「テメェみたいな鶏ガラみたいな女襲ったって面白くも何ともねぇや!カネでもくれるってんのなら襲ってもやるけど、そうでもなければ誰が襲うか!」あなたのその言葉に少女の身体がふるふると震え出しました。
「それともそんな格好で寝てるってことは襲って欲しい、欲求不満ってことか?なら他の男あたるんだな、俺はあんたみたいなどこが胸かわかんねぇような女に興味はねぇよ」
そう言い終え、たからかに笑ったあなたの耳にぞっとするほど冷たい声がひびいてきました。
「……黙ってきいてりゃ言いたい放題言いやがって」
そう言って顔をあげた少女の瞳はまさに殺気に満ち溢れていました。
「誰が欲求不満だ!あんたにそこまで言われる筋合いはない!」
少女のかかげた右手にさらに強い魔法の光が宿ります。
「さあ覚悟しな。この大魔女キリコ様に対して言った暴言の数々の非礼、その身体でとくと味あうんだね」
「ぎゃあ!」
最初の一撃が振り落とされました。しかしまだまだ少女は怒りがおさまらないらしく高らかに手を振り上げました。
「まだまだあたしの心の痛みにくらべれば足りないね。とっとと死にな、このクソ野郎!」
「うぎゃぁーーーっ!!」
先ほど喰らったのとは比べ物にならない程強力な魔法が振り降ろされました。その衝撃であなたは森の外まで弾きとばされてしまいました。その威力はあまりに凄まじく、全身の骨という骨がその時のショックで砕けてしまいました。その後、完全に傷の癒えぬあなたの元に1通の手紙が届きます。それは隣国からの結婚式の招待状でした。そこであなたは思わぬ人と再会します。
何と花嫁となるその人はあなたを弾きとばしたあの少女でした。彼女は伝説の魔法使いたちの王国の姫君だったのです。
彼女はあなたが森から追い出された後、後からやってきた隣国の王子と恋に落ち、結婚することになったのです。
彼女はあなたを見るとそれは綺麗に微笑みました。まさにそれは勝者の笑みです。
そしてあなたに向かってこう言いました。
「生きてたのかい、このクズやろうめ!」
彼女はその後その美しさ、強大な魔力と共に何よりその聡明さと闊達さが受け入れられ国民すべてに愛される王妃になりました。つまり、『酷すぎる口は災いの元』、というお話。
The end.
心理分析結果
あなたはいわゆる『ザットタイプ』です。ハッキリいって口が悪すぎませんか?いくら何でも引き際っていうのが肝心です。もうちょっと冷静に言葉を選んでみましょう。それだけできっと周囲の評価が変わってきますよ。
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