ウインゼーヴィント



ウインゼーヴィント
 黒鹿毛 2011.2.3

2013年11月撮影
ハーツクライ
  鹿毛 2001
サンデーサイレンス
  青鹿毛  1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well
Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス
  鹿毛  1990
トニービン カンパラ
Seven Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
パシフィーク
 黒鹿毛 2005
ウォーエンブレム
 青鹿毛  1999
Our Emblem
Mr.Prospector
Personal Ensign
Sweetest Lady
Load at War
Sweetest Roman
キューティブロンド
 栗毛  2000
トニービン カンパラ
Seven Bridge
ブラッシングブロンド Al Nasr
Dynamite Blond
兄弟・近親
近親 Heavenly Valley


近親 Try Something New
近親 Somethingdifferent
米3勝、ヴァンダルS(CAN3)、シェイディ ウェルS(CAN3)、オンタリオ ラッシーS(CAN3)、VikutoriaS(CAN2 2着)、ファンフルルーシュ(CAN3 2着)
米10勝、スピンスターS(G1)、ビウィッチS(G3)
英独米7勝、モエ&シャンドン レンネン(G2)。種牡馬

 
近況
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。現在は昼夜放牧を行っています。最近は少し反抗的な面が出てきており、馬房から出す際になかなか出てくれなかったり、引き馬をしている時も時折反抗するようになってきました。生産牧場からこちらに移動してきた時は左トモの蹄が裂蹄気味でしたが、時間の経過とともに蹄が伸び、今は気にならないぐらいにまで回復してきました。(7/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。現在は昼夜放牧を行いながら、馴致を行っています。タオルパッティング(タオルでバサバサと音を立てて馬体に触れ、触られることに慣れさせること)、胴締め(ベルトのようなものを腹に巻く作業)を終了し、近々鞍付けに移行する予定です。最近は馴致による疲れもあるのかだいぶおとなしくなった印象で、人に対して反抗する面もなくなってきました。また、左トモの蹄は順調に伸びており、裂蹄はほとんど気にならなくなりました。(8/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。鞍付けを終了したことから、現在は昼夜放牧を行いながら、ダクとキャンターの騎乗運動をこなしています。馬体が大きいため、ストライドも大きく、そのぶんスピード感は感じさせませんが、他の馬たちよりもパワーは勝っている印象です。左トモの蹄は伸びて、裂蹄は良化傾向にはありますが、ケアは続けており、蹄油を塗って昼夜放牧に出しています。(9/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。9月18日にメイン厩舎への移動を完了、坂路コースのスクーリングを終え、現在は坂路をキャンターにて1本と昼夜放牧を行っています。左トモの裂蹄は完治までもうひと押しというところですが、蹄鉄を履かせなくても問題ない程度で引き続きケアしています。担当者は「体が大きい割には意外と素軽い動きを見せています。大跳びでまだ体を使いきれていない印象もありますが、今後筋肉が乗ってくれば走りもしっかりしてくると思います」と話していました。今後もしばらくは同じ調教メニューで乗り進めていく予定です。(10/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。10月一杯は坂路調教を行っていましたが、11月1日(木)からは昼夜放牧のみのメニューで休養させています。大きな馬体ですが、脚元の造りはしっかりしており、これまでにも不安が出たことはありません。担当者は「フットワークが大きく、動き自体は悪くありませんが、まだ自分の体を持て余している印象で手先の重さを感じます。ただ、乗り手によってはかなりの感触を受けている者もいるように、素質の高さは感じる馬です」と話していました。(11/9)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路をキャンターにて1本とパドック放牧を行っています。先週一杯まで2〜3週間ほど昼夜放牧で成長を促してきたことで馬体は更に大きくなりました。休み明けの11日(火)の坂路調教でも、全身を使ったストライドで余裕のある走りを見せていました。担当者は「俊敏というイメージではありませんが、トモがしっかり入るフットワークで走りはダイナミックです」と話していました。(12/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで調整を進めています。坂路調教では全身を使ったダイナミックな動きを見せています。担当者は「もう少し動きにキレが欲しい印象ではありますが、どちらかというと持続力のある脚で勝負するタイプですから、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。乗り込む毎にスタミナが備わってきた印象です」と話していました。 (1/11)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでいます。トビが大きく俊敏さにこそ欠けるものの、調教では水準級の動きを見せています。担当者は「馬体のバランスや筋肉の付き方は明らかに良化してきています。それに伴って、坂路の2本目もしまいまでタレることなくしっかり駆け上がれるようになってきました。また、パワーやスタミナは他の馬には負けないこの馬の長所です」と話していました。(1/25)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでいます。12日(火)には古馬の追い切りの後ろを付いていきましたが、まずまずの動きを見せていました。能力は感じられる馬ですが、調教駆けする馬と併せると遅れを取ってしまうこともしばしばあります。担当者は「馬体は更に成長している印象で、ストライドの大きいフットワークを見せています。坂路ではそこまで動くタイプではありませんが、平坦コースになればもっと動けそうです」と話していました。(2/15)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでいます。馬体が成長し、見た目の印象はグンと上向いてきました。担当者は「トモにもっと力強さが加わってほしいところですが、ストライドの大きいフットワークで走る姿は悪くありません。脚元は丈夫ですし、ここまでは特に不安もなく進められています」と話していました。

 パシフィークの11の競走馬名は、「ウインゼーヴィント/Win Seewind」に決定いたしました。ドイツ語で『海風。母名の響きから連想』の意味です。
(3/8)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。体重の割に馬体の線が細く映る現状ですから、もう少し馬体重を増やしてドッシリとしてほしいところです。担当者は「背中の使い方は以前よりも良くなってきたように進歩を感じますが、まだ非力に感じるぐらいの走りなので、もう一段階パワーアップしてほしいですね。これから良くなってくると思います」と話していました。なお、馬体重は今週測定で486キロでした。(4/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。坂路コースよりも平坦のトラックコースのほうが、いい動きを見せています。担当者は「恵まれた馬格で馬体の良さは光りますが、現状ではまだ見た目ほどの力が付ききっていない印象です。それでも今は成長途上の段階ですから、これからパワーが付いてくると思います」と話していました。なお、馬体重は今週測定で486キロでした。(4/26)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。相変わらずトラックコースでは大きなストライドでダイナミックな走りができていますが、担当者は「この馬の成長曲線を考えても、早くからというタイプではありませんからね。もう少し乗り込んでから送り出す形がベストでしょう」と話していました。なお、馬体重は今週測定で496キロでした。(5/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。成長とともに体格自体も大きくなり、馬体の線もだいぶふっくらとしてきました。担当者は「順調に乗り込めていますし、ゲートも今のところ問題ありません。長い距離が合っていそうなタイプですから、もう少し時間を掛けながら中長距離番組が豊富に組まれている時期に送り出したいですね」と話していました。なお、馬体重は今週測定で504キロでした。(5/24)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。まだトモに力が付き切っていない分、二の脚があまり速くなく、スピードに乗るまでに時間が掛かるところがあります。担当者は「もう少しスッとスピードに乗れるようになってほしいところですが、やはり平坦のトラックコースではこの馬の良さが出ています」と話していました。(6/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「現状、調教の動きは大きく変わったところはなく、もう少しピリッとしてきてほしいところです。今週24日(月)には上原調教師が視察に訪れ、入厩時期も相談しましたが、『もう少し時間を掛けてから入厩を考えていきましょうか』と方針が決まっています」と話していました。(6/28)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。他の馬に混じっての坂路調教ではどうしても遅れがちですが、担当者は「ウチのように急勾配な坂路は向かないタイプですから、モタモタした動きになってしまうのも仕方のないところです。平坦コースでは坂路以上の動きを見せていますし、ゲートに関しても、もし仮に今ゲート試験を受けたとしても合格できるレベルにありますよ」と話していました。(7/5)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「調教の動き自体は大きな変化はなく以前から平行線といった印象です。馬体はいいものを持っていますが、まだその体を使いきれていないというのが現状ですね。もう少し時間を掛けて乗り込んで行きましょう」と話していました。(7/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「乗り込みは非常に順調に進んでいますが、坂路での動きはまだもっさりとした印象で、もう少し変わってきてほしいところです。まだトモには緩さが残っていますが、成長ととも動きも変わってくると思いますから、じっくりと進めていきます」と話していました。(7/19)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「今週も坂路で追い切りを行いましたが、動きはもうひとつといったところでした。現状ではピリッとした脚が使えていませんし、なかなか変わってきてくれません。まだ成長途上という印象ですし、これからの馬だと思います」と話していました。(7/26)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。順調に乗り込みを進めていましたが、先週末28日(日)には下痢が見られ、その後、左トモに腫れの症状が確認されました。担当者は「診断の結果、代謝が落ち、血行が悪くなっていることが分かりました。調教を進めてきたことによる目に見えない疲れが出たのか、夏負けの影響か、原因は定かではありませんが、一時的に体調を崩してしまったようです」と症状を説明しています。現在は青草放牧を行いながら、脚元の腫れの様子を見ている段階です。(8/2)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、青草放牧を行っています。時間の経過とともに体調は戻ってきた印象で、下痢は治まり、左トモの腫れも気にならない程度まで回復してきました。もうしばらくは放牧のみで経過を観察していきますが、この後も順調であれば乗り込み再開も視野に入れていきます。(8/9)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週一杯で昼夜放牧を切り上げ、今週からは坂路での乗り込みを再開しています。担当者は「体調が改善してきたため乗り込みを再開しました。その後も順調そのものです。以前と変わらない動きを見せているようにもう心配は要らないでしょう。今後は徐々にペースを上げていく予定です」と話していました。(8/16)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。一時期の不調は脱した様子ですが、乗り出して間もない時期ですから、まだ強めの追い切りは行っていません。担当者は「以前と変わった様子もなく順調です。馬の状態次第ではありますが、今後は少しずつピッチを上げていきます」と話していました。(8/23)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「まだ全体に緩さがある影響もあり、大幅な変わり身はありませんが、乗り込んでいけば良くなりそうな雰囲気は持ち合わせています。徐々に追い切りも行いながら、良化を促していきたいと思います」と話していました。(8/30)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「順調に乗り込めていますが、相変わらず速い脚に欠ける印象で、動きはあまり目立ってきません。だいぶ動ける体つきにはなっているはずですが、あまり変わってこないところを見ると実戦タイプなのかもしれませんね。最低でもあと1ヶ月ほどはこちらでの乗り込みに専念していきます」と話していました。 (9/6)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「引き続き、追い切りもこなしながら順調に進めています。今週は上原調教師が視察に来られ、『10月頃の入厩』ということで話がまとまっています。まだピリッとした動きができていないのが現状ではありますが、入厩する頃にはできるだけ状態を上げて送り出したいですね」と話していました。(9/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。また今週17日(火)には坂路で15〜15秒を行いました。担当者は「動きには大きな変化もなく平行線という印象ですが、入厩できる態勢は整ってきました。もしかしたらこういうタイプは実戦型なのかもしれませんね」と話していました。なお本馬10月上旬にもトレセンへ入厩する予定です。 (9/20)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「相変わらず坂路ではあまり動いてくれませんが、最後まで脚が上がることはなく持続して脚を使えるという特徴の持ち主です。ここまで順調に乗り込めてきましたし、あとは無事に送り出せるようスタンバイしておきます」と話していました。なお本馬は来週か再来週にもトレセンへ入厩する予定です。(9/27)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「移動も近いので、現在は坂路を軽めのペースで上がらせています。大きく変わったところこそありませんが、順調に調整できているのがなによりです」と話していました。なお、本馬は来週か再来週にもトレセンへ入厩する予定です。(10/4)

ウインゼーヴィント(父ハーツクライ、母パシフィーク)が、本日10日(木)に美浦トレセン・上原厩舎へ入厩を果たしています。初めての長距離輸送でしたが、輸送熱もなく、元気一杯な姿で上原厩舎の馬房に収まっています。
 上原調教師は「跳びが大きい馬で、コスモヴューの坂路では動けなかったようですが、あのフットワークは間違いなく平地の方が生きるはず。こちらのコースでの調教でどういう動きを見せてくれるかですね」と語っていました。
(10/10)

先週10日(木)に入厩したウインゼーヴィントは、週末からゲートを通す練習を行っていますが、寄り付きや枠内静止は問題なくこなしていました。上原調教師は「輸送も問題なくこなしてくれましたし、気性的には非常に大人しい馬なので、こちらの環境にもすぐに順応してくれました。トモの繋ぎが緩く、トモ全体に力が入らない状態ですが、その辺りを頭に入れながら少しずつ進めていきます」と入厩後の状態を説明していました。
 今週は昨日16日(水)は台風による影響から、軽めの乗り運動のみにセーブされ、本日17日(木)は北馬場でゲート練習を行っていました。 
 騎乗した調教助手は「トモは緩いは緩いですが、聞いていたほどではありませんし、これくらいなら大丈夫だと思いますよ。普段は大人しいですが、跨ると気合も入りますし、雰囲気は悪くありません。ゲートも問題ありませんでしたしね。あとは試験を受かった後、速いところを乗ってどういう動きを見せるかですね」と語っていました。
 今日のゲート練習は手開けで出すところまででしたが、特に問題はありませんでしたので、明日は本格的な飛び出しの練習を行い、そこで問題なければ来週にも試験を受ける予定となっています。
(10/17)

ゲート試験合格を目標に調整を進めているウインゼーヴィントは、昨日23日(水)は北馬場でゲート練習を消化していました。寄り付き、枠入り、枠内静止はまったく問題ありませんでしたが、スタートに関しては、トモが緩いだけに抜群のスタートダッシュとはいきません。それでも「明日、試験を受けてみましょう」と上原調教師はゲート試験受験を決めています。
 そして本日24日(木)は初めてのゲート試験に臨みます。枠入りはスムーズで、枠内で待たされてもまったく動じることはなくジッとしています。しかし、スタートは出てはいるものの、かなりゆっくりで二の脚も速くありませんでした。それでも、大きく出遅れたわけではなく、ギリギリ合格かと思われましたが、試験官からは「もう一度来てください」と言われてしまい、不合格が言い渡されました。
 上原調教師は「どうしてもトモの繋ぎが緩く力が入らないものだから、ビュッと出られないんです。こういうタイプですから、今後も抜群にスタートが速くなるということはなさそうです。気性的にはおっとりしていて中での動作などはまったく問題ないんですけどね。でも、今日もギリギリのところでしたし、明日もう一度試験を受けてみましょう」と明日の再受験を決めていました。
(10/24)

ウインゼーヴィントは、本日25日(金)に2度目のゲート試験を受け、合格をもらっています。丹内騎手騎乗で枠入り、枠内静止は無難にこなすと、スタートは2度とも速くはないものの、昨日以上には出ていました。
 上原調教師は「トモがこういうタイプなので、スタート後は今後もモタつくかもしれませんが、とりあえず合格できてホッとしています」と胸を撫で下ろしていました。
 それでも、「ただ、ここまで根詰めてやってきたことで馬体が減ってきたのと、トモの繋ぎにクモズレが確認されています。この二点の回復のため、一旦放牧に出させて下さい」と放牧を決断しています。
 なお、ゼーヴィントは明日26日(土)に茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出る予定となっています。(10/25)


茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。クモズレに関しては、すぐに回復しましたので、29日(火)から坂路での調教を再開しています。担当者は「とにかくトモが緩いですね。ウチの坂路は急勾配なため、余計にトモに負担が掛かるので、一気にペースを上げることは難しいでしょう。馬体に関しては、カイバもしっかりと食べていますし、見た目にも細い印象はありません」と話していました。 (11/1)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路をキャンターにて4本というメニューを消化しています。担当者は「誰が乗っても『トモが緩い』という言葉が出ていますし、一気にスピードには乗れません。トモの繋ぎが緩く、踏ん張りが利かないというのが現状です。それでも、このまま進めていってパンとしてくる時を待つしかありませんからね。明日は追い切りを行う予定でいます」と話していました。なお、本馬は来週か再来週にはトレセンへ帰厩し、コースを中心に進めていく予定です。(11/8)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路をキャンターにて4本というメニューを消化しており、週末、今週と2本の追い切りを行いました。担当者は「先週末は縦列の後ろからの追い切りでしたが、まったくついていけず、馬群から離され、目一杯で15秒も出せませんでした。ですので、今週は併せ馬を行ったところ、なんとかついていって15秒が出ていましたが、とにかくトモが緩く、現状ではこれが精一杯というところなのでしょう。あとはトレセンで平地を中心に進めていってどう変わるかですね」と話していました。なお、本馬は来週にはトレセンへ帰厩の予定となっています。(11/15)

明日23日(土)に茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田を退厩、美浦・上原厩舎へ帰厩の予定です。19日(火)には15〜15秒の追い切りを行いました。担当者は「火曜日は併せ馬にしましたので、なんとかついていけましたが、一杯一杯であったことは確かです。促してあげると前へ前へという気持ちは出てくるのですが、いかんせん体がついてこないというのが現状です。急勾配の坂路だと余計に動けないところはあるので、あとはトレセンで平地を中心に追い切ってどう動きが変わってくるかでしょう」と話していました。(11/22)

ゲート試験合格後、クモズレのため放牧に出ていたウインゼーヴィントが、週末23日(土)に美浦・上原厩舎へ帰厩しています。今週は昨日27日(水)、本日28日(木)ともに北馬場でキャンター調整が行われていました。
 上原調教師は「牧場でもトモの緩い繋ぎが影響してまったく動けなかったようですが、坂路だと厳しいのは間違いないですからね。週末から乗っている助手は『緩さはあるけど、悪くありません』と報告していますし、なんとか平地の追い切りで変わって欲しいところです」と変わり身に期待していました。
 週末からピッチを上げ、来週はWコースでの追い切りを予定しています。
(11/28)

ウインゼーヴィントは、先週末1日(土)にWコースにて半マイルから軽めの追い切りがかけられています。時計的には目立たないところですが、「騎乗者は『動きは悪くなかったですし、トモも言われているほどではありません』と言っていました。マズマズの滑り出しです」と語る上原調教師でした。
 昨日4日(水)は北馬場でキャンターを消化し、本日5日(木)はWコースにて併せ馬で追い切りがかけられました。丹内騎手が騎乗し、相手の2歳新馬ウインクラージュとともに行き出すと、ゆったりとしたペースで進みます。勝負どころでもそこまでペースが上がらず、2頭とも馬なりで直線に向かいますが、最後はゼーヴィントが持ったままでスッと1馬身ほど前に出たところがゴールでした。
 上原調教師は「時計的にはかなり遅いので、まだまだ評価は下せませんが、思いのほか動きは良かったですよ。丹内騎手も『ゲート試験の時より雰囲気が良くなっています』と成長を認めていました。トモが緩いのは相変わらずですが、それでも坂路よりも平地の方が動きやすいのでしょう。あとは、来週から時計を詰めていく予定ですので、そこでどれだけ動けるかですね」と来週の追い切りに注目とのことでした。
 なお、デビュー戦は来週の追い切り次第ですが、12月22日、中山日曜4R芝2000mが候補として挙がっています。
(12/5)

来週のデビューも視野に入れているウインゼーヴィントは、昨日11日(水)は北馬場でキャンターを消化し、本日12日(木)に大野騎手の騎乗でWコースにて追い切りがかけられました。相手は共に2歳新馬のウインクラージュとプラチナムーンで、前を行く2頭をゼーヴィントが大きく追走するという形でスタート。道中はそこまでペースが上がらなかったため、ゆったりと進みますが、直線では最内に進路を取り、3頭共に追い出しに掛かります。そこでスッと反応したのはゼーヴィントで、ラストは余裕を残したまた12秒4という時計を計時。プラチナムーンに1馬身半、クラージュに3馬身の先着を決めていました。
 大野騎手は「ラストの反応は悪くなかったですよ。確かにトモはかなり緩いので、スタート後のダッシュがどうかというのはありそうですが、2000mという距離なら前半に無理をさせなくて済みますからね。ジックリ進められる距離は合っていると思いますし、いいところはある馬だと思いますよ」と好感触を得ている様子でした。
 また、上原調教師は「前半はまだ動けない2頭に合わせたので、全体の時計は遅くなりましたが、それでもラストの反応は思いのほか良かったですね。やはり平地の方が動けるのでしょう。これなら来週行けそうですね」と来週の中山日曜4R芝2000mにゴーサインを出しています。なお、ジョッキーは今朝の追い切りにも乗った大野騎手に決まっています。
 「レースを使いながらさらに良くなってくるのでしょうが、ここ数週の良化っぷりには目を見張るものがあります。来週までにはさらに良くなるはずです」と上積みに期待する同調教師でした。
(12/12)

いよいよ今週末にデビューを控えるウインゼーヴィントは、昨日18日(水)にWコースにて最終追い切りがかけられました。相手は共に新馬のレディシャングリラとプラチナムーンで、ゼーヴィントとプラチナムーンが併走で先行し、内田騎手騎乗のレディシャングリラが後方から追走する形でスタート。前半はゆったりとしたペースでしたが、スムーズに進み、勝負どころでも手応えは十分で、直線では鞍上が抑える余裕があったほど。最後は仕掛けられたレディに僅かに遅れましたが、向こうは体重が軽いジョッキーが乗っていましたし、こちらは持ったままで余力はたっぷりですから、遅れも気にすることはありません。
 騎乗した調教助手は「手応えには余裕はありましたし、動きは悪くなかったですよ。確かにトモは緩いは緩いですが、いいモノは感じますよ。あとはスタミナがあるので、トモの緩さとも考えると距離は2400m、いや3000mくらいあってもいいかもしれませんね」と笑顔で感触を語っていました。
 また、上原調教師は「全体の時計は遅かったけど、最後まで余力はありましたし、動きも少しずつ良化してきましたね。やはりあのトモでは坂路では動けませんし、平地でこそなのでしょう。あとは競馬の芝の速いペースになった時がどうかも、この感じなら悪い競馬はしなさそうです。それでも、使いながらという印象ですし、まずは無事にレースを終えて次に繋げたいですね」と控えめに話していました。
 そして本日19日(木)は軽めの運動で終始され、午後からの出馬投票で今週の中山日曜4R芝2000mに大野騎手で出走が確定しています。追い切りを重ねつつ状態は上向いてきましたし、好レースを期待したいところです。(12/19)

大野拓弥騎手 追い切りに跨った時もトモの緩さは感じていましたが、それでもWコースでの動きは悪くなかったですからね。でも、そういうタイプなので、スタート後にスピードに乗れないだろうとは予想していました。しかし、その予想とは反していい位置が取れて、道中も手応えは悪くなかったですよ。ただ、勝負どころでペースが上がってからは、反応できませんでした。まだ前と後ろのバランスが悪く、バラバラな走りになってしまっていますし、トモが踏ん張れないので、余計にラップが速くなると厳しいのでしょう。それと、最後の坂でバタッと止まったように、やはりこのトモでは坂はキツイのでしょう。それでも、レースを使いながらトモの緩さも良化してくるでしょうし、先々は良くなってくると思いますよ。

上原調教師 想像以上にいいポジションが取れましたね。ただ、やはり危惧していたように、ペースアップのところで遅れてしまいました。トモが緩く、踏ん張りが利かないので、現状ではああいう形になってしまうのは仕方ないでしょう。いずれにせよ、レースを使いながら良くなってくるとは思っていましたし、ここを叩いての良化に期待したいところです。

押田の目 トモの繋ぎが極端に緩く、後肢の踏ん張りが利かないというのが現状です。坂路では15〜15で精一杯だったように、坂では苦しくなってしまうというのは仕方ないところです。それでも、平地では軽快な動きを見せていましたし、決して能力が足りないわけではないと感じます。まずは年内にデビューできたことをプラスに捉えて、今後レースを使いながらトモが良化してくるのを待ちたいと思っています。次走に関しては、年明けの芝のレースが選択肢に入っています。(12/22)

年末の中山では、道中はいい位置につけられたものの、勝負どころから遅れだし、最後の坂でバッタリ止まってしまったウインゼーヴィント。レース後は、馬体にダメージはありませんでしたが、芝のレースは間隔を空けないと使えないことから、年末26日(木)に茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出ています。
 上原調教師は「平地での調教は少しずつ良くなってきていましたが、実戦ではまだまだでしたね。それでも、レースを使いながらトモも少しずつパンとしてくるでしょうし、これからの馬ですよ」と今後の変わり身を期待していました。(1/3)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。年末26日(木)に移動後は、ウォーキングマシンのみでレースの疲れを癒していましたが、4日(土)から乗り始め、現在は坂路をキャンターで3本〜4本というメニューを消化しています。担当者は「脚元などに大きなダメージはなく、すぐに乗り始めています。しかし、トモのクタクタ感は相変わらずで、坂路ではあまり動けませんね。これはすぐに変わるものではないので、こちらではこういう感じで進めるしかありません。ただ、馬体に関しては、一度競馬を使ったことで、かなり引き締まってきた印象です」と話していました。(1/10)


茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路をキャンターでにて4本というメニューを消化しています。担当者は「やはりこのトモですから、坂路は苦しそうなところは変わらないですが、それでもデビュー前のバタバタの動きよりは良くなってきていますよ。馬体も引き締まってきて、体力も強化されてきた印象ですから、その辺りが影響しているのだと思います。来週からは追い切りも始め、帰厩へ向けて進めていきます」と話していました。(1/17)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路をキャンターで4本というメニューを消化しており、22日(水)にはハロン15秒の追い切りを行いました。担当者は「ハロン15秒を切るくらいのラップでしたし、併せた馬に初めて先着を果たしました。ただ、相手もあまり坂路で動けない馬ですから、手放しに喜べるわけではありませんけどね。それでも、デビュー前より明らかにトモに力がついてきていますし、成長を感じます。明日も追い切りを行う予定でいます」と話していました。(1/24)

茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。引き続き、坂路をキャンターで4本というメニューを消化しており、29日(水)は15〜15秒の追い切りも行っています。担当者は「今回の追い切りは普通の馬が相手だったので、さすがに遅れてしまいましたが、それでもデビュー前よりは明らかに動けています。少しずつ芯が入ってきている印象ですし、体力面でも向上を感じますよ。少し気になるのは右トモの繋ぎにケイクンがあることで、ゼーヴィントは特に繋ぎが緩いので、乗っているとどうしてもこすれてしまって治りが遅いんです」と話していました。(1/31)


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重 賞金
2013/12/22  新馬  中山 4R
13 6 10 15 55 芝2000 FFFK 2:08.4 2.8 38.4 494
03/02
 未勝利
 小倉 4R
18
15
18
18
55
大野
芝2000

BBLP
2:10.2
8.7
43.2
496


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