(父)ローマンエンパイア


(父)ローマンエンパイア
 鹿毛 1999.2.26
サクラローレル
 栃栗毛 1991
Rainbow Quest
 鹿毛  1981
Blushing Groom
 栗毛  1974
Red God
Runaway Bride
I Will Follow
 鹿毛  1975
Herbager
Where You Lead
ローラローラ
 栗毛   1985
Saint Cyrien
 鹿毛  1980
Luthier
Sevres
Bold Lady
 栗毛  1974
ボールドラット
Tredam
ローマステーション(1勝)
 黒鹿毛 1987
Law Society
 黒鹿毛 1982
Alleged
 鹿毛  1974
Hoist the Flag
Princess Pout
Bold Bikini
 鹿毛   1969
Boldnesian
Ran-tan
アルパインスウィフト
 黒栗毛 1983
Storm Bird
 鹿毛  1978
Northern Dancer
South Ocean
La Dame du Lac
 鹿毛  1973
Round Table
Cosmah
半姉 ターフメビュース  (黒鹿毛・1993 エブロス)3勝
半兄 ショーザランニング (  鹿毛・1994 ランフォーエバー)5勝
半姉 フラワーラッシュ  (黒鹿毛・1995 バンブーアトラス)1勝
半姉 ニシオセーラム   (黒鹿毛・1996 ホワイトマズル)6勝
半兄 スカイジャンプ   (  鹿毛・1997 ポリッシュパトリオット)2勝(現)
半姉 ロマネスクキコウ  (黒鹿毛・1998 ジョリーズヘイロー)1勝


パドックでは物見しながらのんびり周回していました。           こちらが気になるのか何度か目を合わせてくれました。



(2002/1/13京成杯のパドック)

近況
月間TURF NOW

毎日調教の前に、背中のマッサージとマイクロレーダー治療を行い、ゴトゴトしたところはどこもなく、状態がかなり良いとのことで、12月25日阪神、ファイナルステークス・芝1600mに出走した。少し行きたがる素振りを見せて、好位置につけ、4コーナーから押し切る勢いも、久々が影響して3着だった。レース後も変わりなく、次走について慎重に検討の結果、1月14日京都、淀短距離ステークス・芝1200mに出走するつもりだったが、大雨の予報だったため、回避した。その後、右肩の出が一時に比べると気になるため、調教は休んでいないが、大事を取って、次走の予定は白紙になった。(1/20)

右肩の出の悪さは、思ったほど尾を引かず、すぐに追い切りが行えるくらいに回復したため、2月4日小倉、小倉大賞典(G3)に出走した。前日の雪の影響もなく、馬場の状態もそれほど悪くなく、理想的なレース運びにも関わらず、早々とステッキが入り、ファイナルステークスで見せたような、グッとハミを取るようなところがなかったとのことで9着に終わった。やはり小回りはもう一つなのかもしれない。その後のゴトゴト感は、日によってまちまちとのことだが、坂路とCWコースを併用して調教され、3月11日阪神、大阪城ステークスを目標に進められている。 (2/20)

3月11日阪神、大阪城ステークスを目標に進められていたが、右肩の出は日によってまちまちで、さらに右トモの膝蓋脱臼を起こしたりと、一時は出走を危ぶまれるくらいだった。それでも陣営の懸命な努力により、直前には坂路で楽々50秒台の時計をマークするくらいに回復し、前日の雨の影響も思ったほどでなく、予定通り出走することができた。残念ながら、テン乗りのため、やや追い出しのタイミングが遅れたようで、わずかに届かず2着だった。レース後はこれまで以上に順調で、次走は4月2日阪神、産経大阪杯(G2)・芝2000mに川原騎手起用で予定しており、今度こその気持ちだ。(3/20)

5月7日京都、都大路ステークスを目標にしていたが、4月中旬あたりから、左右肩、右股関節に不安が出たため、レントゲンを撮ったところ、右肩には古い骨膜があり、右股関節炎の診断が下された。過去に厩舎の馬で、肩関節の深いところへ長い針で直接打つ治療で効果が見られた例があったため、試してみた。しばらくはダクのみのメニューで、ほぐれるのに時間がかからなくなったとのことで、その後は角馬場でダクを乗られた後、DWコースで調教されている。中間も獣医に診せているが、右肩は人で言えば五十肩のようなものとのことなので、このまま進めることになった。(5/19)

ずっと右肩、右膝蓋にマイクロレーダー治療を行いながら馬場で調教されていたが、5月下旬から2週間くらい、プールのみで調整した。日によっては少し追われて、馬場で言うところの13-13くらいのペースで泳がせることもあり、確かに身体つきはすっきりしているけれど、負荷がかからなくても、右肩が出にくいのは事実なので、効果のほどはそれほど感じられず、6月中旬から馬場での調教に切り替えている。獣医によると、このまま進めていくしかないとのことなので、ダクに時間をかけた調教を行っており、正直なところ、まだレース云々の状態ではなさそう。(6/20)

小倉記念での出走も視野に入れて調整を進めていく予定だったが、良化の速度が遅いため、一度放牧に出して立て直しを図ることになり、6月24日に北海道のチェスナットファームへ移動した。移動後、軽く跨がって状態をみたところ、やはり右トモが悪く、笹針や電気針で治療しても「代わり映えしない」とのこと。7月上旬はパドック放牧とWマシンで様子を見たが、「右肩のハ行は慢性的なものですが前回放牧時より傷んでいない。ただ、トモが全然ついてこない感じ」と育成スタッフ。中旬に再び笹針と電気針で治療を施し、検討の結果、19日に中島牧場へ移動し、完全休養させることになった。(7/20)

中島牧場で調整されている。19日に移動後も変わりなく、8月上旬は元気にパドック放牧されている。「肩の出は、前回放牧に来た時よりは良さそうだけど、トモは速歩でも全然ついてこないからね。蹄がもう少し伸びたら、後ろの鉄をはずして削蹄して、少し楽になるように工夫してもらおうと思っているんだ。それから、体質改善の為、夜間放牧も試してみるつもりだよ。復帰まで少し時間はかかってしまうけど、何とかもう一度立て直して、活躍して欲しいよね」と中島氏。(8/18)

中島牧場で調整されている。中間はだいぶ歩様も良くなってきたので、蹄鉄をはずし、夜間放牧を開始した。ところが8月末頃から、左トモが腫れてしまった為、9月上旬現在は普通放牧で様子を見ている。「ちょうど疲れが出る頃だし、獣医は心配ないとの話だから、近々、また夜間放牧を再開するつもりだよ。だいぶ硬さも取れ、動きもスムーズになってきたし、良くなっているのは間違いないからね」と中島氏。しばらくは完全休養させ、体質強化に専念されるが、徐々にいい頃のような毛ヅヤが戻ってきたし、どんどん良化している。(9/20)

中島牧場で調整されている。中間は脚元がスッキリしてきた為、放牧を再開し、様子を見ながら徐々に時間を延ばしていった。10月上旬は17:00〜5:00の時間帯に夜間放牧を行っている。「どんどん良くなってきたよね。最初はガタガタで肩もトモも出なかったけど、だいぶ見れるようになった。ただ、これだけ我慢したんだし、寒くなるまで今月一杯は牧場で夜間放牧をして鍛えるつもり。あくまでも馬の状態次第だけど、トレーニングを始めるのは来月になってからになりそうだね」と中島氏。(10/20)

中島牧場で夜間放牧を続けていたが、調教を再開することになり10月30日にチェスナットファームへ移動した。移動当初、育成スタッフは「歩様の感じが一番良い状態で入厩させたときの塩梅に近いもの」と話し、今回休養の効果は大きいようだ。中間は順調に調教を進め、11月14日頃はBTCのグラス馬場でダクを乗って体をほぐした後、直線ウッドでキャンター1000mを乗られている。「ダクの出だしは少し気になるけどキャンターは問題ない。前はキャンターも踏めなかったからね。軽めだと押さえきれない感じで、引っ掛かる本来のローマンの動きになってきた」と順調だ。10月末現在で570kg。(11/20)

チェスナットファームで調整されている。中間も状態を見ながらじっくり調教を進め、12月上旬はBTCの直線ウッドでキャンター2000m。まだ右トモの踏み込みが本物でないとのことで、強い調教は控えているが、前月より少し上げてハロン21秒ペース。「中間、少し疲れを見せたけど、すぐに回復した。手応え的にはいくらでも行けそうな感じだけど、まだ身体が出来ていないし、まだ早い。もうちょっと乗り込んでやらないと」と育成スタッフ。中旬現在もメニュー的には変わらないが、歩様に柔らかみが出て状態は上向いている。万全のデキでの帰厩を目指して調整中だ。12月11日現在で570kg。(12/20)

チェスナットファームで調整されている。中間もBTCの直線ウッドをハロン18秒くらいでじっくり乗られ順調だが、以前からの右トモがまだ少し気になるとのことで、12月29日と1月5日に笹針をした。「かなり乗り込んで仕上がってきていた。ここですっかり治して万全の状態で戻してやりたい」と育成スタッフ。10日頃はパドック放牧のみだが、「本当に良くなった。逆に左より右の方が入りが良くなったくらい。これなら予定より早く動かせる」と状態も良化。中旬から調教を再開する予定。なお、古川平厩舎の解散に伴い美浦の坂本勝美厩舎へ転厩が決まり、今後は帰厩に向けて最終調整を行う。(1/17)

チェスナットファームで調整されている。トモの状態も良化し、1月下旬より調教を再開。「凄い。今まで見せたことのないような動きをする」と育成スタッフは言っていたが、その期待どおり順調に進み、2月上旬はBTCの直線ウッドを2本、ハロン20秒に抑えて乗られ、ベテランのスタッフも押さえきれない程の手応え。「絶好調。復活したというよりさらに進化した感じだね」と。14日頃はウッドをハロン18〜19秒でじっくり乗られているが、変わりなく好調ぶりをアピールしている。帰厩の時期はまだ具体的になっていないが、スタッフは「状態的には今月末にも態勢が整いそう」と感触を話す。(2/16)

北海道のチェスナットファームにて調整されていたが、状態も上向き、厩舎の馬房調整がついたため、2月27日に帰厩した。当初は環境の変化に戸惑っている様子も見受けられたが、さすがに8歳馬とあってすぐに馴染み、調教を開始。帰厩後初めて、3月7日にはダートコースにて追い切りを消化。15-15を切るくらいのごく軽めのものだったが、その動きは年齢的な衰えを感じさせず、元気いっぱい。永井助手は「今までいじめられるようなこともなく、良い環境で育ってきた馬といった印象を受けます。扱いやすい馬ですね」とのことで、今後も徐々に追い切りを行っていく。(3/16)

順調に坂路やチップコースにて追い切りを消化し、最終追い切りは調教師自身が芝コースでの感触を確かめ、4月1日中山、ダービー卿CT(G3)芝1600mが復帰戦となった。さすがに約1年ぶりとあって、馬体はプラス24と太め。無理せず後方からの競馬で、向正面では中団の外まで進出。手応えは悪くなかったものの、久々の分終いは息切れしてしまい、14着だった。レース後、北村騎手は「走らせた感じが良かった。やはり素質はあるので、このまま無事に使っていければ楽しみ」とのこと。レース後、馬房調整の関係で、5日にはトレセン近辺のリバティーホースナヴィゲイトに放牧に出た。(4/17)

順調に乗り込みを進め、6月10日東京、エプソムカップ・芝1800mに出走。スタートまずまずも控えて後方から。そのまま直線に向き、馬場の内から追い出されたが、自ら走りを止めているような素振りを見せ、伸びを欠き15着だった。レース後、右前脚の球節を気にしているためレントゲンを撮ったところ、骨膜が出ていることが判明。今後について急遽、関係者で協議を行い、年齢的に上積みは見込めず、完治まで時間を要するとのことで、残念ながら現役登録を抹消することになった。これまで長い間のご声援ありがとうございました。精算は7月末の予定。(6/18)

現況     過去はこちら

チェスナットファームで調整されています。中間も帰厩に向けて順調ですが、以前からの右トモの状態がまだいくらか気になるとのことで、12月29日に笹針をしました。近日中に再度、笹針をしてから調教を再開する予定です。なお、古川厩舎が今年2月で解散するに伴い、美浦の坂本勝美厩舎へ転厩することになり、近日中に転厩の手続きを行います。(1/4)

チェスナットファームで調整されています。先週は5日に再度、右トモに笹針を打ち、現在はパドック放牧のみですが、これでトモの状態はかなり良くなったようで、元気一杯です。来週から調教を再開し、今後は帰厩に向けてどんどん調整を進めていきます。(1/11)

チェスナットファームで調整されています。現在はウォーキングマシンのみのメニューです。休んで少し太くなっている為、今週一杯はこのまま調整することになりましたが、トモの状態も良く、来週から調教を再開する予定です。(1/18)

チェスナットファームで調整されています。今週からBTCの直線ウッドで調教を再開しました。育成スタッフは「今まで見せたことのないような動きをする。これは楽しみ」と話しており、トモの状態はかなり良化しているようで、今後は帰厩に向けて調整を進めていきます。(1/25)

チェスナットファームで調整されています。中間は順調に調教を進め、現在はBTCの屋内直線ウッドでキャンター1000mを20-20で乗られています。まだ軽めに乗られていますが、調子自体はかなり良く、来週から距離を2000mに延ばす予定です。(2/1)

チェスナットファームで調整されています。中間も変わりなく、今週からBTCの直線ウッドでキャンターを2000mに延ばしています。ペースはまだ20-20程度ですが、騎乗者も押さえきれない程の手応えで、帰厩に向け順調です。(2/8)

チェスナットファームで調整されています。中間も変わりなく、現在はBTCの直線ウッドでキャンター2本、ハロン18〜19秒ペースで乗られています。速い時計は出していませんが、調子はすこぶる良いとのことで、帰厩に向け順調に調整が進んでいます。(2/15)

チェスナットファームで調整されています。引き続き、BTCの直線ウッドでハロン18秒程度のペースで調整され、変わりなく好調をキープしています。19日に坂本調教師が来場、状態を確認し、来週、27日の検疫で美浦に帰厩することになりました。(2/22)

チェスナットファームで調整されていましたが、火曜日に帰厩しました。初めは環境の変化に戸惑っていたようですが、今は落ち着き、古馬らしい貫禄を見せています。2日ほど厩舎周りの運動で様子を見ましたが、特に問題ないので週末からは馬場入りの予定です。(3/1)

復帰に向けて、水曜日に南Dコースにて追い切りを行いました。さらっと流す程度にとどめられ、15-15を切るくらいの時計でした。すっかり環境にも慣れ、落ち着いており、状態は良さそうです。(3/8)

復帰に向けて、日曜日に坂路にて、水曜日に南Dコースにて併せ馬で追い切りを行いました。やはりオープン馬らしい貫禄が窺えます。まだ具体的な復帰予定は決まっていませんが、ここまで順調に調整されています。(3/15)

復帰に向けて、水曜日にはゲート確認を行いました。特に問題はなく、3月31日阪神、コーラルステークス・ダート1400mを目標にしています。除外狙いで、今週のマーチステークスに登録する予定でしたが、ハンデ枠で入ってしまう可能性があるため、まだ追い不足でもあり、登録を取りやめる方向です。(3/22)

今週の出走に向けて、水曜日に南芝コースにて併せ馬で追い切りを行いました。追いかける形で併入し、軽快なフットワークを見せていました。久々の実戦になりますが、好仕上がりでレースに臨めそうです。(3/29)

先週のレースでは、無理なく後方からの競馬。向正面で少し押し上げ中団まで。手応えは悪くなかったものの、終いは久々の分、息切れしてしまい、14着でした。1年ぶりの出走で重め残りが影響したようです。レース後、木曜日から調教を再開しており、馬房調整の関係で、一旦、短期放牧に出る可能性があります。(4/5)

馬房調整の関係で、先週末にトレセン近辺のリバティーホースナヴィゲイトに放牧に出ています。多少、右肩の出は気になるものの、いちおう短期放牧の予定で、休まず調教は続けられています。(4/12)

トレセン近辺のリバティーホースナヴィゲイトにて調整されています。1〜2週間の短期放牧の予定でしたが、右前脚球節に骨膜が出ているため、ショックウェーブ治療を行いながら、軽めキャンターにて調整されており、無理なく3回東京開催を目標に進めていきます。(4/19)

トレセン近辺のリバティーホースナヴィゲイトにて調整されています。右前脚球節にはすでに2回目のショックウェーブ治療を行っており、引き続き、軽めキャンターにて2400mほど乗られています。(4/26)

トレセン近辺のリバティーホースナヴィゲイトにて調整されていましたが、右前脚球節には計3回のショックウェーブ治療を行い、骨膜も落ち着いてきたので、2日に帰厩しました。さっそく翌日からは南馬場にて乗られています。(5/3)

次走に向けて、9日に南Dコースで追い切りを行いました。ひと息入ったためか、動きには幾分硬さを残しますが、これから乗り込むに連れて素軽さも出てくると思います。6月10日東京、エプソムカップ・芝1800mを視野に入れています。(5/10)

次走に向けて、日曜日には坂路にて、水曜日に南チップコースにて併せ馬で追い切りを行いました。先行する形での併入で、脚色まずまずでした。球節の骨膜は今のところ落ち着いており、ビシビシ追えるのは何よりです。(5/17)

火曜日に軽い疝痛をおこしたため、大事を取り、今週は木曜日に坂路にて併せ馬で追い切りを行いました。症状は軽度のもので、特に心配はないとのことです。今週の東京、中京戦に登録を行いましたが、追い不足のため自重する予定で、6月10日東京、エプソムカップ(G3)・芝1800mを視野に入れています。(5/24)

次走に向けて、木曜日に芝コースにて併せ馬で追い切りを行いました。動きの硬さも徐々に解消し、状態は上向いてきました。6月10日東京、エプソムカップ(G3)・芝1800mに出走の予定です。(5/31)

今週の出走に向けて、水曜日に坂路にて併せ馬で追い切りを行いました。ひと叩きされた効果か、動きもキビキビして、迫力を増してきました。6月10日東京、エプソムカップ(G3)・芝1800mに菊沢騎手で出走の予定です。(6/7)

先週のレースでは控えて後方から。直線では自ら走りを止めようとする素振りを見せて伸びを欠き15着で、レース後右前脚の球節を気にしているためレントゲンを撮ったところ、骨膜が出ていることが判明しました。今後について関係者で協議を行い、年齢的に上積みはなく、完治まで時間を要するとのことで、残念ながら現役登録を抹消することになりました。これまでのご声援ありがとうございました。精算は7月末の予定です。(6/14)
出走結果
2/8 小倉11R、4歳以上オープン・小倉大賞典(G3)・ハンデ・芝1800mに出走。
馬体重は前走からプラス14の522キロ。すこし余裕の感じられる身体つきで、ややイレ込み加減でした。ゲートに入るなり座り込み、入れ直しましたが、ダッシュはあまり良くなく、最後方から。1〜2コーナーあたりは後方から4番手。少し早めに動いて向正面は馬群の中を追走。3コーナー手前くらいからかなり手が動いて仕掛け気味に進出し、直線は馬場の外から脚を伸ばしましたが、勝馬から0秒3差の5着でした。レース後、武豊騎手は「ゲートが悪かったし、とにかくのめって仕方なかった。でも状態はうんと良くなってますね」とのことでした。
次走の予定 未定


3/13 阪神11R、混合、4歳以上オープン・大阪城ステークス・ハンデ・芝2000mに出走。
馬体重は前走からマイナス4の518キロで、すっきりして落ち着きがありました。ゲートはこれまでに比べるとまずまずで、じわっと前に出ていき、中団より少し前を追走。向正面は、縦長のやや淡々とした流れでしたが、少しずつ差を詰めていき、3〜4コーナーにかけて馬場の外から進出し、直線の坂下で先頭に立つと、そのまま力で押し切って、2着を首差退け久々に勝ち星をマークしました。レース後、岩田騎手は「脚の使いところが難しい」とのことでしたが、休み明け2戦目で身体が絞れたことが良かったようです。
*次走の予定 未定


4/4 阪神11R、4歳以上オープン・国際レース・産経大阪杯(G2)・芝2000mに出走。
馬体重は前走と変わらずの518キロ。パドックの歩様はいくらか窮屈な感じでしたが、スタートを決め、中団よりやや後方を追走し、3コーナーでは馬場を気にしてのめり、後方から3番手まで下がってしまいました。それでも4コーナーから外目に持ち出すと、終いはグングン脚を伸ばし、勝馬から0秒4差の5着でした。レース後、福永騎手は「今日はゲートが上手だったし、終いの脚はさすがだった」とのことでした。
*次走の予定 未定


5/9 京都11R、混合、4歳以上オープン・都大路ステークス・芝1600mに出走。
馬体重は前走からプラス2の520キロ。パドックでは大人しい感じで多少覇気に欠ける印象。スタートまずまずで5〜6番手から。向正面は5番手のインコースを進んでいましたが、3〜4コーナーで馬場を気にして滑ってしまい、直線では追い比べに参加することもできず、勝馬から1秒5差の11着と惨敗してしまいました。レース後、岩田騎手は「スタートも悪くなかったし、好位につけていたのですが、控えたほうがよかったのかな。3〜4コーナーで脚をとられて滑っていたし、馬体も少し太かったと思います」また、古川調教師は「今日は返し馬から気合いが足りない感じだった」とのことでした。
*次走の予定 未定


11/6 京都11R、混合、3歳以上オープン・カシオペアステークス・芝1800mに出走。
馬体重は前走からプラス2の522キロ。パドックでは、前の馬との間隔を取ってゆったりと周回していましたが、止まれの合図でテンションが上がり、二人引きになりました。スタートは良く、スッと前に出ていきましたが、向正面は後方から3番手を楽に追走。3コーナー手前から少し押し上げ、3〜4コーナーにかけて馬場の外目をぐんぐん進出し、そのまま突き抜けるかと思いましたが、追い出してからの反応が鈍く、勝馬から0秒1差の4着でした。レース後、松永騎手は「跨った感じはもこもこしていましたが、かなり能力の高い馬ですね」とのことで、使っている馬との差が出たようでした。
*次走の予定 未定


11/27 京都11R、混合、3歳以上オープン・京阪杯(G3)・芝1800mに出走。
馬体重は前走と変わらずの522キロ。スタートはまずまずで、じわっと前に出て行き、インの中団から。そのまま追走して行き、手応えも悪くなかったのですが、勝馬にまんまとスローペースに持ち込まれ、金縛りにかかったように動けず、直線は馬群の中で、外に出すことも出来ず、勝馬から1秒6差の12着でした。レース後、松永騎手は「流れが向かなかった。今日は全然競馬をしていない」また、古川調教師は「まだ太いし、返し馬から突っ張っていた。この後はダートに使うことも考えている」とのことでした。
*次走の予定 未定


12/25 阪神10R、混合、3歳以上オープン・ベテルギウスステークス・ダート1800mに出走。
馬体重は前走からプラス6の528キロ。中間は汗取りをしたにも関わらず、また増えていましたが、すっきりした身体つきで、太めは感じられませんでした。ポンとスタートしたのですが、控えて、後方から3番手、前の馬群の最後方の位置から。向正面で差が詰まり、3〜4コーナーにかけてじわっと上がって行き、勝馬は別格の強さでしたが、直線はグングン差を詰めて、0秒8差の2着でした。レース後、松永騎手は「砂をかぶって一瞬だけ驚いていたけど、ダートは問題ないですね」とのことで、今後の選択肢が拡がったようでした。
*次走の予定 未定


1/23 京都11R、混合、4歳以上オープン・平安ステークス(G3)・ダート1800mに出走。
馬体重は前走からプラス2の530キロ。スタートがあまり良くなく後方から。砂をかぶらないように、外目で進めていき、3コーナーあたりからじわっとのし上げ、4コーナーを回ったところでは横一線の位置にいましたが、終いの伸びは専門家には叶わない感じで、思ったほど伸びず、勝馬から1秒差の8着。レース後、松永騎手は「もっと力のいるダートの方が良いかもしれないし、前走に比べるとゴトゴトしていましたね」とのことでした。
*次走の予定 未定

12/25 阪神12R、混合、3歳以上オープン・ファイナルステークス・芝1600mに出走。
馬体重はマイナス18の512キロ。ようやく理想的な体重になり、悠々と周回していました。馬場に入ってすぐに行きたがる感じでしたが、なだめられて、落ち着いた返し馬。スタートは良く、スッと好位置につけ、向正面は外目の6番手。3コーナー手前から少し行きたがる素振りを見せて、4コーナーは先頭に立つ勢い。そのまま直線に入り押し切るかに見えましたが、半ばで勝馬に、ゴール手前で内から2着馬に交わされ、0秒4差の3着でした。レース後、石橋騎手は「流れが落ち着いてしまったね」とのことで、古川調教師は「位置取りも悪くなかったし、休養明けを考えたら上等」とのことでした。
*次走の予定 未定


2/4 小倉11R、混合、4歳以上オープン・小倉大賞典(G3)・ハンデ・芝1800mに出走。
馬体重は前走と変わらずの512キロ。スタート後は、少し気合いをつけて前へ出て行き、1コーナーは6〜7番手。向正面は中団よりやや後方で、早々と肩ステッキが2回ほど入っていました。3〜4コーナーにかけて馬場の外目に持ち出し差を詰めようとしましたが、反応が鈍く、勝馬から1秒差の9着でした。レース後、石橋騎手は「うまく外に出せたし、馬場の良いところを通れたけど、今日は前走みたいにガツンとハミを取るところがなかった」とのことでした。
*次走の予定 未定

3/11 阪神11R、4歳以上オープン・大阪城ステークス・ハンデ・芝2000mに出走。
馬体重は前走からマイナス4の508キロ。パドックは落ち着きがあって堂々とした周回を見せていました。スタートは良かったのですが、マイペースで、中団より少し後方につけ、向正面は後方から4番手を追走。そのままインコースを進出して行き、直線は、半ばからようやく外に持ち出して鋭く伸びてきましたが、わずかに及ばず、勝馬から0秒1差の2着でした。レース後、古川調教師は「前走から少し間が開いた分、伸び切れなかった」とのことで、とても惜しい競馬でした。
*次走の予定 未定


4/2 阪神11R、混合、4歳以上オープン・産経大阪杯(G2)・芝2000mに出走。
馬体重は前走からマイナス4の504キロ。パドックはイレ込みもなく、すっきりした好馬体を見せていました。スタートはまずまず、スッと馬場の外に持ち出し中団から。1コーナーは後方から5番手で回り、向正面は後方から3番手。3コーナー手前から動いて行き、直線は馬場の大外に持ち出しましたが、やはりこの馬場では差を詰めることも出来ず、勝馬から1秒3差の10着でした。レース後、川原騎手は「スタートからずっと、全然ハミを取るところがありませんでした」とのことでした。
*次走の予定 未定


4/1 中山11R、4歳以上オープン・ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)・ハンデ・芝1600mに出走。
馬体重は前走からプラス24の528キロ。さすがに少し重め残りに見えました。スタートは悪くなかったのですが、無理せず後方から。向正面ではやや押し上げて中団の外目を追走し、勝負処でも位置取りは変わらず、手応えもそこそこ残っているように見えましたが、やはり久々の分、終いは息切れしてしまい、勝馬から1秒4差の14着でした。レース後、北村騎手は「返し馬の感じより、走らせた方がずっと良かったです。太いのもあり、最後は止まったけど、やはり良いものを持っていますね。このまま無事に使っていければ楽しみ」とのことでした。
*次走の予定 未定


6/10 東京11R、3歳以上オープン・エプソムカップ(G3)・芝1800mに出走。
馬体重は前走からプラス2の530キロ。スタートまずまずも控えて後方から。勝負処では後ろから3番手を手応え良く追走。そのまま直線に向き、馬場の内から追い出されましたが、伸びを欠き勝馬から2秒6差の15着でした。レース後、菊沢騎手は「直線で追い出そうとしたんですが、何処かをかばっているのか、自ら走りを止めようとしていた」また、坂本調教師は「トモに違和感があり、走りも本当ではないね」とのことでした。今後については関係者で協議を行いますが、このまま引退の可能性が濃厚です。


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重
2001/12/02  新馬  阪神 6R 15 1 1 1 54 M.デムーロ 芝1600 N@A 1:37.2 0.3 34.8 512
12/16  さざんか賞(500万下)(混)  阪神 9R 14 8 1 1 54 武幸四郎 芝1400 JD 1:21.2 0.8 34.7 510
2002/01/13  京成杯(G3)(混)  東京11R 13 11 1 1 55 武幸四郎 芝2000 IIF 2:00.4 同着 34.7 512
03/03  弥生賞(G2)(混)  中山11R 11 11 2 2 55 武幸四郎 芝2000 IIII 2:02.1 0.1 33.7 502
04/14  皐月賞(G1)(混)  中山11R 18 10 2 14 55 武幸四郎 芝2000 NOPP 2:00.2 1.7 35.9 506
2003/01/18  淀短距離ステークス(OP)(混)  京都11R 15 8 4 2 55 福永 芝1200 MM 1:08.2 0.2 33.1 512
02/22  京都記念(G2)(混)  京都11R 16 3 1 13 56 武幸四郎 芝2200 稍重 NNNM 1:17.6 1.1 35.4 516
03/15  大阪城ステークス(ハンデ)(混)  阪神11R 16 9 1 14 56 安藤勝己 芝2000 HHHE 2:01.0 2.0 36.5 512
05/18  京王杯スプリングカップ(G2)(混)  東京11R 13 12 3 6 57 武豊 芝1400 KL 1:12.7 0.7 34.0 506
06/15  エプソムカップ(G3)(混)  東京11R 18 10 3 2 57 後藤 芝1800 ONN 1:47.7 0.0 35.2 508
07/06  米子ステークス(OP)(混)  阪神11R 11 2 1 4 57 小牧 芝1600 JJJJ 1:35.4 0.3 34.4 508
2004/02/08  小倉大章典(G3)(混)  小倉11R 16 16 4 5 57 武豊 芝1800 KIFI 1:50.2 1.1 36.1 522
03/13  大阪城ステークス(ハンデ)(混)  阪神11R 16 14 1 1 57 岩田 芝2000 GGHG 1:59.0 0.0 34.9 518
04/04  産経大阪杯(G2)(混)  阪神11R 11 6 7 5 57 福永 芝2000 稍重 GGGG 2:00.0 0.4 35.1 518
05/09  都大路ステークス(OP)(混)  京都11R 12 4 1 11 56 岩田 芝1600 稍重 DD 1:35.7 1.4 35.8 520
11/06  カシオペアステークス(OP)(混)  京都11R 9 8 4 4 57 松永 芝1800 FFF 1:47.6 0.1 34.8 522
11/27  京阪杯(G3)(混)  京都11R 17 3 9 12 57 松永 芝1800 III 1:47.9 1.6 34.8 522
12/25  ペテルギウスS(混)  阪神10R 12 4 5 2 57 松永 ダ1800 HHFB 1:51.5 0.8 36.5 528
2005/01/23  平安S(G3)(混)  京都11R 16 13 6 8 57 松永 ダ1800 LLGF 1:51.3 1.0 37.0 530
12/25  2005ファイナルステークス(OP)(昆)  阪神12R 16 15 7 3 57 石橋守 芝1600 EEDD 1:36.2 0.4 34.4 512
2006/02/04  小倉大章典(G3)(混)  小倉11R 16 5 9 9 57 石橋守 芝1800 EGKK 1:48.2 1.0 35.3 512
03/11  大阪城ステークス(ハンデ)(昆)  阪神11R 12 4 4 2 57 川原 芝2000 HHHI 2:00.8 0.1 35.5 508
04/02  産経大阪杯(G2)(昆)  阪神11R 12 8 7 10 57 川原 芝2000 GIHI 2:05.8 1.3 38.4 504
2007/04/01  ダービー卿チャレンジT(G3)(混)  中山11R 15 14 13 14 56 北村宏 芝1600 JJF 1:34.5 1.4 36.1 528
06/10  エプソムカップ(G3) (混)  東京11R 18 10 16 15 56 菊沢 芝1800 NNI 1:50.9 2.6 37.5 530



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