「届けてさしあげましょうか?毎年何本か城に献上されているし」

 あなたのその言葉に少女は目を見開きます。

「呑みたいんですよね?だったら遠慮せずにどうぞ。俺もあなたが『いつか』最高に美味しい酒を呑む日が来ることを祈っていますよ」

 そう言うと目の前の少女の身体がフルフルと震えだしました。

「どうかしましたか?」

 あなたは顔をのぞきこもうとしました。ですがその瞬間少女は叫びをあげました。

「そういう問題じゃなぁーい!!」
      

 

「うぎゃあー!!!!!!」

 少女の叫び声とともに雷が発せられていました。その雷はあなたに直撃し、激しい衝撃がはしりました。

「信じられない、この鈍感、バカ、無神経、最低!あたしの前から消えふせろ!」

 再び少女の手から魔法が発せられました。

 

             

 
 次の瞬間、あなたは少女から魔法を食らい、森の外まで弾きとばされていました。そのときの魔法の威力の余りのすごさに全身の骨と言う骨が砕け、生きているのが奇跡と言う目にあわされてしまいました。

 その後、完全に傷の癒えぬあなたの元に1通の手紙が届きます。それは隣国からの結婚式の招待状でした。そこであなたは思わぬ人と再会します。

 何と花嫁となるその人はあなたを弾きとばしたあの少女でした。彼女は伝説の魔法使い達の王国の姫君だったのです。

 彼女はあなたが森から追い出された後、後からやってきた隣国の王子と恋に落ち、結婚することになったのです。

 彼女はあなたを見るとそれは綺麗に微笑みました。まさにそれは勝者の笑みです。

 そしてあなたに向かってこう言いました。

   「まだ生きてたんだ、この超鈍感男め!」


 彼女はその後その美しさ、強大な魔力と共に何よりその聡明さと闊達さが受け入れられ国民すべてに愛される王妃になりました。

 つまり、『鈍感は無知より罪が重い』、というお話。

                               The end.

 


 
心理分析結果
 


 あなたはいわゆる『電気屋タイプ』です。

 あなたは正義感もあり、応用力もあり、何ごとに対しても上手く対処出来てはいるのですが、人の心を読み取るのが少し下手なようです。もう少し相手の出しているサインを読み取れるようにしましょう。


            

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