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推理小説のお部屋

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とりあえずは基本から…

 と、いうわけでホームズです。(綾瀬川の事だから、有栖川有栖をやると思いましたか?笑) 小学生の頃に、誰もがここら辺から読み始めて、推理小説好きになるのではないのかなあ、と思っているのですが、(江戸川乱歩の少年探偵団ももちろんですがね)どうでしょうか?

 Makotoは何を血迷ったか、新潮社が出している「CD-ROM版 新潮社文庫シャーロック・ホームズ全集」を買ってしまいました。たしか8000円くらい。 文庫で集めようとも思ったんですが、CD-ROM版でおまけで入っているデータ(英国での初版当時の挿絵とか入っているのです!)に興味があったので買っちゃったのでした。
 新潮社文庫の作品は全て入っているので、のんびり作品の発表順に読んでいってます。ここら辺がCD-ROM版の良い所かなあ。作品を読む順番を、発表順、原典順など選べるのです。あと、データベース化されているので、索引の情報量がすごいですね。 目次で全作品一覧を見てみると、読んだようで忘れてしまったものや、読んでいない作品がいくつも目に付いたので楽しみです。
 ここのコーナーでは、読み終わった1作品ずつ順番にコメントしていこうかなあ、と思っています。…文章書くのは苦手なので、あまり真面目に書かないと思いますが。(ネタバレはしませんのでご安心を…)

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 「緋色の研究」 原題:A Study in Scarlet 初出誌:「ピートンのクリスマス年鑑」1887.11
 知る人ぞ知る、ホームズの第1作。ワトソンとホームズがいかにしてベイカー街に同居するようになったか、と言う経緯が判っちゃいます。(ワトソンとホームズは親友だという事で、てっきり幼なじみとか学生の頃の知合いか、と思っていたら、意外と年を取ってから知合いになったクチなんですね…)
 最初の作品と言う事で、文章的につたない所もありますが、ホームズのあの奇人的な振る舞いはこの時期から健在で、良い感じです。(まだまだ甘い、という気もしますが)
 ただ途中に、話が思い出話に突入してしまうのはどうも苦手です。しかも長いんだ…。頑張って読んだけど。
 というわけで、読んだ後の感想としては「まずまずかなあ」といった感じでした。

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