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2003.8.31
Oさんから電話があり、次回のヘルシー・クッキングのテーマについてお話をした。病態のことは一通り終わったので、次回以降は食品についてや、季節毎のテーマを取り上げていけばどうか、という話をする。詳細は電話にて再度打ち合わせ。
2003.08.30
子供クッキングが無事終わった。前回担当者から、前回のサンドイッチは簡単すぎたという申し送りがあったので、今回は「変わり巻きずし」にしよう、とメニューは随分前から決めていたのに、資料ができたのがギリギリ、前日だった。
切ると、くまさんとお花が出てくる、巻き寿司の作り方をいかにわかるように説明するか・・・試作をして、ヘタなイラストをひねくり回して悩みまくった。実際、大人みたいにプリントを見ながら作る子供はいない。だけど、持ち帰って、親子で作れるように、資料に手は抜けない。実際に目の前で、巻いて見せると、子供たちはあっさり理解してくれた。卵を焼いたり、アスパラやソーセージをゆでて、パーツを用意し、でんぶごはんや青のりごはんでそれを巻く。工作みたいで、楽しいようだ。なかでも子供たちがやりたがったのは、まきすで巻いて、上からぎゅっぎゅっと押さえるところ。子供って、こねたり、押し付けたりがホント好きなんだなと実感。
海苔の代わりに、うす焼き卵で巻いたくまさん寿司は、切るのも大変。そこで、みんなの巻いたお寿司を切ってあげた。みんなの熱い視線をあびて、いよいよカット!「うちゅうじんだー!」「ぶただよ〜」みんな違う顔がでてくる。ちゃんとくまさんになったものより、へんな顔のほうが喜んでいるのがおかしい。
試食して、「どう?どっちがおいしい?」と聞くと「うちゅうじんとお花とどっちもおいしい。」と6歳の男の子が答えてくれた。
残ったお寿司はお持ち帰り。でも持って帰らない子もいたので、聞いてみると「持って帰っても、お母さん捨てちゃうの。」と信じられない答え。ほんとは毎回毎回、お母さん、お父さん達ともお話がしたいのに(お顔を見るだけでもいいのに)、ほとんどの子の親は建物の外で、子供が出てくるのを待っている。
今日はこんなものを作りましたとか、今日はこんなことを頑張ったんですよ、とか、普段の食事についての相談ごとでも、なんでもお話できるのになあ、と毎回思う。
他の栄養士さんも、その辺に引っ掛かるものを感じている。せっかく、お金を払って教室に通って来ているのに、親が何を求めて通わせているのかが見えてこない。
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