソーレが先行してスタート。2F目から馬なりで両馬ペースアップし、12秒台を継続します。ラスト1F手前ではアタリクジに 一旦前に出られ、そこからはともに一杯に追われましたが、そのまま半馬身の遅れでゴールとなっています。
 高橋祥調教師は「今日は一番最後で馬場がかなり重くなっていましたからね。相手は新馬とはいえ、稽古は動く馬ですから、遅れは気にしなくていいでしょ う。週末もいい動きを見せていましたし、仕上がりに不安はありません。ダートは合うはずですから、今回どういう競馬を見せてくれるかですね」と話していま した。
 また、騎乗した調教助手は「デビュー前も乗せていただいて、その時はソコソコ素軽い動きも見せていたので、芝でもいいかなと思っていたのですが、今は成 長してかなりパワーが備わってきた印象です。これならダートを走らせてみても面白いと思います」と乗った感触を語っていました。
 そして本日10日(木)は追い切り明けですが、北馬場で乗り運動が行われ、午後からの出馬投票で今週の東京土曜9R「プラタナス賞」ダート1600mに 三浦騎手で出走が確定しています。初ダートとなりますが、今までのレースぶりと稽古の動きを見ていると、むしろダートの方が合う印象ですから、いきなりで も期待したいところです。(10/10)

三浦皇成騎手 以前はまだ競馬を分かっていなく、本番でもゆったりとした精神状態でレースに臨めていたので、跳びが大きいこともあり、距離はある程度あっ た方がいいと言っていたのですが、レースを経験してカリカリするところが出てきました。そうなると血統的なことも含めて、距離は短いところの方がいいかも しれませんね。今日も持ったままでスーッとハナに行きましたし、いいスピードはあります。それと、ボクの感触としてはダートよりも芝の方がいいと感じま す。トモがパンとしていないため、前をかき込む力も足りないんです。今日もスタート後の芝の方が軽快な走りでしたから、芝の1200m〜1400mならこ のクラスでもいい競馬ができると思います。

高橋祥調教師 休み明けですが、稽古でも軽快な動きを見せていましたし、仕上がりは良かったと思います。ただ、パドックでは最後の方は少しテンションが高 くなってきましたし、汗もかいていましたからね。そういう精神状態だったので、ああいうオーバーペースになってしまったようです。ダートに関しては、合う とは思っていましたが、確かにムキムキの体ではないので、バリバリのダート馬ということではないみたいですね。次はジョッキーの進言通り芝に戻してみま しょう。ただ、詰めて使うとテンションが上がりそうな気配なので、一旦短期放牧を挟ませて下さい。

押田の目 函館では食欲旺盛で多少太めの造りでしたから、今日のマイナス8キロというのは好材料でした。休み明けですが、キッチリ仕上がっていたと感じま す。ワンペースなタイプで、重い馬場での走りも良かったので、ダートは合うだろうと思っていましたが、初ダートの今回は最下位という厳しい結果になってし まいました。それでも、今日はかなりのハイペースで先行馬は総崩れでしたし、ダートがまったくダメと決め付けるのは早計だと感じます。ただ、テンからの行 きっぷりを見ると、今後は距離は縮めていった方が良さそうですから、芝の1200m〜1400mで変わり身を見せて欲しいところです。(10/12)

先週の東京「プラタナス賞」では、馬なりでハナを奪ったものの、かなりのハイペースになってしまい、直線ではバッタリと止まってしまったウインイルソー レ。高橋祥調教師は「テンションは高めだったものの、さすがにあのペースは速すぎでしたね。前半からかなり行っていたので、馬も競馬の後はしんどそうでし た」とレースを振り返っていました
 レース後は、脚元などにはダメージはありませんでしたが、予定通り14日(月)に茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ています。次走は、11月 17日、東京日曜9R「からまつ賞」芝1400mへ向かう予定となっており、2週間で帰厩の予定となっています。
 「以前はスタート後はゆったりと進められていたのですが、最近はグイグイ行くようになっているので、距離は短くした方がいいかもしれませんね。距離を短 縮して芝に戻してどういう競馬を見せてくれるかですね」と話す高橋祥調教師でした。(10/17)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。先週末18日(金)から乗り始め、現在は坂路をキャンターで4本というメニューを消化しています。 担当者は「目立った疲れもありませんでしたし、極端にテンションが高くなるということもありません。坂路ではまだ速いところはやっていませんが、軽快な動 きを見せています。週末の天気次第ですが、1本追い切りをやってトレセンに送り出す予定でいます」と話していました。なお、本馬は来週にトレセンに入厩の 予定となっています。(10/25)

明日2日(土)に茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田を退厩、美浦・高橋祥厩舎へ帰厩の予定です。30日(水)には坂路でハロン15秒の追い切りも 行いました。担当者は「レースが近いので、ビシッとやりましたが、動きはマズマズでした。最近は少し行きたがるようなところも見られますが、手に追えない という感じではありませんし、元気な証拠ですよ。火曜日に高橋祥調教師が状態を確認して、納得の表情を浮かべていました。体もちょうどいいシルエットです し、いい状態で帰厩させられそうです」と話していました。次走は、11月17日、東京日曜9R「からまつ賞」芝1400mに出走予定となっています。 (11/1)

先週末2日(土)に美浦トレセンに帰厩したウインイルソーレは、昨日6日(水)に坂路にて1週前追い切りがかけられました。相手は2歳未勝利グランデラー ゴで、イルソーレが先行してスタート。道中は楽に進んでいるように見えましたが、最後の追い比べでは反応が悪く、1馬身の遅れでのフィニッシュとなってい ます。格下相手に先行して遅れを取ってしまうという内容は褒められたものではありません。
 高橋祥調教師も「う〜ん、動かなかったですね」と厳しい表情。続けて、「体重が重い助手が乗っていたのは確かですが、それでもラストの反応はいただけま せん。前走時は重い馬場でもスイスイ動けていましたから、その時の状態にはないようですね。でも、まだあと1週間ありますので、ここから調子は上向いてく るはずです」と今後の上積みに期待していました。
 そして本日7日(木)は追い切り明けですが、北馬場でダクとハッキングを消化していました。なお、来週のジョッキーは、武士沢騎手との初コンビが予定さ れています。(11/7)

今週の出走を予定しているウインイルソーレは、週末10日(日)は坂路で追い切りがかけられており、ラスト1Fは12秒6という時計を馬なりでマークして います。ラストはバタバタだった先週の追い切りから良化を見せています。
 レースへ向けた最終追い切りは、昨日13日(水)に坂路にて武士沢騎手が騎乗して行われました。相手は古馬500万下ランザンで、イルソーレが2馬身の 追走でスタート。馬なりのまま徐々に差を詰め、残り2Fではほぼ横並びとなります。ラストは先週同様甘くなるかと思われましたが、持ったままでスーッと脚 を伸ばし、1F12秒6を計時。軽快な脚取りで併入フィニッシュとなっています。
 武士沢騎手は「ラストは、手応えが悪くなったら仕掛ける予定で先生と話していたので、いつ悪くなるかなと思っていたのですが、そのままいい手応えで脚を 伸ばしてくれました。想像以上に素軽い動きでしたね」と予想外の動きに驚きを見せていました。
 また、高橋祥調教師も「先週が先週だっただけに、今週もモタつくと思っていましたが、ガラリと変わりました。時計の掛かっている今の坂路でラスト1Fを 持ったままで12秒6という時計は非常に優秀です。まだもうひと段階良くなりそうな雰囲気ではありますが、それでもいい状態で本番を迎えられそうです」と 笑顔を見せていました。
 そして本日14日(木)は追い切り明けですが、北馬場の角馬場で軽めの乗り運動で調整され、午後からの出馬投票では今週の東京日曜9R「からまつ賞」芝 1400mに武士沢騎手で出走が確定しています。距離短縮、芝替わりで変わり身を見せて欲しいところです。(11/14)

武士沢友治騎手 前走はかなりハイペースで飛ばしていたので、今日は行かせ過ぎないようにということは頭に入れていました。それでも、スタートは速いですし、無理せずにあのポジションです。今日も行かせようと思えばハナには行けたでしょうが、それだと前走と一緒でラストにバタッと止まってしまいますからね。うまく前に1頭行かせて、2番手の内でしっかりと脚を溜めました。直線に向いても余力はありましたが、ビュッという反応はないですね。それでも、狭いところに怯むこともありませんでしたし、最後までジリジリと伸び続けていました。軽い走りをするので、やはり芝の方が良さそうですし、この感じなら早いうちにこのクラスを卒業するメドが立ちそうですよ。

高橋祥調教師 先週の追い切りではかなりモタモタしていたのですが、その後はグンと馬が良くなってきていました。今日もパッドクを見ていて雰囲気は非常にいいなと実感したほどでした。今日の感じを見ると、やはり芝の方がいいのでしょうね。それと、こうして道中脚を溜める競馬の方が合っていそうです。いずれにせよ、このクラスにメドが立ったのは嬉しいことです。次走については、トレセンに戻って状態を確認してからになりますが、基本的には続戦の予定で、中山に向かうつもりで考えています。

押田の目 今週の最終追い切りは馬なりで楽に動けてましたし、馬体にもハリが出てきて状態が上向いているのを実感していました。ただ、昨日からレコードがバンバン出ている今の速い東京の芝では、少し分が悪いという気持ちがあったのも事実です。それでも、2番手で脚を溜めて、最後も狭いところを抜けてしっかりと伸びてきました。2着馬とはコンマ2秒差で、このクラスにはメドが立ちましたし、速い時計に対応できたのも大きな収穫でした。距離やダートなど、これまで色々試して適性を探ってきましたが、今回の好走でイルソーレの活躍の舞台が見えてきた気がします。あまり上がりが速くならない中山の方が合ってそうな印象ですから、次はさらに着順を上げたいところです。(11/17)

先週の東京「からまつ賞」では、逃げ馬の後ろで脚を溜めて、直線では狭いところをジリジリと伸びて掲示板を確保したウインイルソーレ。初勝利後は見せ場のないレースが続いていましたが、この走りでクラスにメドが立ったと言えるでしょうし、適性も見えてきました。
 レース後は脚元などにも異常はなく、テンションが上がることもありません。次走については、中2週で12月7日、中山土曜9R「黒松賞」芝1200mへ向かう予定となっています。
 高橋祥調教師は「前走を見ると、道中は無理せず、脚を溜める形が合っていそうです。1200mの流れがどうかというのはありますが、前回でもハナに行けたほどですからね。うまく前々で脚が溜まれば、楽しみはあると思います」と次走へ向けての抱負を語っていました。
 なお、今週は昨日20日(水)から乗り始め、本日21日(木)も北馬場でダクとハッキングを消化していました。(11/21)

前走後も順調に調教を再開しているウインイルソーレは、昨日27日(水)に坂路にて追い切りがかけられました。相手は古馬500万下エスユーハリケーンで、イルソーレが先行してスタート。しかし、併せ馬とはいえ、「自分のペースで」と高橋祥調教師から指示が出ていましたから、相手に並ばれても鞍上の手は動かず、持ったままでゴール板を通過していました。結果、1馬身の遅れとなりましたが、そういう指示ですから、遅れを気にすることはありません。
 高橋祥調教師も「今日も馬場は重かったですからね。ラストは無理をさせませんでしたが、むしろ真っ直ぐにいいフォームで走っていましたよ。馬体のハリも上々ですし、前走を使っての上積みを感じます」と状態アップを強調していました。
 なお、本日28日(木)は北馬場の角馬場でダクとハッキングを消化していました。次走は、来週の中山土曜9R「黒松賞」芝1200mとなっており、ジョッキーは「函館2歳S」以来、2度目のコンビとなる大野騎手の予定となっています。 (11/28)

今週の出走を予定しているウインイルソーレは、週末1日(日)に坂路で4F55秒1、ラスト1F12秒8という時計を持ったままで計時し、軽快な動きを見せていました。
 レースへ向けた最終追い切りは、昨日4日(水)に坂路にて行われました。相手は、古馬500万下エスユーハリケーンで、イルソーレが追走してスタート。行きっぷりがいいイルソーレは、馬なりのままグイグイ進み、ラスト1Fでは相手を射程圏内に。そこからは一杯に追われる相手を持ったままで置き去りにし、最後は1馬身の先着を決めています。
 騎乗した調教厩務員は「まだまだ余裕がありましたし、非常にいい動きでしたよ。体調もすこぶるいいです」と笑顔で馬上から報告していました。
 また、高橋祥調教師は「前走を叩いてさらに良くなった印象です。今日は時計も優秀だし、動きも合格点。いい状態でレースを迎えられそうです」と笑顔で状態を説明。最後に、「小脚が利くタイプではないので、1200mであまり前半に急かし過ぎるとラストは止まってしまうかもしれませんが、道中抱えたままうまく流れに乗れれば、チャンスはあるはずです。このいい状態を生かしたいですね」と意気込みを語っていました。
 そして本日5日(木)は追い切り明けですが、北馬場の角馬場で乗り運動が行われ、午後からの出馬投票で今週の中山土曜9R「黒松賞」芝1200mに大野騎手で出走が確定しています。前走でこのクラスにメドは立てましたし、道中うまく脚を溜められれば、ラストはジリジリと伸びてくるはず。勝ち上がりに期待です。 (12/5)

先週の中山「黒松賞」では前半はポジションを下げたものの、最後はいい脚を使って4着に食い込んだウインイルソーレ。高橋祥調教師は「あの3コーナーで挟まれるところがなければ、間違いなく勝ち馬に肉薄していましたからね。前半は無理せず行かせれば脚を使えることは分かりましたし、差し脚も板についてきましたね」と笑顔でレースを振り返っていました。
 レース後は、疲れもダメージもなく、昨日11日(水)から乗り始め、本日12日(木)も北馬場でダクとハッキングを行っていました。
 高橋祥調教師は「競馬場に行くとピリッとしたところはあるんですが、普段は本当に手が掛からないんです。オンとオフがキッチリできるタイプで、この点は大きなアドバンテージですね。最近は馬っぷりが良くなってきて成長を感じます。早いうちに500万クラスを突破させたいですね」と話していました。
 次走は中1週で来週の中山土曜9R「クリスマスローズS」芝1200mに格上で出走を予定していますが、おそらくそこはほぼ1勝馬同士のレースとなることが予想されているため、出走枠はありそうです。なお、ジョッキーは柴田大騎手の予定となっています。 (12/12)

今週の出走を予定しているウインイルソーレは、昨日18日(水)に坂路にて最終追い切りがかけられました。相手は2歳500万下マイネルゾンネで、イルソーレが4馬身ほど追走でスタート。馬なりのままジワジワと差を詰めると、ラスト1Fではマイネルゾンネのすぐ後ろまで迫ります。最後は一杯に追われる相手を尻目に、鞍上が軽く仕掛けた程度で併入となっています。ラスト1Fは余力を残して12秒2という時計ですから、引き続き状態は良さそうです。  高橋祥調教師は「いいねぇ」とひと言。続けて、「前走でも良かったけど、今回も凄くいいですね。今は非常に充実しているのでしょう」と笑顔で語っていました。最後に「オープンといっても1勝馬がほとんどという組み合わせ。ここ2戦の末脚はしっかりしていますし、展開次第では勝ち負けまで持っていっても不思議ではありませんよ」と控えめながらも自信を覗かせていました。  そして本日19日(木)は追い切り明けですが、北馬場の角馬場で調整され、午後からの出馬投票で今週の中山土曜9R「クリスマスローズS」芝1200mに柴田大騎手で出走が確定しています。前回は3コーナーでポジションを落とさなければ勝ち負けは必至でした。状態は引き続きいいので、格上挑戦でも勝利の期待が高まります。 (12/19)

柴田大知騎手 背中の感触が良く、柔らかい動きをするので、非常にいい馬だなというのが第一印象でした。スタートは抜群に速かったですが、前2回のVTRを観て、末脚がしっかりしている印象を受けましたので、前半は無理をさせませんした。ただ、大外枠が痛かったですね。内枠だったらもっと前で競馬ができたと思います。それでも、勝負どころでも余力は十分に残っていましたし、外々を上がっていこうとしたら、悪くなっている馬場に脚を取られてしまったんです。4コーナー手前ではガクンとバランスを崩す場面も。昨日までの雨が残っていて今日はかなり緩い馬場でしたから、そういう馬場は合わないのでしょう。直線でも一度もガツンと来ることなく、ジリジリとレースを終えてしまいました。良馬場だったらキレる脚を使えていたと思いますよ。このクラスでも十分やれそうですし、近いうちにチャンスは来るはずです。

高橋祥調教師 今日は馬場に尽きますね。パトロールを観たら、つんのめるようにバランスを崩していましたから。跳びがキレイな馬だから、こういう馬場がどうかなと思っていましたが、その不安が的中してしまいました。今後については、中1週で使いましたし、あまり押せ押せで無理はさせない方がいいでしょう。先のある馬ですし、一旦ひと息入れたいと思っています。

押田の目 前回が絶好調という状態でしたが、今回もその時と同じくらいの状態を維持していました。展開さえ向けば、勝ち負けまでという期待を持っていましたが、悪化した馬場に脚を取られてまったく力を出し切れないという結果。初勝利の時も少し馬場は渋っていましたが、あの時の東京はまだ下が掘れるほど悪くなっていませんでしたし、今日のように緩くなってしまった馬場はイルソーレ向きではないのでしょう。時計が掛からないとダメなタイプですが、馬場は悪くなっては欲しくないというので、今後も色々条件が重なり合わないと勝利を挙げるのは厳しくなりそうですが、うまく嵌りさえすれば500万下を勝てる力を持っていることは間違いありません。今後は放牧に出す予定ですが、なんとか古馬との対戦の前に2勝目を挙げたいところです。(12/21)

年末の中山「クリスマスローズS」では緩んだ馬場に脚を取られて末脚爆発とはならなかったウインイルソーレ。その後は、予定通り25日(水)に北海道のコスモヴューファームへ向けてトレセンを出発しています。
 高橋祥調教師は「北海道でも、まだ昼夜放牧ができるタイミングでしたからね。先のある馬ですし、ここでひと息入れることは間違いなくプラスでしょう。500万下にはメドは立っていますし、3歳限定のうちに必ず2勝目を挙げます」と語っていました。(1/3)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昨年26日(木)に到着後、数日間昼夜放牧を行い、その後は乗り込みを再開。坂路を2本のメニューで乗り込みを再開しています。担当者は「昼夜放牧で疲労は抜けてきた印象です。乗り込み再開後も順調ですし、いい意味で以前と変わりない動きができています。来週、再来週とそれぞれ追い切りを行い、仕上がり次第では2月の入厩を目指せそうです」と話していました。(1/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、今週15日(水)には坂路の2本目に追い切りがかけられました。担当者は「1本目のキャンターは硬いフットワークでしたが、2本目の追い切りでは、しまい重点の内容で、ラストもしっかりと反応してくれました。馬体は増えていますが、状態も上がってきた印象ですし、良い休養効果を感じます」と話していました。なお、本馬は再来週にもトレセンへ帰厩する予定です。(1/17)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、今週22日(水)にはウインフェニックスとの併せ馬で追い切りも消化しています。担当者は「しまいは少し苦しくなって左にモタれる面を見せていましたが、全体的には体をしっかり使ったフットワークで、動きは良かったです。十分に仕上がった印象ですし、あとはトレセンへ入ってから何本か追い切れば、初戦から力を出してくれると思います」と話していました。なお、本馬は来週にもトレセンへ帰厩する予定です。 (1/24)

前走後は北海道に放牧に出いていたウインイルソーレが、28日(火)の検疫で美浦トレセンへ帰厩しています。昨日29日(水)、本日30日(木)ともに北馬場で乗り運動を行っていましたが、軽快な動きを見せていました。
 高橋祥調教師は「元々、どこが痛いとか、大きく疲れがあったというわけではなかったですからね。そんなに長い放牧にはなりませんでしたが、今の雰囲気は凄くいいですよ。体はフレッシュな感じで、馬体は大きく見せ、気持ちも適度に乗っています。北海道だったので、毛が長くなって帰ってくるかもしれないと思っていましたが、そういうところもないんです。体調面もいいのでしょうね。非常にいい休養になったと感じます」と笑顔で話していました。
 次走は、2月16日、東京日曜6R芝1400mに出走を予定しています。(1/30)


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重 賞金
2013/06/01  新馬  東京 5R
13 9 9 8 54 三浦皇 芝1400 HG 1:24.9 0.7 35.2 478
06/22
 未勝利
 東京 1R
14
7
5
1
54
三浦皇
芝1600

@@
1:36.6
0.0
36.3
474
500.0
07/21
 函館2歳S(G3)
 函館11R
16
5
14
10
54
大野
芝1200

EE
1:11.1
1.5
36.8
482

08/10
 コスモス賞(500万下)
 函館10R
14
3
9
7
54
丸太
芝1800

ABBC
1:53.1
1.4
37.4
480

10/12
 プラタナス賞(500万下)
 東京 9R
16
15
16
16
55
三浦皇
ダ1600

@@
1:42.3
4.2
42.6
472

11/17
 からまつ賞(500万下)
 東京 9R
11
2
10
5
55
武士沢
芝1400

BB
1:22.5
0.5
34.9
476
95.0
12/07
 黒松賞(500万下)
 中山 9R
14
10
5
4
55
大野
芝1200

JK
1:09.9
0.6
35.5
476
140.0
12/21
 クリスマスローズS(OP)
 中山 9R
16
16
6
9
55
柴田大
芝1200

JH
1:10.4
0.9
35.6
480

2014/02/24
 500万下
 東京 6R
16
16
12
8
56
三浦皇
芝1400

KM
1:23.2
1.2
34.0
480

03/02
 500万下
 中山 7R
14
1
7
7
56
柴田大
芝1200

MJ
1:12.0
1.1
35.5
482

03/29
 500万下
 中山 6R
16
16
5
5
56
岩田
芝1200

OI
1:09.7
0.4
34.3
480
72.0


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