「あなた、未成年でしょう!お酒なんか呑んでいいと思ってるんですか?」あなたはそう注意をしました。
「たしかにあんたの言うことは正論さ。でもいっぱいだけだ。いいだろ?」
「だっ、だけどやはり未成年での飲酒は……」あなたは尚も言葉を重ねました。
すると少女は心底イヤそうな表情であなたのことを睨み付けました。
「だけどね、和解の盃を断るってのは人の道にずれてるんじゃないのかい?」その言葉にあなたは言葉をうしないました。
「そっ、それは、でも、やっぱり……」あなたはしどろもどろになってしまいました。しかしそのあいまいに誤魔化そうという態度に少女は怒りをあらわにしました。
「ああっ、もううっとおしい!どうせあんたはこの森で迷ってここにやって来たんだろう?だったらあたしがあんたを森の外まで送ってやるよ!」
その言葉とともにニヤリと笑うと少女は手を大きくふりあげました。
「ただし、森の外にたどり着いた時、生きてるかどうかは保証しないけどね」
「まっ、待て!」
「うぎゃぁー」次の瞬間、あなたは少女からの魔法を食らい、森の外まで弾きとばされていました
その後、完全に癒えぬことのない傷を負わされたあなたの元に1通の手紙が届きます。それは隣国からの結婚式の招待状でした。そこであなたは思わぬ人と再会します。
何と花嫁となるその人はあなたを弾きとばしたあの少女でした。彼女は伝説の魔法使い達の王国の姫君だったのです。
彼女はあなたが森から追い出された後、やってきた隣国の王子と恋に落ち、結婚することになったのです。
彼女はあなたを見るとそれは綺麗に微笑みました。まさにそれは勝者の笑みです。
そしてあなたに向かってこう言いました。
「まだ生きてやがったか、この礼儀知らずめ!」
彼女はその後その美しさ、強大な魔力と共に何よりその聡明さと闊達さが受け入れられ国民すべてに愛される王妃になりました。つまり、『逃がした魚はとっても大きかった』、というお話。
The end.
心理分析結果
あなたはいわゆる『三上兄タイプ』です。正義感が強いのはよいことです。正しいことを突き通そうとするその姿勢も。でもそれだけじゃいけないこともたくさんあります。時には妥協や譲歩も必要ですよ。
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