「ねえ、そっち何か載ってたぁ?」

 疲れ切った声で彼女がそう問いかけてきます。

「何にも」
「えーっ!くそっ」

 彼女は不満を隠そうともせずにイヤそうな顔を見せてきました。

「焦ったら余計に見落とすかもしれないよ。落ち着いて、キリコ。きっとみつかるよ」
「はいはい、わかってますよぉーだ」

 ぷくっと顔を膨らませながらキリコは奥の書庫の方へと消えていきました。

      

 
「ヤレヤレ」

 そう言ってため息をつくと山済みの本の中から背表紙の擦り切れた1冊を取り出します。その本のしおりを挿んだページの章立てには『特定個人に限定した護符による魔法の封印のしかた』とかかれています。

「自由を目指す君が好きだけど、自由になんかしてあげないから」

 思わずそうつぶやいていました。

 彼女がおそらく図書館中の本を漁り終えるまでまだあと2年はかかります。それまでに次の彼女をつなぎ止める方法を考えねば、そう、あなたの頭の中はもう彼女のことだけで一杯でした。

                                  The end.


 
心理分析結果
 


 あなたはいわゆる『桜井タイプ』です。

 あなたは計算高くてずる賢い、それでいてちょっとぬけたところのある人間味が溢れる努力型天才タイプです。迷惑きわまりない程の自己中心ぶりを何とかしなければ周りの人にあきれかえられるかも。


        
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