夜襲・朝駆けそれぞれの到着
 6月11日、天候を気にしながらそれぞれが、それぞれの場所からそれぞれの時間帯に三崎に向けて出発。
第一陣は夜10時着。臼井・オミ・伊藤。セッティングを終え、星空の下臼井の平塚名物コロッケとワインでしばし大人の時間を過ごす。11時元気な平野の声。第二陣到着。津田、浦商の女性陣悪戦苦闘してテント設営、やれば出来る。後続隊を考え広く場所を確保。コロッケとワインで盛り上がる。大和田隊到着。カーナビあるにもかかわらず迷いつつ星野運転隊到着。12時を回る頃、小松田隊(ツーカップル)「これから出発します」の電話…! 三崎の夜襲組、計18人。それぞれにさわぎ、それぞれに寝袋の中へ。三崎の空は白々と明け始める……。
 早朝、それぞれの朝飯を済ませている頃、榎家・南家が。ニヒルな男畔上はカヤックで海上より到着。演出なのか自然体なのか???  須貝、NEC中ギャル三人、カヤックの達人加藤初参加。立川も久しぶりの参加。

馬鹿うまカレー
それぞれが落ち着き、三崎の風景になじみ始めた頃、オミがカレーの仕込みを始める。シェフの隣には、岩間(田尻友人)・あや・つだ。若干18の岩間の包丁さばきは見事な物。鍋一杯のタマネギのみじん切りを炒めるのは松村。心配した空は真夏の物。照りつける太陽を物ともせずに炒め通す(約1時間)。古谷食肉店の極上のビーフ。仕込み終わる頃、大和田経50pはある大釜で飯炊き。炎天下、会員制のレストランシェフ・オミのビーフカレーをほおばる。チャイニーズサラダの取り合わせも最高。
 午後は、シーアドベンチャー。5人のお子たちは、磯浜で。中ギャルは加藤からカヤックの直伝。畔上もファンサービス。榎はおっかなびっくり、
息子を抱えてのカヤック、沈しながらも内村ずっと乗りっぱなし。コックピットに収まるか大和田、センスは良さそう。平野、アーリーで生徒を交代交代に乗せ海原に出る。戻った子等の顔生き生き。臼井は例によってスナップ写真を撮りまくる。貴重な写真、いつも感謝。
そして、そのころ、4時間もつけ込んだオミ特製の「やきとり」ができあがる。スパイスがうまい具合にしみこんでいてうまいの何の、もうもう最高最高最高の百倍!!!!。

「管理統制」回転寿司……????!!!
 今回の買い出しは平野・福田の御大将二人。待つ者、大船に乗る。
二人の刺身包丁さばきが進む中、37人の回転寿司をどう回転させるか最高齢者伊藤は悩む。拾い上げた角材でさいころ作り。出た目勝負。
 号令一下、1番グループから回転し出す。ネタが無くならないか心配顔の4番手に回って来たのは15分も過ぎた頃だろうか。心配はもう一つ。スタートは良かったが、2巡目も「管理」されるのか、これではうまさ半減……、と思いきや、「以後、自由にどうぞ!」の声、やったー!!!
しゃりが、ネタが無くなるまで皆それぞれに海の幸を堪能していた。
 浜辺に暗闇が忍んでくる頃、さけ、話、ボー、いねむり……それぞれのスタイルで時間を過ごす。日帰り組は後ろ髪引かれる思いで去っていく。

二日目。それぞれ……でも、共通項は一つ
今日も真夏の天気、一人起き、二人起き……、コーヒーを飲むもの・釣りに行く者・カヌーに乗る者・未だ起きてこざる者……それぞれの朝。
皆に共通しているのが「空腹」。自前の原則で用意せざる者は食えず。食えざる者多し。なんとも表現しがたい無言の時間が過ぎる。8時を回ったろうか。仏の大和田。飯炊きを始めてくれる。自分で自分のアジ、目刺しを焼いてそれぞれに食する。
 赤い旗を付けた監視漁船が今日も出ている。トコブシ捕りを命とする福田、いらつきを隠せず。「ここは魚場ではない!」。が、……。
 大勝軒のラーメンを仕入れてきた田中、皆に振る舞おうと準備を始める。
暑さと疲れで動きのない面々。そんな中、一人で黙々と働く田中を若者が手伝い始める。星野・田尻・岩間そして若者頭津田。
「できたよー!」の声に腰を上げる面々。動かぬが食うことは食うのだ。
面々を避難する気はない。それぞれが、それぞれの場面で活躍していた。
そんな思いを強くした「グルメの三崎、それぞれの夏」であった。
(一言補足:NECおじいはただただ寝て食っただけだった。さぞかし辛い毎日なのであろう。立川、デジカメ記念集合写真を持って再登場、感謝)

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