「……ん、誰?」

 マントを掛けてあげたことで目を覚ましたようでした。虚ろな瞳で辺りを見回しあなたの姿をとらえました。驚いたようにベットの上でさっと起き上がると自分の身体にマントが掛けられているのに気がつきました。
 するとしげしげとあなたを見ながらこう言いました。

「あんた、『あれ』持ってる?」

  

         

 

 その少女に『あれ』がなにかと問いただしたところ、先程見つけたあのいわくありげな代物のことのようでした。
 少女は自分が湖にあるという伝説の魔法使い達の王国の姫でその強大な魔力を妬まれ、森に幽閉され眠らされていたのだと話しました。

「あたしね、あれのおかげでこうやって眠りつづけさせられてたのさ。あれさえあれば本来のあたしに戻れるんだ。それをあたしに返してくれないかい?ちゃんと『お礼』はするからさ」

  


 少女は何かを企んでいるみたいで目の焦点があまりあっていません。

 さてそれでもあなたはどうしますか?

A 渡してあげる  B 条件を付ける