ウインリバティ



ウインリバティ
 黒鹿毛 2011.4.24

2013年5月撮影
ダンスインザダーク
 鹿毛  1993
サンデーサイレンス
  青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ダンシングキイ
  鹿毛  1983
Nijinsky Northern Dancer
Flaming Page
Key Partner Key to the Mint
Native Partner
フリーヴァケイション(米7勝)
 鹿毛  1996
Fly So Free
  栗毛 1988
Time For a Change
Damascus
Resolver
Free to Fly
Stevward
Dancing Lark
Miami Vacation
  栗毛 1988

Far North
Nortyhern Dancer
Fleur
Decision Resound
School Board
兄弟・近親
半姉 モレーンレイク(2005 フサイチコンコルド)
半姉 シャルルヴォア(2007 スペシャルウィーク)
半兄 ケーヤ(2008 ハーツクライ)
半姉 ソーテルヌ(2009 アグネスタキオン)
半姉 ロストインユー(2006 フジケセキ)

近親 Exit to Rio
近親 アプサラ
1勝
3勝、三田特別
佐賀(公)1勝
未勝利(現)
未勝利(現)

英・米7勝、Hasta La Vista H、Wild H3着
2勝、雲雀ヶ原特別、新潟(交)1勝

 
近況
北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。 現在は昼夜放牧を行っています。性格がどっしりしており、人の指示にも従順です。いい意味で特徴がないと言えるタイプで手を焼かせることも一切ありませ ん。ストライドが大きい走法ですが、もう少し走りにバネが出てくるとさらに良くなってきそうです。(7/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週末4日(土)の集牧時に左ヒザの腫れが見つかり、念のためレントゲン検査を行いましたが、骨に異常は ありませんでした。7日(火)まではパドック放牧で様子を見て、痛みがないことが確認されたことで翌日からは再び昼夜放牧を始めています。牧場内を馬運車 で移動することもありますが、乗り降りは難なくこなしていているように性格はとても従順です。(8/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き昼夜放牧を行っています。4週間ほど前に放牧中に他の馬に胸前を蹴られてしまったことから、そこ が大きな腫れとなり、その傷口の切開を行いました。治療のおかげで今は傷口も小さく目立たなくなっており、あとは腫れが引いてくれば心配はありません。馴 致を行う時期については怪我の治り具合を見ながら判断していきます。(9/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。鞍付け、ドライビングを終了し、現在は昼夜放牧に加え、ロンギ場にてダクと軽めキャンターを乗っていま す。胸前を蹴られたことによる外傷はすっかり傷口も埋まり目立たなくなっています。担当者は「一時的に皮膚病が出ていますが、調教には影響はありません。 背中の感触は良く、ストライドの大きい走りで好感が持てます。あとは全体に筋肉が付いてくればもっと良くなってくるでしょう」と話していました。今後はメ イン厩舎へ移動した後、坂路調教を行う予定となっています。(10/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。先週3日(土)にメイン厩舎へ移動し、屋内運動場にてダク、キャンターを乗りながらハミ受けの練習を行 い、今週5日(月)からはスクーリングも兼ねた坂路調教へ移行。現在は坂路をキャンターにて1本とパドック放牧を行っています。以前はぎこちなさがありま したが、乗り込むにつれてスムーズな動きに変化してきました。担当者は「馬に柔らかみが出てきました。これから徐々にペースを上げながら、坂路での乗り込 みを重ねていきます」と話していました。(11/9)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧で成長を促しています。ややテンションが高めで、背中を丸めたり子供っぽい仕草を見せたりするこ ともあります。担当者は「まだ走りに集中しきれていませんが、いいスピードを持っているのは確かです。バネがあり、全身を使った走りができるので、今後は もっと良くなってきそうな感触があります」と話していました。なお、今月の馬体重は都合により測定できませんでした。(11月7日現在444キロ) (12/14)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧から普通放牧へメニューを切り替えて、成長を促しています。現在は放牧効果でとても馬がリラック スした様子ですが、担当者は「問題は乗り出してみて再びテンションが高くならないかどうかですね。馬の雰囲気は以前よりも良くなっていますし、今後の成長 が楽しみです」と話していました。なお、今月の馬体重は都合により測定できませんでした。(11月7日現在444キロ)(1/11)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込みを再開しています。乗り出し直後ということでまだ軽めのメニューで すが、今後は徐々にピッチを上げていく予定です。担当者は「精神的な落ち着きが今後もカギにはなってきますが、今のところ平常心をキープしています。牝馬 としては馬格があって調教を進めても馬体減りには苦労しないタイプだと思いますし、全身を使った柔らかいフォームでバネもあり、まだまだこれから変わって きそうですよ」と話していました。なお、馬体重は今月測定で435キロでした。(1/25)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでいます。調教の動きが良化し、ここに来てスタッフの総合評価が上 昇してきた一頭です。担当者は「速い動きに慣れてきたことで、グンと動きが良くなってきました。落ち着きをキープできていますし、この調子で進めていけ ば、早く仕上がってきそうです」と話していました。なお、本馬は早期デビューを目指しています。(2/15)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでいます。馬体の良化とともに調教でも力強い動きを見せるように変 化してきました。担当者は「牝馬の中では調教での動きの良さが目立つ一頭です。ここまでは理想通り、順調に成長してきている印象です。早期デビューにも十 分対応可能でしょう」と話していました。

 フリーヴァケイションの11の競走馬名は、「ウインリバティ/Win Liberty」に決定いたしました。英語で『自由。母名から連想』の意味です。(3/8)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練 習も並行しています。この時期としては馬体の造りがしっかりしているので、調教でも安定感のある走りでいい動きを見せています。担当者は「とても落ち着い た気性で、走法からも距離は持ちそうな印象を受けます。ダンスインザダークのいいところを受け継いでいる感じがしますし、楽しみな馬だと思いますよ」と話 していました。なお、本馬は5月下旬頃に栗東トレセンへ入厩予定となっています。馬体重は今週測定で447キロでした。(4/12)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練 習も並行しています。担当者は「落ち着きがあり、余計なエネルギーを使うことがないので、馬体の維持に関しては問題ないタイプと言ってよさそうです。走り のフォームが安定していますし、水準以上に動けていますから、早期から結果を出してくれるのではないでしょうか」と話していました。なお、馬体重は今週測 定で453キロでした。(4/26)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練 習も並行しています。順調に馬体が大きくなりつつあり、見映えも良くなってきました。担当者は「体を大きく見せていますし、調整はいたって順調ですね。動 き自体も悪くないので、予定通り5月下旬入厩を目標に進めていけそうです」と話していました。なお、馬体重は今週測定で453キロでした。(5/10)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。600mのトラックコースでキャンター、もしくは坂路を1本〜2本のメニューで乗り込んでおり、ゲート練 習も並行しています。落ち着いた気性でゲートも問題なくこなせていることから、ゲート練習の先導役を務めています。担当者は「体つきがしっかりして、良く なっています。環境の変化に動揺することもなさそうなタイプなので、トレセンへ移動後も手を焼くことはないと思います」と話していました。なお、本馬は来 週にもトレセンへ入厩する予定です。(5/24)

ウインリバティ(父ダンスインザダーク、母フリーヴァケイション)が、昨日29日(水)に栗東・飯田雄三厩舎へ入厩しています。
 入厩翌日となる本日30日(木)は同厩舎の2歳新馬キョウワコクリコと一緒に坂路を楽走で1本上がった後、Eコースのゲートへと移動。同じパートナーと ともに一連のゲートの動作を練習し、いきなり合計2回の飛び出しの練習も行いましたが、初日とは思えないほどのダッシュを披露していました。
 飯田雄調教師は「初日で先週入厩した相手を上回るほどのダッシュができていましたし、これなら来週にもゲート試験を受けてみましょうか。牝馬ですが、カ リカリしたところがなく、落ち着いているのがいいですね」と好印象を語っていました。(5/30)

先週29日(水)にトレセンへ入厩を果たし、翌30日(木)のゲート練習では初日とは思えないほどの立ち振る舞いを見せたウインリバティ。
 昨日5日(水)も坂路1本からゲート練習をこなしましたが、問題ない素振りを見せていたことから、本日6日(木)は坂路を楽走で1本でウォーミングアッ プした後、同厩舎の2歳新馬2頭とともに初めてのゲート試験に臨んでいます。1度目、2度目ともにゲートの寄り付き、枠内静止は問題なく、ダッシュでも他 2頭より上回ったように見えたリバティでしたが、結果は3頭すべてが不合格という判定。出が遅いというのが不合格の理由として指摘されてしまいました。
 飯田雄調教師は「たしかに抜群の飛び出しという感じではありませんでしたが、それでも全体的に行儀良くこなせていましたし、出もマズマズ。ほぼ受かった と思ったんですけどねぇ。今朝は受験頭数が多かった影響もあったのか、ジャッジが厳しかったです」と首をかしげながら語っていました。
 しかし、ゲートの一連の動作に大きな課題もありませんから、明日7日(金)には再度ゲート試験を受験することが予定されており、今度こそ合格を狙う算段 です。(6/6)

ウインリバティは、本日7日(金)に2度目のゲート試験を受験し、合格を決めています。(6/7)

先週7日(金)には、和田騎手が騎乗して2度目のゲート試験を受験し、無事合格を果たしたウインリバティ。その様子を飯田雄調教師は「前日の試験で遅いと指摘された出も速くなっていましたし、他の動作もいたってスムーズ。順当に受かって良かったです」と笑顔で語ります。
 今週は昨日12日(水)には坂路で初めてとなる追い切りがかけられました。単走で時計的にはハロン14〜14秒ペースとあまり目立つものではありません でしたが、飯田雄調教師は「今朝は雨の影響で馬場が重く、普段稽古駆けする馬でもせいぜい4F54秒台というコンディションでしたからね。それを踏まえる と4F56秒4という時計は悪くありませんし、むしろ初めてにしてはいい内容だったと思います。まだ走り慣れていないので、重たいチップの馬場を掴み切れ ていない印象もありましたからね」とマズマズの評価を与えていました。
 そして追い切り明けの本日13日(木)は、厩舎周りの引き運動でセーブされていました。なお、デビュー戦は、6月29日、中京土曜5R芝1400m牝馬 限定戦が予定されています。(6/13)

来週の中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦でのデビューを予定しているウインリバティは、昨日19日(水)に坂路を併せ馬で1週前追い切りがかけられまし た。調教パートナーは2歳新馬クリノカメハメハで、ほぼ同時にスタートし、ラスト1Fまでは併走状態をキープしていましたが、最後は一杯になった相手を尻 目にさらに脚を伸ばしたリバティが3馬身の先着を果たしています。
 飯田雄調教師は「先週の追い切りは悪い馬場でのものでしたし、キレイな馬場状態でどれだけ動けるかというところでしたが、力強さのあるいい動きを見せて くれました。乗り手も上々の評価を与えていましたし、時計的にも合格点が与えられるでしょう」と追い切り内容を高く評価しています。
 普段からとてもおとなしい性格の持ち主で、担当者以外のスタッフからは「2歳の牝馬としてはハードなメニューをこなしているのに、全然テンションが上が らないのはうらやましい限り」との声も挙がっています。
 担当の安持厩務員も「とても扱いやすい馬で助かります。さすがに昨日の追い切り後はカイバを少し残していましたが、今日はしっかりと食べていますよ。こ こまではいい形で進められてきています」と笑顔で語っていました。
 追い切り明けの本日20日(木)は厩舎周りの引き運動が行われていました。なお、来週の中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦は国分恭騎手とのコンビが予 定されています。(6/20)

いよいよ今週デビューを迎えるウインリバティは、昨日26日(水)に坂路コースで単走の最終追い切りがかけられました。前半はゆったりとしたペースで入 り、ラスト2Fは14秒1→13秒2とペースを上げられましたが、最後まで脚色は馬なりのままフィニッシュとなっています。
 飯田雄調教師は「先週しっかりと時計を出しましたし、今週は調整程度と決めていました。理想的な追い切りができたと思います。昨日の追い切りに騎乗した 助手も『余裕のある動きで、これからまだ良くなってきそう』と高評価を与えていましたし、能力はありそうな馬ですよ。ただ、まだ全体的に若さを残している ところもありますから、レースへ行ってそれが悪い方に出なければいいですね。練習のようにゲートをポンと出て、前目でスムーズな競馬ができれば、いきなり からやれても不思議ではないと思います」とデビュー戦への意気込みを語っていました。
 追い切り明けの本日27日(木)は厩舎周りの引き運動に終始されており、午後の出馬投票では、今週の中京土曜5R芝1400m牝馬限定戦に出走が確定し ています。なお、騎乗が予定していた国分恭騎手は先週の競馬で落馬負傷したため、中井騎手とのコンビが決まっています。(6/27)

先週の中京のデビュー戦では、後方追走の形になったものの直線ではしっかりと脚を使い5着まで追い上げたウインリバティ。中井騎手は「序盤では上手く流れ に乗れませんでしたが、しまいはよく脚を使ってくれました。距離は少し忙しい印象も受けたので、次は延ばしてみるのもいいかもしれませんね」とレースを振 り返っていました。
 また、飯田雄調教師は「後方からの競馬になった時はどうなることかと不安になりましたが、しまいでキッチリ差を詰めてくるあたりにこの馬の能力を感じま した」と笑顔も見せていました。
 レース後のリバティは、カイバ食いも意外に安定し、目立ったダメージもなく順調で、本日4日(木)から坂路を楽走で1本のメニューで乗り込みを再開して います。
 普段から稽古を付けている調教助手は「レース当日も大人しかったように扱いやすい馬ですね。稽古でも能力の高さを感じる馬なので、あとは馬体が増えてく ればもっと力を発揮できるようになると思いますよ」と語っていました。
 また、次走について飯田雄調教師は「距離を延ばすことも考えましたが、次走は2走目でもう少し行き脚が付いてくるはずですから、もう一度同じ距離を試し たいと思います。華奢な体なので間隔的にも中2週ぐらい空けたほうがベターですからね」と語っており、次走は中2週で、7月20日、中京土曜1R芝 1400mに向かうプランとなっています。なお、鞍上には引き続き中井騎手が予定されています。 (7/4)

中2週で来週の出走を予定しているウインリバティ。昨日10日(水)は坂路を楽走で1本の調整で、本日11日(木)には坂路で単走の1週前追い切りがかけ られました。行き出しから14秒3→14秒0→13秒3→12秒7と後半に向けてペースアップする理想的な時計で、ラストまで余力を残して、全体は 4F54秒3というまずまずの時計をマークしています。
 担当の安持厩務員は「引き続きカイバはしっかり食べていますし、馬体重も前走と同じぐらいの数字をキープできています。レース間隔的にも中2週はちょう ど良いですし、今朝の追い切りもしまいは余力残しで12秒台で上がっているように具合は良さそうですよ。次は前走以上にやれそうな雰囲気はありますね」と 笑顔で語っていました。
 なお、来週の中京土曜1R芝1400mに中井騎手が向かう予定に変更はありません。(7/11)

今週の出走を予定しているウインリバティは、昨日17日(水)に坂路を単走で最終追い切りに臨んでいます。前半は無理をさせないペースで進み、ラスト2F を重点に置いた内容で4F55秒5、ラスト1F12秒8という時計をマークしています。
  追い切りを見届けた飯田雄調教師は「予定通りの追い切りがこなせました。カイバも食べていますし、順調に送り出すことができそうですね。メ ンバーはやや揃った感もありますが、いい位置で競馬を進めることができれば十分好勝負に持ち込めると思っています」と前走以上を強調。続けて、「この馬は 馬体が成長して大きくなってくれば、もっと力を付けてくると思いますよ」と将来性も高く評価していました。
  追い切り明けの本日18日(木)は引き運動のみの軽めの調整がされ、午後の出馬投票では、予定通り今週の中京土曜1R芝1400mに2キロ 減の中井騎手で出走が確定しています。(7/18)

中井裕二騎手 前走同様テンはそこまで速くなかったので、向正面は無理せず脚を溜めていました。ただ、いくら直線の長い中京とはいえ、最後方にいては勝負 になりませんから、道中で徐々にポジションを押し上げていこうと思っていました。最初は外を回ってと考えていたのですが、みんな馬場の悪い内を嫌っている 分、外が団子状態に。すると人気の豊さんの馬(4番クールオープニング)が内目に見えたので、その後ろに入れば進路ができると思い、付いていきました。案 の定、上手く馬群を縫っていくことができましたし、直線は手応え通りの脚を使ってくれました。やはり力のある馬ですし、現状ではテンに急かさず、しまいで 脚を伸ばすような競馬が合っていますね。

 飯田雄調教師 華奢な体の見た目とは違い、勝負根性のある馬ですね。馬群を怯まず割ってくる姿は頼もしい限りです。今回は輸送を無事にクリア してくれましたし、プラス体重で送り出せたことも良かったのだと思います。しまいの脚は堅実ですし、体調さえ上手く管理できれば今後も大崩れはなさそうで すね。この後は小倉開催となり、1200mと1800mという選択しかありませんが、ここ2戦の内容を見る限り、1800mのほうが競馬がしやすそうです ね。あとは関東の主場ということでなかなか出走が難しいかもしれませんが、新潟開催の1400m、1600mという手段もあることにはあります。どちらに せよ、輸送競馬になりますから再び中2週以上空けて次走へ向かいたいと思います。

 片山駿の目 今回は10頭立てとはいえ、前走5着以内馬がリバティを含めて8頭というレベルの高い一戦となりました。結果的に勝った馬は一枚 上という印象でしたが、後方から脚を伸ばし2着としたリバティの内容もなかなかのものだったと思います。また、前走でもジョッキーから進言があったよう に、距離が延びれば前半はもう少し楽に追走できそうですし、より良いポジションで勝負所を迎えられそうな印象も受けます。小倉の芝1800mというと素質 馬が集まる傾向があるだけに相手関係はより厳しくなるかもしれませんが、この2戦の内容からも楽しみは十分にあると思います。まずはレース後も馬体減りな く、順調に次走を迎えられることを願っています。(7/20)

先週の中京では、またしても行き脚がひと息で後方からの競馬を強いられましたが、コーナーではインコースを回って進出し、2着まで追い上げたウインリバ ティ。担当の安持厩務員は「以前よりカイバを食べるようになったことが前走のプラス体重に繋がったのだと思います。2走目でさらにいい内容の競馬をしてく れましたし、先々も走ってきそうで楽しみです」と笑顔で前走を振り返っていました。
  レース後も変わらずいい状態をキープしており、昨日24日(水)からは乗り込みを再開しており、本日25日(木)は坂路を楽走で1本という メニューを消化していました。今後はこのまま続戦となることが決まっており、当面は中3週で8月17日、小倉土曜2R芝1800mを目標にしていく方針で す。(7/25)

再来週の出走に向けてゆっくりと立ち上げられているウインリバティ。レースまで間隔があることから今週は追い切りは行わない方針で、昨日31日(水)、本 日1日(木)ともに坂路を楽走で1本という通常メニューで乗り込まれていました。
  担当の安持厩務員は「食べなかったのは入厩当初ぐらいで、今は与えたカイバや青草は全部食べてくれます。今の体でこれだけ走るのですから、 体が大きくなった時はどれだけ変わってくれるのか、楽しみは大きいですね」と馬の手入れをしながら笑顔で語っていました。 (8/1)

来週の出走を予定しているウインリバティは、昨日7日(水)に坂路で単走の1週前追い切りがかけられました。朝一番の坂路に登場すると、序盤はさほど速く ないペースで淡々と進みますが、しまい2Fは気合いを入れられる場面もあり、4F54秒1、ラスト1F12秒9という時計でフィニッシュしています。
 飯田雄調教師は「先週末4日(日)にも坂路で15〜15秒をこなしたこともあり、今朝も一杯には指示しませんでした。それでもしまいの反応は時計以上に 良かったですよ。次走は小倉への輸送競馬になりますが、馬体はキープしているようにいい状態で送り出せそうですから、いい結果を期待したいですね」と順調 を語っていました。
 追い切り明けの本日8日(木)はいつも通り厩舎周りの引き運動に終始されています。来週の小倉土曜2R芝1800mに中井騎手で出走予定に変更はありま せん。(8/8)

今週の出走を予定しているウインリバティは、先週末11日(日)に坂路を単走で4F56秒1、ラスト1F14秒0という時計をマークしており、順調にレー スへ向けて調整が進んでいます。
 そして、昨日14日(水)には再び坂路を単走で最終追い切りがかけられ、終始馬なりの手応えで、4F53秒4、ラスト1F13秒0という時計をマークし てフィニッシュしています。
 この追い切りに飯田雄調教師は「見ての通り、今朝はサッと流した程度でしたが、何もしないでこのぐらいの時計が楽に出るんですから、やはり能力は高いん でしょうね」と上々の評価を与えていました。
 また、担当の安持厩務員は「今回は2F距離が延びますが、掛かって行くタイプではありませんし、1800mも問題なくこなしてくれると思いますよ。馬体 重は今で430キロなので、輸送をこなして前回と同じぐらいの数字で出走できると思います。強力なメンバー構成になりそうですが、状態面に不安はありませ んし、十分期待を持って臨みます」と力強く語っていました。
 追い切り明けの本日15日(木)は厩舎周りの引き運動で楽をさせてもらっており、午後の出馬投票では、今週の小倉土曜2R芝1800mに中井騎手とのコ ンビで出走が確定しています。(8/15)

中井裕二騎手 以前より行き脚がつくようになっていますし、ハミ掛かりも良くなっていて、状態面の良さを感じました。1コーナーまでは理想通りの形で運べ ていたのですが、2コーナーでは外にいたタガノゴールドに外から内へと進路を削られるように前に入られてしまい、ポジションを悪くしてしまったのが誤算で した。自分から動いていく競馬を想定していたのですが、その影響で先にレッドカイザーに外から動かれてしまいましたから。あそこがスムーズで自分が先に動 く展開だったらとしたら勝っていたと思います。申し訳ありませんでした。追い出してからはいい反応をしてくれて、最後までよく脚を使ってくれました。ま た、ゲート裏などでもとても落ち着いた様子で、この時期にしては珍しいほど注文を付けることが少ない馬です。

片山駿の目 今回は2Fの距離延長で初めての1800m戦でしたが、前2走の道中は少し忙しさも感じるレース内容でしたし、何よりリバティ自身が2歳牝馬 とは思えないほど普段からとても落ち着きがある馬だけに必ずこなせる条件だと捉えていました。ただこの条件らしく、新馬戦は勝ち負けの接戦を演じてきた素 質馬が何頭も集まる好メンバーの一戦となりましたから、そこだけが気になるところではありました。1コーナーではちょうど真ん中ぐらいのポジションを取れ たように見えましたが、向正面でカメラに映った時には2つほどポジションを悪くしての最後方。何があったのかと首をかしげた場面ではありましたが、ジョッ キーの談話にもあったように2コーナーでの不利が堪えてしまったようです。4コーナーでは馬群の大外を回すしかない状況でしたが、最後は勝ち馬とは4分の 3馬身差。間違いなく一番強い競馬をしたのはリバティだっただけに、今日決め切れなかったのは非常に残念なところです。それでも、この強力メンバー相手に これだけの競馬ができるのですから、この一戦で将来が非常に楽しみになったことは言うまでもありません。この後はレース後の状態次第ではあるものの、暑い 時期に3戦続けて競馬を使ってきたことから、栗東近郊の牧場に短期放牧に出してリフレッシュされる予定となっています。(8/17)

先週の小倉では一旦は最後方までポジションを下げる場面がありながらも、上がり3Fは最速の脚を使って2着まで追い上げたウインリバティ。その前走につい て飯田雄調教師は「強い牡馬相手の中、よく頑張ってくれたと思います。ただ、もう少し前半で前に行けるようになると脚質に幅が出てレースを組み立てやすく なるんですけどね」と能力を認めつつも課題も口にします。
 栗東トレセンへ帰厩後はレースによる目立った疲れもなく、馬の様子も変わりありませんが、飯田雄調教師は「出来れば一つ勝ってから休みを入れたかったと いうのが本音ですが、前走を見て改めて能力が高いことが分かりましたし、まだまだ先のある馬ですからね。それに小柄な牝馬ということもありますから、ここ でひと息入れてあげたいと思います」と放牧を決断し、昨日21日(水)に滋賀県・長浜市にある三田馬事公苑にリフレッシュ放牧に出ています。なお、放牧期 間は1ヵ月弱を予定しています。(8/22)

滋賀県・長浜市の三田馬事公苑にて調整中。500mのトラックコースにてキャンターを3500mほど消化しています。
 担当者は「先週21日(水)に到着後も元気な様子を見せていたため、すぐに乗り込みを再開しています。こちらでは馬場の都合上、ハロン18秒ぐらいの ペースで乗るのが限界ですが、その分しっかりと距離を乗っているので、レースの2週間前にトレセンへ送り出した馬でもしっかりと結果を残せています。こち らへ移動後もカイバは与えた分はしっかりと食べていますし、今のところまったく課題は見当たりません。飯田雄調教師からは『緩めず乗っていてほしい』と指 示を受けていますから、今後も乗り込みは継続していく予定です」と話していました。(8/30)

滋賀県・長浜市の三田馬事公苑にて調整中。500mのトラックコースにてキャンターを3500mほど消化しています。
 担当者は「2歳の牝馬ですから、牡馬に比べると乗り込み量は控え気味にしていますが、毎日元気に調教ができています。体の割にカイバはしっかりと食べる 馬ですし、手が掛からないのが印象的です。飯田雄調教師からは『頃合を見てトレセンに戻すかもしれない』と言われていますから、いつお声が掛かってもいい ように緩めず乗り込んでいきます」と話していました。(9/6)

滋賀県・長浜市の三田馬事公苑にて調整中。500mのトラックコースにてキャンターを3500mほど消化しています。
 担当者は「最近は暑くなったり、涼しくなったりと変わりやすい天気が続いていますが、体調はとても安定していますし、調教も休まずこなしています。テン ションが高くなることもなく乗りやすい馬ですし、とにかく今は『順調』という言葉がぴったり当てはまります。飯田雄調教師とも相談して、来週か再来週にも トレセンへ帰厩することになりました」と話していました。(9/13)

本日20日(金)に滋賀県・長浜市の三田馬事公苑を退厩、栗東・飯田雄厩舎へ帰厩しています。
 三田馬事公苑の担当者は「こちらへ移動後は休みなく、順調に乗り込めてきましたし、速いところこそやっていないものの、トレセンに入れば仕上がりにそん なに時間は掛からないと思います。カイバもしっかりと食べていましたから、馬体面も心配はありません」と話していました。(9/20)

前走後、約1ヶ月間リフレッシュ放牧に出ていたウインリバティが、先週20日(金)に栗東・飯田雄厩舎へ帰厩しています。翌日からは通常通り坂路入りを再 開しているように到着後も順調な様子を見せており、昨日25日(水)には坂路で帰厩後1本目の追い切りがかけられました。1本目ということで終始馬なりで 余力残しの内容でしたが、4F57秒3、ラスト1F13秒8という時計を単走でマークしています。
 担当の安持厩務員は「いつも乗っている助手も『変わりない』と言ってくれましたし、帰厩後も相変わらずカイバはよく食べてくれています。馬体重も鞍付き ではあるものの、438キロとやや大きくなった印象です」と順調を語っていました。
 また、飯田雄調教師は「放牧先では時計こそ出していませんでしたが、しっかりと距離を乗ってもらっていましたし、小柄な牝馬なので仕上がりは早そうで す。調教助手とも相談して来週の京都土曜3R芝1800mか、もしくはその翌週の番組に使うか、判断していきたいと思っています」と出走予定を明かしてい ました。
 なお、追い切り明けの本日26日(木)は運動のみで様子が見られていました。(9/26)

今週の出走も含めて調整が続けられているウインリバティは、先週末29日(日)に坂路を単走で4F56秒5、ラスト1F12秒8という時計を馬なりでマー クしています。
 そして昨日2日(水)に坂路コースで単走の追い切りがかけられました。テンの1Fだけは14秒0というゆったりめのラップでしたが、その後は加速してラ ストは一杯に追われ、4F52秒3、ラスト1F12秒7という速い時計をマークしています。
 飯田雄調教師は「動きは休む前と変わらず良かったですし、速い時計も出ていました。この動きならば、今週の出走にも十分対応ができそうです」と今週の出 走に意欲を出していました。
 追い切り明けの本日3日(木)は引き運動のみのメニューで楽をさせてもらうと、午後の出馬投票では最終的には今週の京都日曜1R芝1600mに池添騎手 とのコンビで出走が確定しています。
 飯田雄調教師は「テン乗りの池添騎手には明日騎乗してもらい感触を確かめてもらうつもりです。もう勝利が届きそうな位置には来ていますし、仕上がりも悪 くないので、なんとかここで決めてもらいたいところですね」と初勝利を意識していました。(10/3)

池添謙一騎手 返し馬ではカリカリしてテンションがやや高めの馬ですが、レースへ行けばしっかりと折り合いが付きますし、乗りやすい馬ですね。今までは少 しテンに置かれる競馬が続いていましたが、今日はマイルの流れにもしっかりと乗れていましたし、このぐらいの距離があれば問題ありませんし、もう少し距離 が延びても十分にこなせそうですよ。4角から直線へ向いた時にはまだ前とは差がありましたが、追い出すと手応え通りの素晴らしい脚を使ってくれました。あ えてケチを付けるなら直線でやや内にモタれ気味になったところぐらいで、今日は見た目通りの完勝です。この内容なら上のクラスでもすぐに通用するでしょう し、是非また乗せてください。

飯田雄調教師 当初は今週と来週で出走番組を探っていて、今週の追い切りの動きが良かったことで今週の出走を決断したわけですが、速い追い切りは実質1本 だったようにまだビッシリと仕上げていたわけではありませんでした。その点がレースでどう出るか、とは思っていたのですが、結果的に今週使って良かったで すね。それにそういった状態の中でこの勝ちっぷりですから正直驚いています。間違いなく上のクラスでもやれる器だと思いますし、この後は問題なければ続戦 で、11月2日、東京土曜11R「アルテミスS・重賞」芝1600m牝馬限定戦に向かうつもりです。

片山駿の目 放牧先で馬体を増やしながら調整してきたこともあり、馬体重は前走からプラス12キロ。見た目にもフックラと見えましたし、小柄な牝馬ですか らこれは好材料だったと思います。ただ、今回は放牧から2週間での競馬でビッシリ追い切ったのはたった1本という状況で、差し脚を生かすリバティには不利 な開幕週の前の止まらない馬場ということもありましたから、不安がないわけではありませんでした。それでもレースでは中団からしっかりと脚を使っての完 勝。元々は昨日の芝1800mの未勝利戦に出走する予定でしたが、メンバーが強力なことでこちらへ回ったことも功を奏したと思います。この後は格上挑戦で いきなり重賞にチャレンジする予定ですが、今日の内容なら楽しみのほうが大きいと思います。(10/6)

先週の京都では、鮮やかな差し切り勝ちで2着続きの惜敗にピリオドを打ったウインリバティ。担当の安持厩務員は「帰厩して日が浅い中での出走で、少し追い 切りの本数が足りないかもという心配はありましたが、キッチリと決められて良かったです」と笑顔で初勝利を喜んでいました。
 また、レース後の状態についても「帰厩してからも何ら変わりなく順調です。獣医師のチェックでも『全く問題ない』と言われています」と順調を語っていま す。
 昨日9日(水)までは引き運動のみで楽をさせてもらっていましたが、本日10日(木)からは坂路を楽走で1本のメニューで乗り込みが再開されています。
 なお、次走は、中3週で11月2日、東京土曜11R「アルテミスS・重賞」芝1600m牝馬限定戦に向かうこととなっており、鞍上には引き続き池添騎手 が予定されています。(10/10)

前走後の疲労の回復も早く、再来週の次走へ向けて順調に立ち上げられているウインリバティ。レース2週前の今週はまだ本格的にピッチを上げることはせず、 昨日16日(水)と本日17日(木)はともに坂路を楽走で1本のメニューをこなしていました。
 担当の安持厩務員は「先週一杯楽をさせてもらったおかげで、今週はさらに落ち着きが増していい雰囲気です」と笑顔を見せます。また「今はちょうど馬がリ ラックスしている時期なので、速めをやるのは週末か来週ぐらいでちょうどいいでしょう。いたって順調にこれています」と順調をアピールしていました。 (10/17)

来週の東京土曜11R「アルテミスS・GIII」芝1600mに池添騎手で出走を予定しているウインリバティ。昨日23日(水)には坂路で単走の1週前追 い切りがかけられました。朝一番の坂路に登場し、テンの1Fこそ14秒9とゆっくりめの入りでしたが、その後はグングン加速し、最後まで回転の速いフット ワークを保ったまま、4F53秒9、ラスト1F13秒0という時計をマークしています。
 担当の安持厩務員は「時計が掛かるコンディションでしたが、まずまずのタイムだったと思います。中間に少し楽をさせたぶん、騎乗者は『若干動きが重たい 感じ』とも話していましたが、今週末と来週やればしっかり態勢は整うと思います。来週は輸送競馬になりますが、馬体はフックラとしていますし、輸送も小倉 で経験済なので特にこれといった不安はありませんね。相手は強くなるのでしょうけど、頑張ってほしいですね」と笑顔で語っていました。
 なお、追い切り明けの本日24日(木)は引き運動のみで楽をさせてもらっていました。(10/24)

今週の東京「アルテミスS・重賞」芝1600m牝馬限定戦に出走を予定しているウインリバティは、昨日30日(水)にレースでも手綱を取る池添騎手が騎乗 して坂路で追い切りがかけられました。単走で坂路コースへ進入すると、序盤はゆっくりとした立ち上げで進みますが、ラスト2F標識に差しかかると加速し始 め、4F53秒2、ラスト1F12秒4という時計をしまい一杯に追われてマークしています。
 飯田雄調教師は「先週もしっかりやっているので、しまいだけ重点で、という指示でしたが、時計、動きともに良かったですね。ジョッキーも『前走より雰囲 気はいい感じ』と言ってくれました」と追い切りを評価していました。
 追い切り明けの本日31日(木)は引き運動で楽をさせてもらっており、午後の出馬投票では、今週の東京「アルテミスS・重賞」に池添騎手で出馬投票を行 いましたが、無念の抽選除外。これを受けて、今週の京都土曜7R芝1400mにミルコ・デムーロ騎手で再投票を行い、出走が確定しています。
 飯田雄調教師は「うーん、残念です」と除外に無念の表情を浮かべますが、「前走を見る限り、今なら1400mもこなしてくれそうですし、頼もしいジョッ キーも捕まえられたので、改めて期待したいと思います」と気持ちを切り替えていました。(10/31)

M.デムーロ騎手 この馬にとって1400mの距離は忙しいですし、流れも落ち着いてしまいましたからね。今日はそれに尽きます。ラストは脚を使っていた だけに残念です。

飯田雄調教師 レース前、ジョッキーには「距離は少し忙しいと思うので、そのあたりを踏まえて乗ってほしい」とリクエストをしておきましたが、懸念してい たことではあったものの、この距離だとスタート後はどうしても置かれてしまいますね。それにジョッキーも言っていたように今日は流れも馬場も向きませんで した。それでも最後はしっかり脚を使って差のないところまで詰めていましたし、今日の競馬でこのクラス突破のメドは十分に立ちました。マイル以上の舞台な ら見直せるはずですし、馬場を1周するぐらいの距離があってもこなせる馬だと思います。

片山駿の目 前走勝ち上がったマイルの未勝利戦では、以前よりも前目に付けることができていたので、今回の1400mもギリギリ守備範囲内で、能力で突破 してくれることを期待していましたが、今日は様々な条件も向かなかったように思います。京都の芝コースは今週から仮柵が設置されたBコースに替わり、逃げ 先行馬有利の馬場に変貌していましたし、少頭数でペースも落ち着いてしまい、結局はほぼ行った行ったの決まり手。これでは最後方から競馬を進めたリバティ には出番がなかったのも納得できるところではあります。それでもラストは脚を使って能力の高さは見せてくれましたし、まだまだ上を目指せる素材であると再 認識させられました。今後については、6月のデビューからこれまで5戦コンスタントに競馬を使ってきたこともあり、北海道のコスモヴューファームへリフ レッシュ放牧に出ることが予定されています。充分な休養を経て、来年には更に成長した姿を競馬場で見せてくれれば嬉しい限りです。(11/2)

先週の京都では、昇級戦で距離短縮の影響もあり序盤で行き脚が付かず後方からのレースを強いられてしまったウインリバティ。上がりは大外を回りながらメン バー2番目の脚を使って差を詰めましたが、5着が精一杯でした。安持厩務員は「うーん、やっぱり距離が忙しかったですね。ラストはいつものように脚を使っ てくれましたが、前も止まらない流れでしたし、色々と条件が向かなかった感じです。不完全燃焼の結果だけに残念ですね」と悔しさをあらわにしていました。
 そんなリバティですから、レース後は目立った反動もなく、元気一杯の様子。ただし、2歳の若駒で、6月のデビューからここまで5戦を消化してきたことか ら、ここで一旦リフレッシュ休養を与えられることとなり、昨日6日(水)にコスモヴューファームへ向けて出発しています。
 飯田雄調教師は「まだまだ先のある馬ですからね。今は馬体も成長している段階ですし、ここでの休養はプラスになると思います。年明け頃に復帰をして、な んとかクラシック戦線に乗せていけるようにしたいですね」と来年に向けての意気込みを語っていました。(11/7)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。到着後の熱発もなく、すぐに昼夜放牧を開始しています。担当者は「競馬を使っていたので、毛ヅヤが良く、 毛丈も短いですね。現在は、馬服を着せながら広い放牧地に放してリフレッシュさせています。体は幾分細く見えますが、少し時間が経てばフックラした体つき になってくるはずです。放牧期間は今のところ3週間ほどを予定しています」と話していました。(11/15)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「放牧を続けながら体重は日に日に増加しているはずですが、まだ馬体は細く映ります。当初の予定では放牧期間は3週間ほどの予定でしたが、馬体をしっかりと回復させるために乗り出し時期を先延ばしにするかもしれません」と話していました。(11/22)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を行っています。担当者は「放牧地では常に元気な姿を見せていますし、カイバもしっかりと食べているように体調面にまったく陰りは見えません。ただ、せっかくの休養ですから馬体はもう少しフックラとさせたいところですので、もうしばらくはこのメニューで様子を見ていきます」と話していました。 (11/29)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。引き続き、昼夜放牧を行っています。担当者は「食べるものはしっかりと食べている効果もあるのか、馬体はだいぶフックラとしてきました。体調も良好ですし、早ければ来週あたりから乗り込みを再開することも検討しています」と話していました。(12/6)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。昼夜放牧を切り上げ、昨日12日(木)からは坂路での乗り込みを開始しています。担当者は「馬体重は460キロまで増えて、体つきもふっくらとしています。あとは調教を進めていってどれぐらい体を維持できるかがカギとなりますね。今のところ動きはまったく問題ありませんし、順調に進めていけそうな雰囲気です」と話していました。(12/13)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでいます。担当者は「乗り込み再開後もいたって順調で、動きに関しても極端に重い感じもなく、今後もスムーズに進められそうな手応えがあります。馬体重に関しても今週も460キロと変わらない数字をキープできていますし、いい休養になったと感じています」と話していました。(12/20)

北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を2本のメニューで乗り込んでおり、今週8日(水)にはウインアプローズと併せ馬の追い切りがかけられました。担当者は「相手は休み明け1本目の追い切りということで、当然の先着でしたが、乗り手も『動きがしっかりしてきた』と高評価を与えていました。こちらではやり過ぎないように心掛けていますが、息遣いも良くなってきましたし、順調そのものです。1月下旬頃の入厩に合わせて調整を進めていきます」と話していました。(1/10)

本日7日(金)に北海道・新冠のコスモヴューファームを出発、明日8日(土)に茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田へ到着予定です。コスモヴューファームの担当者は「入厩準備のため、移動をさせることにしました。今週は移動に備えて軽めのメニューで進めてきましたが、先週の時点で仕上がっていましたし、あとは鉾田で軽く追い切ってもらえれば十分態勢は整うと見ています。反応が良くなっていましたし、状態の良さを感じるので楽しみにしています」と語っていました。なお、本馬は来週か再来週にもトレセンへ帰厩する予定です。(1/17)

ウインリバティが、本日23日(木)に栗東・飯田雄厩舎へと帰厩しています。
 放牧先での調整も順調に進み、無事にトレセンの馬房へとおさまっています。なお、次走については、2月15日、京都土曜9R「つばき賞」芝1800mを池添騎手とのコンビで出走を予定しています。(1/23)

先週23日(木)に帰厩し、翌日の24日(金)からは順調に坂路で乗り込みが進められているウインリバティ。今週は昨日29日(水)に坂路で帰厩後初追い切りがかけられました。1本目の追い切りということで、「無理はさせずに」という飯田雄調教師の指示通り、ラストまで余裕を残した手応えで終えるといった内容でしたが、4F55秒4、13秒4としまいはマズマズの時計が出ていました。
 担当の安持厩務員は「北海道からの移動で、いくらか冬毛が伸びているのは仕方ありませんが、馬体重が450キロ台まで増えているのはいいことですね。こちらへ来てからのカイバもしっかり食べていますし、このままのいい雰囲気でレースまで行けることを願っています」と頬を緩ませながら語っていました。
 なお、来週の1週前追い切りでは、次走で騎乗予定の池添騎手が感触を確かめる予定となっています。次走は、2月15日、京都土曜9R「つばき賞」芝1800mに向かう予定に変更はありません。(1/30)


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重 賞金
2013/06/29  新馬  中京 5R 13 1 10 5 52 中井 芝1400 KJ 1:23.6 0.7 35.2 416 70.0
07/20
 未勝利
 中京 1R
10
8
7
2
53
中井
芝1400

IH
1:22.8
0.3
35.4
420
200.0
08/17
  未勝利
  中京 2R
13
10
5
2
52
中 井
芝1800

HIKK
1:49.3
0.1
34.9
424
200.0
10/06
  未勝利
  京都 1R
13
6
1
1
54
池 添
芝1600

FF
1:33.9
0.2
35.5
436
500.0
11/02
 500万下
  京都 7R
9
1
3
5
54
M. デムーロ
芝1400

FF
1:22.3
0.4
34.0
434
70.0
2014/02/15
 つばき賞(500万下)
 京都 9R
13
13
13
9
54
池添
芝1800

GF
1:51.4
1.3
35.9
434

03/08
 チューリップ賞(G3)
 阪神11R
13
11
9
5
54
池添
芝1600

JI
1:35.0
0.7
34.6
432
340.0
03/29
 君子蘭賞(500万下)
 阪神 9R
10
7
3
6
54
A.シュタルケ
芝1800

CC
1:49.4
0.4
34.9
430


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