「なあ今日、何の日か知ってる?」(ドキドキ)
「11月20日月曜日。晩の7時から『○夜叉』のある日」
「……そうじゃなくてさあ」
「晩の7時半から『名探偵○ナン』がある日」
「だからさあ……」
「あんた何がいいたいわけ?いいたいことがあるならハッキリ言いな!」
(がっくし)「……今日は俺の誕生日なんだ」
「知ってる」
「えっ!」(……知っててくれたんだ?<嬉>)
「先週と今日とあんたにプレゼント渡してくれって何人かから頼まれたからね。全
部断ったけどね」
「!!!!!」(もしかして嫉妬してくれたのかなぁ〜<ホホ染め>)
「あたしから渡しても意味ないから自分で渡せって言っておいたからあんたのこと
に全部行っただろ?受けとンなかったのかい?」
(?)「もらったよ。だけど『意味ない』ってどういう意味?」
「誕生日っていうのはさ歳をとったことを祝う日じゃなんだろ?その人がこの世に生まれてきたことを、その奇跡を、その人が存在する意味を再確認する日だろ?
だからあんたは自分の誕生日を祝ってくれた人に対して感謝しないといけないわけ。それなのにあたしから渡しちゃったらあんた、その相手の顔も満足に見ないで終わっちゃうわけだし、それだったらその人、満足に感謝してもらえないじゃん」
「……そのとおりです」(がっくし)
「そういうわけだからあたしにもちゃんと感謝するんだよ。あんたのためにこうしてここに居てやってるわけだからさ」
「?」
「あたしはね、自分の生活のリズムを崩されるのがキラいなの。特に好きなテレビがある日はね。それなのにあんたのつまんないおしゃべりにつきやってやってるんだよ?今日一日見るはずだった番組、全部ビデオの予約までしてね。だからいくら感謝されてもたりないよ」
「じゃあ……!!!!!」
「これからご飯食べて映画でも見る?それともカラオケでも行くかい?どこでも12時の魔法が解ける間ではつきあってやるよ。ワリカンならね」(ニヤリ)
「希理子……!!!!!!!!」
「ただし!ホテル以外はね」
「……(がっくし)……」