あなたはこれ幸いとばかりに逃げ出そうとしました。
 しかしそんなことは彼女にはお見通しだったのです。

「やっぱりね、そんなことだろうと思ったよ」

 あなたが目指した出口に彼女は先回りしていました。

「変に紳士的な態度を取るやつはね、だいたいあんたみたいなタイプの男が多いのさ。あんたみたいな、調子のいい、平気で嘘をつくあたしが一番嫌いなタイプの男がね」

 彼女の表情は怒りに満ちています。

「人間、一回やり直した方がいいだろ?これでも喰らって反省しな!」

 

「うぎゃあー!!!!!!」

 彼女が放った魔法が命中しました。その凄まじい威力に反撃することも出来ません。

「さあ、今度はトドメだ。このあたしを騙そうとしたことを反省しながらあの世に旅立つことだね!」

 再び彼女の魔法が炸裂しました。

             

 
 次の瞬間、あなたは少女から魔法を食らい、森の外まで弾きとばされていました。そのときの魔法の威力の余りのすごさに全身の骨と言う骨が砕け、生きているのが奇跡と言う目にあわされてしまいました。

 その後、完全に傷の癒えぬあなたの元に1通の手紙が届きます。それは隣国からの結婚式の招待状でした。そこであなたは思わぬ人と再会します。

 何と花嫁となるその人はあなたを弾きとばしたあの少女でした。彼女は伝説の魔法使い達の王国の姫君だったのです。

 彼女はあなたが森から追い出された後、後からやってきた隣国の王子と恋に落ち、結婚することになったのです。

 彼女はあなたを見るとそれは綺麗に微笑みました。まさにそれは勝者の笑みです。

 そしてあなたに向かってこう言いました。

   「まだ生きてたんだ、この嘘つき野郎め!」


 彼女はその後その美しさ、強大な魔力と共に何よりその聡明さと闊達さが受け入れられ国民すべてに愛される王妃になりました。

 つまり、『逃がした魚はとっても大きかった』、というお話。

   

                               The end.

   


 
心理分析結果
 


 あなたはいわゆる『小泉弟タイプ』です。

 あなたは何ごとに対してもその場さえよければと考えて行動してしまうタイプです。そのときそのときには切り抜けれれてものちのち大きなつけを払わされることにもなりかねません。

すべての行動に誠意を持つことを心掛けましょう。


        

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