| ○オオヒメワラビの仲間 |
| 〔観察ポイント〕 この仲間の観察時 ①葉表の光沢 ②羽軸の翼の有無 ③葉身の形と切れ込み ④胞子嚢群のつき方 の４点が重要なポイントになりますので、フィールドでよく見ておきましょう。オオヒメワラビで切れ込みの少ない２回羽状中裂のものは、オオヒメワラビモドキに似るものがありますので、特徴をよく見ておきましょう。 いずれも谷筋など湿気た所に生えるシダで、見慣れると葉身を見るだけでおおよその見当がつくようになります。 |
| オオヒメワラビモドキ | オオヒメワラビ | ミドリワラビ |
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 広披針形で ２回羽状深裂 |
 三角状楕円形で ２回羽状中裂～３回羽状深裂 |
 三角状卵形で ３回羽状深裂 |
 葉表はやや光沢のある黄緑色～緑色 羽軸まで切れ込まない |
 葉表は光沢のない黄緑色～緑色 羽軸に狭い翼ができる |
 葉表は光沢のない緑色～濃緑色 羽軸にハッキリとした翼ができる |
 胞子嚢群は 円腎形で、中肋と辺縁の中間につく |
 胞子嚢群は 円腎形で、中肋と辺縁の中間につく |
 胞子嚢群は 楕円形、カギ形で、中肋寄りにつく |
 中軸は有毛で肉刺状の突起はない |
 中軸は有毛で肉刺状の突起はない |
 中軸は無毛で肉刺状の突起がある |
| 山地の水際で群生する | 山地の湿気た林床や谷沿いで見られる | 山地の湿気た斜面で見られる |