はい、あとがきでありんす。今回は以前からやってみたかった2ルート小説です。
 皆様はどちらのルートでこちらにたどり着かれましたか?澤村側?それとも希理子側?基本的には同じですが、ちょっとだけ違うエピソードが見られるように仕上げてますので、もしもまだどちらかしかご覧になられてない方はもう片方の方も見てやってもらえると書いた私は喜びます。
 まっ、とにかくコンセプトは結構早くから出来上がっていたのですが、実際に書きはじめるといつもの倍以上の精神力が必要でした。私的には4つの作品を仕上げたような気分です。すなわち分岐点までで1つ、分岐後の基本シナリオで2つ、そしてそれぞれの回想シーンで3つ、4つというわけです。
 それはともかく内容がかなりぼやかして書いてはいますがアブナイので表にどどんと置いていいのかどうか悩むところですが、まあ最近の少女漫画ではもっと過激なラブシーンが出てくるのもありますからいいということにしておいてください。いや、あんなものじゃ物足りないという方はご自分の想像力(別名妄想力)をフル稼動させて頑張ってみて下さい(……何を?)
   
                         
2001/8/31 日向 葵


 妄想してる段階では楽しかったのですが、その妄想を文字に直していく段階で苦しんだ作品です。私は基本的に『妄想』→『構成』→『執筆』の過程の内でもっとも『構成』で苦しむ人間なのですが、この作品はまさにその典型例です。同じエピソードにどう肉付けすれば『彼』『彼女』らしさが出せるか悩みに悩みまくりました、たしか。
 でもやりがいと達成感はホントにすごくて、できればまた挑戦してみたい手法です。
                        《2001/10/19》

    

  文字工房実験室
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