Q.『運命の赤い糸』を信じてますか?
希理子:信じないね、そんなうさんくさいもん。
桜 井:俺は信じてるよ。
希理子:意外だね。あんたドリーマーに見せ掛けて結構リアリストじゃないか。運
命とか、運めとかそういう言葉嫌いだろ?
桜 井:確かにね。だけど自分にとっていいことやプラスの思考になることは受け
入れることにしてるんだ。
希理子:つまり『自分にとって都合のいいことだけは信じてる』ってことかい。
桜 井:そういうこと。
希理子:あんたらしいね。だけどあんた、さっきから何してンだい?登山にでも使
いそうな丈夫そうなロープ引っぱりだしてきて。まさか……!
桜 井:うん。運命だけじゃ当てにならないからしっかり補強しとこうと思って さ。色も赤いからちょうどいいだろ?痛くないように縛ってあげるから安
心して。
希理子:何言ってンだい、やめろ、冗談だろ?あたしに何する気だい、キャー……
―――――