マイネルカトラー



マイネルカトラー
 栃栗毛 2004.3.22

2006年5月撮影
リンドシェーバー
 鹿毛 1988
Alydar
 栗毛  1975
Raise a Native
 1961
Native Dancer
Raise You
Sweet Tooth
 1965
On-and-On
Plum Cake
ベーシイド
 黒鹿毛  1978
Cool Moon
 1968
Nearctic
Mamounia
Polondra
 1968
Donut King
Alondra
エレンジェーン(3勝)
 栗毛 1987
Miswaki
 栗毛  1978
Mr. Prospector
 1970
Rise a Native
Gold Digger
Hopespringseternal
 1971
Buckpasser
Rose Bower
サイネラ
 栗毛 1978
Stop the Music
 1970
Hail to Reason
Bepopper
Summer Hill
 1967
Sir Gayload
Imperial Hill
兄弟・近親
近親 Pater Noster
近親 Miscrown



近親 Dai E Dai
近親 ランバージャック
近親 Happy Dancer
英仏伊6勝、リボー賞-G2、Prix Massine-L、Prix Phil Drake-L。種牡馬
英伊9勝、アンブロシアーノ賞-G3、Premio Arconte-L、Premio Sirmione-L、
  キウスーラ賞-G2 2着、ヴィトリオ ディ カプラ賞-G2 2着、
  伊2000ギニー-G1 3着

伊6勝、Premio Repubbliche Marinare-L 2着、Premio Torricola-L 3着
3勝
仏伊2勝、ドルメーロ賞-G3、Grand Crierium de Boadeaux-L 3着


2005年12月撮影                    2006年1月撮影                    2006年2月撮影

2006年3月撮影                  2006年4月撮影

近況
エレンジェーンの04は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。父の産駒に勢いよく突っ走るタイプが多いため、血統を見て真っ先に「ダート短距離馬?」という将来のイメージがぱっと頭に思い浮かびました。トモの踏み込みが深く、力強く、いずれにしても大きな推進力を発揮するでしょう。ピンとした耳がチャームポイントです。(10/14)

エレンジェーンの04は、10月22日、ビッグレッドファーム明和から真歌トレーニングパークへ移動しました。初期馴致を終え、早くも坂路でのキャンターに取りかかっています。鞍上が促してもいないのに、ハミを強く取り、前へ前へと進む気性です。やはり、将来は勢いよく飛ばす競走馬になるのかもしれません。(11/11)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬装を整え、鞍上が背中に飛び乗ったとたん、ギラリとした目つきに変化します。発汗が多いのも、興奮しやすい気性が影響しているのでしょう。時折、他馬を怖がって急に逃げることもあります。(11/25)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。リンドシェーバー産駒らしく、ぐいぐいハミを取るため、抑えないと前方の馬に急接近します。ただし、鞍上の制止を振り切ってまで引っ掛かったことは一度もありません。馬体は、どっしりとしてきました。(12/9)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。機嫌が悪く、スタッフを避けてばかり。馬房やパドックでは、くるくる回転して逃げます。容易に捕まえられるよう、無口頭絡にアゴひもを付けました。かなり肉付きが良く、丸々としたスタイルです。(12/23)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。悪天候で生活パターンが変化したため、一時的に機嫌が悪かったようです。もうスタッフから逃げません。無口に付けていたアゴひもを外しました。気負って走る傾向にあるものの、どっしりとした馬体だけに、細化に悩まされる心配はないでしょう。(1/6)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。無駄な肉が全身運動を邪魔するのか、少し窮屈そうな動き。四肢を忙しそうに回転させています。スタッフは「ぐんぐんハミを取って行くし、前脚の管部も短め。リンドシェーバー産駒らしい」と特徴を述べていました。(1/20)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。485キロの数字以上にどっしり見せる体付きです。冬毛に覆われている馬が多い中、同馬はピカピカに輝く毛艶のまま。馬房では、厩舎作業中のスタッフが横切っては耳を絞っています。(2/3)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。幅のあるたくましい体型を誇っていても、性格的にはまだ子供。周囲に影響されやすく、ムキになってハミを取ったり、気を抜いて真面目に走ろうとしなかったり。距離には限界があるかもしれませんが、一瞬の鋭い動きは目を見張るものがあります。(2/10)

エレンジェーンの04は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。いまのところ17秒ペースを守っているものの、何かの拍子にハミをぐんと取ってしまうこともあるため、慎重に乗り込みを進めています。吹雪のひどかった先日、放牧地でスタッフから逃げ回っていました。天候の悪いときは決まって、なぜか気難しさを見せます。(2/17)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体重が489キロまで増加。コロんとまとまったスタイルではあるものの、き甲が伸び、大人っぽい雰囲気が加わりました。走りにも伸びやかさを増した印象を受けます。夢中になって行くことが少なくなり、ハミ受けも安定。(2/24)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。リンドシェーバー産駒にしては、すらりとした胴伸び。もう少し首を上下に使った方がフォームとしては好ましいでしょうが、シャープな脚さばきが際立っています。先々、カリカリしそうな雰囲気。とはいえ、ふっくらとした馬体だけに細化に悩まされる心配はないでしょう。(3/3)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。まだやんちゃ盛りです。放牧地では同じエリアに放されているジャジートウショウの04らと追い駆けこをしたり、じゃれ合ったり。ただし、走りは一段とパワフルに。首周りのたくましい筋肉が一際、目立ちます。(3/10)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。筋肉の質感が粘っこく、一完歩ごとに力がこもっているものの、やや脚運びは重たく感じます。スタッフは「エルゼビアーの04やビンゴハナコの04と追い切ったら、たぶん遅れると思う。ダイエットが必要」と話していました。(3/17)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。23日(木)にテンから気合いをつけて、後半は流す調教を行いました。併走馬はビーマイファイアの04とコスモ所属のプライベートビーチの04(父・バブルガムフェロー)です。3頭の中では一番もたもたした動きをしていました。現段階の仕上がり具合を考慮するとやむを得ない結果といえます。(3/24)

真歌トレーニングパークで調整中。攻められて馬体が絞れてきました。まだまだですが以前に比べると動きも軽くなっており、併走パートナーのビーマイファイアの04にも食い下がれるようになっています。反抗的な態度こそ見せていませんが、少々気難しい面があり、油断はできません。(3/31)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。まだまだ馬体が太く、スタッフには「脂っぽい」と例えられています。それでも、腹周りはいくらかすっきりしました。終盤で伸びないものの、行きっぷりが良くなり、速い流れに対応できるまでレベルアップしています。(4/7)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日は乗り始めて間もないコスモラヴアゲイン(4歳500万下)を、後方から追いかける調教を消化しました。馬体がだいぶ絞れ、動きも良化中。現時点で判断すれば、同じ佐々木晶三厩舎の2歳馬の中では早い方の入厩になりそうです。(4/14)

きのう20日(木)、ビッグレッドファーム浦和に移動しました。夏開催でのデビューを意識しています。最終仕上げに入る前に休養させるには、いまがちょうど良いタイミングでしょう。3週間前後の予定でゆっくりさせることになりました。肥満に気を付けて管理します。キミホウセキの04とともに放牧中。(4/21)

ビッグレッドファーム浦和で休養中。キミホウセキの04とともに普通放牧されています。真歌での乗り込み量は豊富でしたが、あまり疲れは感じられません。休ませて2週間程度ですが、馬体も太く映ります。「脂っぽい」のもあるのでしょうが、「馬体の張りは抜群」と浦和のスタッフも感心していました。なお、競走馬名はマイネルカトラーで登録が完了しています。(4/28)

ビッグレッドファーム浦和で休養中。放牧されています。落ち着きがあって良い雰囲気。調教時と違い、いまは反抗的な態度も見せません。タイプ的に肉が付きやすく、与えた飼い葉もバリバリ食べるので、肥満に気を付けて管理しています。先日の計測では485キロの馬体重でした。(5/5)


9日(火)に、ビッグレッドファーム浦和から真歌トレーニングパークへ移動しました。早速馬体重を測ったところ1週間で489キロまで増えていました。ふっくらというより重めの印象です。その翌日から坂路でのキャンター1500m1本を軽めに乗られていましたが、11日(木)の調教後にスクみが見られました。歩いているときにも発汗が見られ、歩様もぎこちありません。中程度のスクみといっていいでしょう。飼い葉の穀類を減らして様子を見ています。(5/12)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。結局、心配していたスクみの発症は先週の1回だけでした。6月の入厩に向けてペースアップを開始しています。まだ脂肪が付いているものの、手先の重々しさが取れ、ドスドスといった印象は薄れてきました。(5/19)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。25日(木)にMアナハイムと併走調教を消化。余裕のあった相手に対して、同馬はついていくのがやっとで、勾配のきつくなる後半は苦しそうでした。まだまだ絞れる体つきで、良化の余地は残しています。(5/26)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬場状態の良かった31日(水)に終い重点の追い切りを課しました。後半の粘りがもう一つです。途中で手応えが怪しくなっていたものの、併走馬がそれほど動かなかったこともあって、何とか同入に持ち込みました。まだ良化途上の印象です。(6/2)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間はハロン14秒から15秒の少し速めの調教を取り入れました。先週は後半の脚取りが重く粘りがもう一つだったのですが、今週はラストまでしっかりと走っています。徐々にですが、良化の兆しが見受けられます。近日中にもラスト重点の追い切りを始めたいと思っています。(6/9)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。早ければ6月中にも入厩する予定。トレセンの生活サイクルを意識した管理に切り替えています。縦列から併走のかたちで追ったMカーリタスとの併せ馬では、断然、こちらの脚色の方が優勢でした。(6/16)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。Mモルゲン、同馬、Mアナハイムの順で、馬なりの縦列調教を消化。しっかりとした脚取りで良い動きを見せていました。前脚の回転は早いのですが、捌きが若干硬い印象。「どちらかといえば短距離向き」とスタッフはコメントしています。(6/23)

ツアーの公開調教で3頭縦列の2番手を進む乗り込みを実施。傾斜のきつい終盤で脚色が鈍り、直後にいたMアナハイムに接近されたものの、どうにか粘ってゴールしました。余力を持たせ、27日(火)に真歌トレーニングパークを出発。29日(木)、栗東の佐々木晶三厩舎に入厩を済ませています。きょう38.7℃の軽い熱発とスクみを発症しました。程度を調べる血液検査で異常値(数値はMマスカレード約半分)を示しています。乗り出しは、来週の半ばからになるでしょう。(6/30)

栗東で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。熱発、スクみの症状も落ち着いて、全休明けの4日(火)から馬場入りを開始しました。病気の影響もなくスムーズな動きを見せており、これから徐々にペース上げていきます。ゲート練習も並行して行っており、現在は駐立まで進んでいる段階。チャカつくこともなく、いまのところ問題は見当たりません。(7/7

栗東で調整中。厩舎の周りを歩かせる程度の運動を行っています。週明けの調教後、右前脚球節の背部から屈腱部にかけて腫れるトラブル。エコー検査の結果、腱自体に損傷はなく、腱鞘炎との診断でした。しょう液がしみ出してきているために、患部付近が浮腫んでいるようです。デビューまでに時間がかかることから、立て直しを図ることになりました。いつから乗り出すかは、ビッグレッドファームに移動して程度を確認してから判断します。(7/14)

15日(火)、栗東からビッグレッドファーム浦和に移動しました。パドックで放牧されています。到着して蹄鉄を外したところ、患部の腫れが引いてきました。蹄鉄を初めて付けた影響で、腱が緊張していたのかもしれません。念のためエコー検査も行いましたが、炎症は確認されませんでした。たまったしょう液が引き次第、普通放牧を開始します。(7/21)

ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧されています。右前脚はしょう液が引いて浮腫が解消しました。患部の熱感もなく、夜間の放牧も始めています。このまま2、3週間、昼夜放牧を続け、心身のリフレッシュをはかる予定。先日の計測で馬体重は465キロでした。(7/28)

ビッグレッドファーム浦和で休養中。午後2時半から翌朝の5時頃まで昼夜放牧されています。患部は見た目にもすっきり。順調に快方へ向かっています。昼夜を始めた頃は多少バテ気味なところも見せていましたが、最近は飼い食いも良くすっかり元気を取り戻した様子。暑さ対策なのか、水もたくさん飲んでいます。(8/4)

9日(水)、ビッグレッドファーム浦和から真歌トレーニングパークに移動しました。すでに坂路でキャンター1500m1本の運動を始めています。気温が高い割には汗の量が少ないように、まだ新陳代謝が良くないようです。息の戻りも遅く、いかにも休養明けといった印象ですが、徐々に調子を取り戻してくることでしょう。(8/11)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。騎乗を再開したばかりの頃はまったく他馬についていけませんでした。まだ息も荒く、本調子にはほど遠い状態ですが、多少は良化の兆しが感じられます。脚元はすっきりした状態を保っているので、順調にピッチが上げられそうです。(8/18)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。2週間前に乗り始めて10キロほど絞れているものの、まだ太め感が明らか。現在のメインペースである15−15の流れには乗っているものの、この体つきですから、いまの段階ではハロン13秒前後のスピード調教に対応できないでしょう。基礎固めに専念しています。(8/25)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。29日(火)から追い切りを開始。Mヴェッカーとの併走調教を行いました。入厩が近いパートナーに手応えで見劣ったものの、最後までしっかり食い下がる好内容。息遣いはまだまだですが、比較的素軽い動きを見せていることからも仕上げにはあまり時間を要さないでしょう。先日、馬体重を計測したとところ473キロありました。(9/1)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切りを始め、負荷が強くなってきたことで体力的に辛くなってきたようです。調教後、飼い葉を食べてから横になって寝ています。あばらがうっすらと浮いてきました。この苦しい時期を自らの力で乗り越える必要があります。(9/8)


真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。順調に調教が進んでおり、追い切り後の息遣いも徐々に良化。11日(月)に下痢をしたため、整腸剤を飼い葉に混ぜて与えています。まだ疲れが感じられるものの、少しずつ覇気が出てきたように一番苦しい時期は脱したようです。これからピッチを上げて入厩を目指します。(9/15)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。週2回のペースで追い切りを消化。右前の球節付近の腱の不安も感じられません。息の入りも良くなってきたように、体力も確実に強化されてきました。下痢を再発することもなく、入厩可能な状態に近づいています。(9/22)

真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切り後の息の入りも良く、体力が付いてきた印象。馬体も締まって順調な仕上がりを見せています。来週、栗東へ送り出す予定。前回の入厩時には熱発を発症しました。今回は細心の注意を払い、体調を整えます。(9/29)

5日(木)、栗東の佐々木晶三厩舎に入厩しました。真歌を送り出す前日に、左目の上に5センチ程度の裂傷を負ったため、医療用のホッチキスで止めたうえで出発。6日(金)から馬場入りを開始しましたが、今回もスクみが見られました。症状は軽いので、このままピッチが上げられる見込みです。(10/6)

栗東で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。スクみの影響もそれほどなく、順調に調教を消化中。坂路で軽めのキャンターを1本乗られてから、ダートコースでゲート練習を行っています。前回入厩時に1度経験しているからか、ゲートで戸惑うことはありません。駐立までは文句ない状況。もう少し出が早くなれば試験も受けられそうです。(10/13)

栗東で調整中。ゲート試験に合格した19日(木)、いつもより勢い良くダッシュさせたためか、厩舎に戻って馬体を洗い終えた後に再びスクみました。ウッドコースで強めに追っても反動が出るようです。現在の乗り運動は、坂路1本のみ。体質が弱く、満足なメニューが課せられないものの、進められるところまで進めていきます。(10/20)

栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。ようやく1日に坂路とウッドコースで乗れるまで体力をつけてきましたが、まだ、毎日というわけにはいきません。それでも、今週はDWコースで終い重点の追い切りを消化したように、徐々に負荷を強めています。デビュー戦は検討中ですが、次の京都開催の2週目が有力です。(10/27)

栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。1日(水)の追い切りは併走馬に遅れたものの、水準級の時計をマーク。体も引き締まり出走態勢も整ってきました。跨っている調教助手は「筋肉が柔らかく、思いのほかバネがありそうな感じがします」とコメント。デビュー戦は12日(日)、京都の芝1400mを予定しています。(11/3)

12日(日)、京都5Rの新馬戦・芝1400mでデビューします。8日(水)に坂路で行われた追い切りは、お世辞にも動きませんでしたが、息自体は整ってており、出走態勢は整いました。佐々木調教師は「追い切りで坂路を使ったのが初めてだったのでハミを取らなかったもの。実戦向きだと思っています」と述べていました。初戦からというタイプではなさそうですが、上位に食い込みたいところです。(11/10)

12日(日)、京都で出走し、8着でした。スタートを切った直後、大きく右によれます。エンジンがかからず、最後方に。加速後の走りは良かったものの、前が止まらず、直線では数頭を交わしただけでした。34秒台の上がりをマークしています。勝ち負けは別として、まともなら差のない競馬になっていたでしょう。佐々木調教師は「トレセンでは一度ももたれたことがなかったから、ちょっとびっくり。距離はもっと延びても大丈夫そう。使いながら良くなると思いますよ」と話していました。次走は、京都最終週の市場取引馬限定・芝1600m(愛知の安部幸夫騎手)。(11/17)

26日(日)、京都2Rの市場取引馬限定・芝1600mに出走します。今週、坂路で行われた追い切りも動きませんでしたが、状態に関しては問題ありません。飼い葉もよく食べており、元気一杯です。佐々木調教師は「前走は負けたけど、最後までしっかり伸びていたし収穫があったと思います。普通に走れば見せ場は作れると思いますよ」と強気のコメントでした。(11/24)

26日(日)、京都で出走し、14着でした。2戦目でまっすぐ出るだろうと見ていた今回、またしてもスタート直後に右へもたれてダッシュに失敗します。道中は1頭だけ離れた最後方。直線でそれなりの脚は使っていたものの、前が止まりませんでした。思わぬしんがり負けです。「適性以前の問題。全然、競馬になっていない」と佐々木調教師。安部騎手は「内に飛んでいって後手に回った。3、4コーナーでようやくやる気を見せたんですが、馬群に近づいたら、集中力が途切れて耳を前後左右に動かしていた」と説明してくれました。3日(日)、阪神のダート1800mに連闘で出走します。(12/1)

3日(日)、阪神で出走し、11着でした。今回はチークピーシズをつけての出走に。3戦目で初めてまともにスタートがきれました。押して中団へつけようとしますが、今回も流れに乗れません。道中も気を抜かさないようにハミをかけ直したりして工夫してはいるものの、3〜4コーナーでペースが上がるとついていけず、直線も流れ込んだだけでした。川原騎手は「馬に走る気がないのかな。チークの効果も感じられませんでした」とコメント。レース後もダメージは見られず、6日(水)から馬場に出ています。(12/8)

栗東で調整中。身体を温めてから坂路に入り、1本駆け上がった後、ウッドコースを周回するの運動メニューが組まれています。トモの入りが硬いものの、許容の範疇です。前走ではまともにスタートを切っていました。精神面へのストレスも考え、この中間はゲート練習を控えています。24日(日)、中京のダート1000mに出走する予定。笠松の東川騎手に騎乗を依頼しました。(12/15)

23日(土)、阪神2Rのダート1200mに太宰騎手で出走します。中京のダート1000mは除外が確実だったため、阪神での出走に。日々の調教では他馬を怖がるようなところもなく、真面目にも走っているのですが、それが実戦に結びつかないのが悩み。今回は短距離なので、道中は気を抜かせずにびっしり追ってもらうことにしています。(12/22)

23日(土)、阪神で出走し、12着でした。気を抜かせないように追い通しで追走しますが、覇気に欠け、どうしてもテンについていけません。何とかレースへ集中させるように工夫してきましたが効果が現れませんでした。近走の内容からも頭打ちの感があり、調教師との相談の結果、残念ですが引退させることになりました。長い間、ご声援をいただきありがとうございました。(1/5)
調教時計
マイネルカトラー
助  手 2006/10/15 栗東 DW良                     56.6 40.1 13.2(7)強目
オオボラ(新馬)馬ナリの内、同入
助  手 2006/10/19 栗東 E良                     14.4 14.8 15.9   ゲート馬ナリ
助  手 2006/10/22 栗東 DW良                70.4 57.4 42.0 13.1(7)馬ナリ余力
助  手 2006/10/26 栗東 DW良           87.9 72.2 56.8 42.0 12.2(9)強目
助  手 2006/10/29 栗東 DW良                     57.3 41.5 13.7(8)馬ナリ
助  手 2006/11/01 栗東 DW良           82.4 68.1 55.0 40.0 12.7(7)一杯
助  手 2006/11/05 栗東 DW良                     56.7 41.0 12.6(8)馬ナリ
助  手 2006/11/08 栗東 坂良                55.8 41.8 28.0 14.4   叩き一杯
スペースフライト(新馬)一杯に0.3秒先行し1.0秒遅れ
助  手 2006/11/19 栗東 DW良                     54.6 39.7 12.4(8)馬ナリ
サンレモシチー(古馬500万下)馬ナリの外、同入
助 手 2006/11/22 栗東 坂良                55.5 40.7 27.0 13.9   叩き一杯
スペースフライト(2歳未勝利)一杯に1.0秒遅れ
助  手 2006/12/17 栗東 DW稍                     57.5 40.7 12.4(8)馬ナリ
サーブユアセルフ(新馬)馬ナリの内、同入
助  手 2006/12/20 栗東 DW稍           85.0 69.4 54.4 40.6 12.7(9)叩き一杯
サーブユアセルフ(新馬)馬ナリの外、アタマ先着


(競争成績)

日付 条件 開催場所 騎手 距離 馬場 通過順 タイム 上がり 馬体重
2006/11/12  新馬  京都 5R 11 9 9 8 55 佐藤哲 芝1400 JJJ 1:25.9 0.7 34.8 468
11/26  未勝利(市)  京都 2R 14 12 10 14 55 安部幸夫 芝1600 MM 1:38.3 1.6 35.0 470
12/03  未勝利(混)  阪神 2R 12 8 11 11 55 川原 ダ1800 HIIJ 1:59.6 4.1 41.4 464
12/23  未勝利(混)  阪神 2R 16 7 14 12 55 太宰 ダ1200 OO 1:15.8 1.2 38.0 464



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