『赤い糸』ショートショート 桜井編 

     

  

Q.『運命の赤い糸』を信じてますか?
     

希理子:信じないね、そんなうさんくさいもん。

桜 井:俺は信じてるよ。

希理子:意外だね。あんたドリーマーに見せ掛けて結構リアリストじゃないか。運
    命とか、運めとかそういう言葉嫌いだろ?

桜 井:確かにね。だけど自分にとっていいことやプラスの思考になることは受け
    入れることにしてるんだ。

希理子:つまり『自分にとって都合のいいことだけは信じてる』ってことかい。

桜 井:そういうこと。

希理子:あんたらしいね。だけどあんた、さっきから何してンだい?登山にでも使
    いそうな丈夫そうなロープ引っぱりだしてきて。まさか……!

桜 井:うん。運命だけじゃ当てにならないからしっかり補強しとこうと思って     さ。色も赤いからちょうどいいだろ?痛くないように縛ってあげるから安
    心して。

希理子:何言ってンだい、やめろ、冗談だろ?あたしに何する気だい、キャー……
    ―――――   

   


     
   
 『運命の赤い糸』から想像出来るショートストーリーというよりもネタが思い浮かんだので描いてみました。書き逃げします。深く追求しないで下さい。

 ……という形で載せてしまった衝撃の問題作です(笑)。これが『ぶらっく』のデビュー作。この話を受け入れてもらえなければ『ぶらっく』がその後私のHPに登場してくることはなかったという記念すべき作品です。

  

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