2002-06-24

Cannan in Celeste Blue
とてもとても古い記憶

いつ、何所でそれを見たのかも覚えて無いくらい古い記憶

だけど、いつか見た空

そこに、ポッカリと浮かぶ緑の森



 始めはそれが何なのか自分にも判らなかったし、見た事さえも忘れていたのに
、ある日、お付きの教授連の一人、グリンが云った言葉で唐突に思い出した。
「この世界を創り賜うた神々は、今は地上を離れ、至高の高みにおわします。
 ですが、神はこの地上を離れる時、民に一つの約束をされたそうです。
『いつか約束の地へと導こう』 と。
 その土地には蜜が溢れ、輝く緑と、香る風、そしてミルクの川が流れているのだそうです」
 色彩的には美しいかもしれないが

「……ベタベタして気持ちが悪そうだな」と云ったら、睨まれた。
 彼はその他国で流行る宗教に随分入れ込んでいるらしく、ルーキウスに伝わる天地創造神話にからめて、事ある毎に話すので、ほんの少し、うんざりとしていた。
 理想郷なのだと云う。誰もが憧れて止まぬ土地。
 緑の大地、花咲き乱れ、穏やかな人々が住む所。
 彼の語る理想郷は確かに素晴らしい所なのかも知れないが、カナンは聞けば聞く程疑問に思う。
 肥沃な大地、一年を通して過ごしやすく、美しい四季が存在し、のんびりと争い事を好まぬ人々の住むこのルーキウスは何なのだ?
 平和である事に奢ってただひたすらに冒険に憧れた日々も有るけれど、その平和で退屈な日々がどれだけ貴重なものであるのか理解したカナンには、グリンの語る理想が悲しくすらある。
 目の前にある幸せに目もくれず、理想を追い掛けて生きる事は幸せか?
 物心つく前から自分の世話をしてくれていた従者を当然の事のように巻き込んで、剰え、彼のそれまでの修行の成果を一瞬で奪い、父、国王に黙って城を抜け出してダンジョンに潜った日々。伝説と云う言葉に惑わされ、好いように踊らされて、国が転覆するかも知れない事態を引き起こした自分。
 良く、無事に回避出来たものだと思う。
 だが、そんな事態にでもならなければ、自分は一生、平和を維持する事こそが大変なのだと云う事を知らずにいただろう。平和で退屈な日々。
 望んだのは変化と実感。自分が何かを成し遂げられるのだと云う自己満足。
 結果は散々だったけど、だけど、かわりに、とても大切な、掛替えの無いものを手に入れた。
 『秘密』と云う言葉は甘美な響きでもって、人を惹き付ける。
 誰かに言えない秘密をもつ事は、何故だかほんのすこし、それまでの自分より大人になったような気分にさせる。しかも、今回の秘密は今までのどんな秘密より、とても重大で、甘い感情を内側に秘めている。

「あれだな」
「は?」
 唐突な主君の言葉に彼の忠実な従者が面を上げた。
「 理想とは高ければ良いと言うものでは無いらしい」
「カナン様?」
「気にするな、独り言だ」
「と、申されましても……」
 ハッキリくっきり聞こえる声の独り言が気にならないわけは無い。何より、従者セレストの知る限り、主人のカナン王子は高い目標に向かって邁進するタイプだ。そのカナンが理想を否定する等とは一体何事だろうと訝しく思うのは必然。
「何かありましたか?」
 セレストがカナンの側に上がるのは基本的に午前中に行われる授業の後で、大概2時に設定されている午后のおやつを運ぶ時だ。今日もその例に漏れず、銀製のお盆に瀟洒なティーセットと本日のおやつであるカップケーキが載っていた。珍しくと言っては何だが、今日はテーブルに付いて大人しくセレストを待っていたかと思えば、この発言。何かカナンの気に触るような事をしてしまったのだろうかとか、それとも何か酷くお心を惑わせる事態でも起きたのだろうかとか、セレストの頭の中はせわしなくぐるぐると回りはじめる。
 赤くなったり、青くなったりと忙しいセレストの表情にカナンはこらえきれず、可愛らしく吹出した。
「か、かかか、カナンさま?」
「こうしていると、お前が近衛隊の副隊長を務めているとはとても思えんな。そんな所はとても部下には見せられないぞ?」
「もしかして、私の反応を愉しんでいらっしゃいます? 意地がお悪いですよ」
「ふふふ……それも悪くはないが、今はそんな気分じゃない。それよりもなぁ、今日はとても天気が良いから、外へ行こう」
「お城の外でしたら却下ですよ」
「安心しろ。日当たりの良いテラスでお茶を飲むのも悪く無いと思っただけなんだが、お前は反対か?」
 口許に微笑みを浮かべ、小鳩が首を傾げるようにほんの少しだけ角度を変えたが故に襟から見え隠れする首筋にうっかり見蕩れつつも、セレストはにっこりと微笑んだ。
「それではすぐに準備を致しますので、少々お待ち頂けますか」
「うむ」
 いつものように鷹揚に頷くと、カナンは椅子を引き、テーブルをたつ。そしてそのまま手に椅子を抱えて歩き出した。
「カナン様、そのような事は私が致しますから……!」
「二人でやった方が早い。今日はお前も一緒に飲むんだぞ」
 カナンがコレといって決めた事は、セレストが何を云ったところで覆る事は殆ど無い。今回も疑問系のような命令系のような言葉を翻すような事はなさらないだろうと、半ば諦めの境地で一緒にテーブル一式を運び出し、そして恐縮しつつも同じテーブルに着いた。と、言っても、おやつのケーキの給仕も、お茶の準備も全てセレストがしているのだからずっと落ち着いていたわけでは無い。
 カナンのカップが空になれば「お注ぎ致しますか?」と気配りは忘れない。
「お前、理想はあるか?」
 唐突に、カナンが口にした。何の事だかついて行けずにセレストは目をパチクリと瞬かせるのみだ。
「え〜っと、カナン様の理想はルーシャス様の様になられる事でしたよね?それと同じようなと云う意味でしょうか?」
「ん、まぁ、そのようなところと云うか、なんと云うかだな……。
 そうだ、セレストは神様をどの程度、信じている?」
 またしても唐突な話の切り替えにセレストの頭はついて行けず、思わず降参の印に両手をあげる。
「カナン様、謎々でしたらお手上げです。どうか私にも分かりやすいようにお話して頂けますか?」
 実の所、カナンとてそのような謎掛けをしたかったわけでは無いので、セレストの言葉に暫く考え込んでしまう。
 そう、そんな事が聞きたかったのでは無くて……
「もし、生涯を終える場所を選べるとしたら、お前はどんな所が良い?」
 カナンはひたとセレストの瞳を見つめた。お遊びで無く、真剣なのだと云う意思表示を込めて。それを受けるセレストの目は、一瞬だけ動揺の色を示したが、すぐに強い色にとって変わる。
「……私は、貴方をお守りすると誓いました。ずっと、お側にあり続けるとも。今もその気持ちは変わりません」
 席を離れ、カナンの前に跪きその手を取る。何か、カナンの心に不安を煽るような事でもあったのなら、その不安ごと受け止められるようにと。
「相変わらずだな。おまえ。云っておくが、僕の盾になって僕の代わりに死んだりしたら許さないぞ」
「努力は致します……」
 と云ったところで、セレストにとってそれは中々に難しい。カナンに何かあれば身体の方で勝手に動いてしまうのだ。きっとカナンが命を狙われるような事にでもなれば、自分の身を呈して庇おうとするのは既に本能に近い。だが、それをカナン自身が厭がる事も知ってしまった以上、努力するとしか言えない。
 カナンはセレストの答に納得してはいないようだったが、ふぅと、小さく息を吐いた。
「セレスト、ところでだなぁ、その答だと将来、職を無くすと思うのだが、それで良いのか?」
 不敵な笑みを浮かべてカナンがセレストの目を覗き込んだ。カナンは機嫌良さげにふふふふと、笑いを噛み締めている。
「ちょっ……! お待ち下さいッ その話は保留ではありませんでしたかっ?!」
「前にも云った通り、僕を止めようと思ったら鎖にでも繋ぐしか手は無いぞ。そうするつもりだと云うのなら別 だが、なぁ、セレスト」
「良いですか、それは脅迫と云うんです!」
「脅迫でもなんでも、言質を取ったと思って良いのか?」
  立場上、カナンを諌めなければならない立場とは言え、魂の随からこの御無体な主君に惚れ込んでいるセレストに勝てるわけ等無いのだ。そんな事は百も承知だ。
 だが、今はまだ従者としての責務に忠実であれと自戒する。
「このように人を嵌めるような事ばかりされて居られますと、いざと云う時、何方からも信用されなくなりますよ!」
 セレストにすればこれでカナンが懲りるか反省してくれればと思って言った言葉だったが、カナンからは予想外の返事が返ってきた。
「なに、構わんぞ。最後にお前が残っていれば僕はそれで良い」
 あまりにもあっさりと言われて、セレストは己の耳を疑った。見上げた主君の顔は心持ち、赤く染まっている。そのまま凝視していたら耳まで赤く染まってしまった。
「ば、馬鹿もの!何を惚けているんだ。何か言ったらどうだ」
( あまりお可愛らしい事を仰るからじゃないですか)
 そう、言いたい所をセレストはぐっと堪えた。カナンは『可愛らしい』と言うと、怒り出す上に、暫くは拗ねて言葉さえ交わしてくれなくなる。
「いえ、身に余る言葉を頂いてしまったので、感動して今は言葉もありませんよ。
 私は……その、自惚れてもよろしいのでしょうか」
「お前は、僕の何だ?!」
 事ある毎に確かめられるその関係。
「私はカナン様の従者兼、ボディーガードです。城の外ではパートナーで、そして……」
 口に出すのが勿体無い程、甘美な響き。躊躇われるのは勿体無いと思うからだ。
 お日様と蜂蜜を絶妙の比率で混ぜ合わせて梳いたような金の髪。湖の碧とも、空の蒼ともとれる透明な碧を讃えた瞳の色。極上のミルク色したすべすべとした肌。
 どれもが文句の付けようのないバランスで、黄金率を体現していると学者が呟いたと言うその容姿のみならず、聡明で、心優しい思い人。
 そんな方が自分のものだなんて、何度考えて解らない。解らないから口にするのが躊躇われてしまい、いつもカナンを怒らせる。
 きっと、自分は今顔を真っ赤にしているのだろうなと苦笑しつつ、セレストはその言葉をやっとの思いで口にした。
「貴方の……恋人……です」
 ふうわりと、カナンの腕がセレストを捕らえる。
「ほんとうに、お前は中々口にしないから、いつも僕が貧乏くじを引かされる」
「申し訳ありません」
「本当にそう思うのなら、もう少し、態度で表わすとか、言葉にするとか努力をしろ! そんなだから今まで真っ当な恋人も居なかったのだろう」
 僭越ですが、恋人は居た事がありますが、カナン様を優先する度に振られましたとは流石に言えなくて、セレストはとほほとなった。よくよく考えてみれば、この頃からカナン最優先だった自分の心境を分析するのが怖い。少なくとも、恋人<カナンであった事から、恋人とは名ばかりで本気では無かったと言う事だろう。
「……そう、ですね。努力致します」
 愛しさの余り、そう返事するのが精一杯だったが、カナンは捕らえたセレストの頭を引き寄せ、その髪に顔を埋めてきた。
「もう暫く、このままでいてくれるか」
 ごく小さな声でそう、囁かれる。無論、セレストに断る謂れ等無い。カナンの背を優しく抱き返す事で了解のしるしとする。だが、このままでは愛しい人の顔が見れないなと、身を捩ってカナンの顔を蹲っている方を見遣ると、バッチリ、カナンと視線があった。
 カナンが少し驚いたように「あ」の字に口を開ける。
「カナン様、どうかなさいましたか」
「あ、いや、何でも無い。何でも無いぞ」
 確かに、何かに驚いたようだったのに、機嫌はすこぶる良いようだ。ふふふふと、特徴のある含笑いを隠そうともせず、そのままセレストの髪に頬擦りをする。
「なぁ、セレストは『理想郷』と言うのを知っているか?」
「……もしかして グリン教授のお話ですか」
「うむ、そうだが、お前も聞かされた事があるのか?」
「はい。カナン様に仕えている者達とは少なからず、面識はありますから。
 勿論、グリン殿ともお話をした事がありますよ。そう言えば、グリン殿が永住の地としてルーキウスをお選びになった理由は御存知ですか?」
 永住と云う言葉に、カナンはセレストに聞き返す。
「そんな事は初耳だ。永住ってなんだ。それじゃあ、今までは何所に居たんだ?」
「冒険家のグリンと云えば、カナン様がお小さい頃までは結構有名だったのですよ。彼の方は見つけたのだそうです。生涯求めてやまなかったものを」
(セレスト殿、当時私は奇蹟を見たと思いました)
 過去に、グリンと話した内容が思い出される。
(自分が目を見開きさえすれば答は簡単な所にあったのですよ)
「知っておられますか。グリン殿が探しておられた理想郷は『CANNAN』カナン、と言うのだそうです」
 セレストの言葉に、カナンが僅かに顔を浮かせた。
「カナン様のお名前と同じ響きですね」
(ミルク色したその肌の色、蜜のごとき黄金の髪、存在そのものが太陽のようなあの方にお会いした時、私は目がさめる思いだった。そして彼の君をお育て申したこの大地……)
「彼の方はこの土地に、ルーキウスに、理想郷を御覧になったのです」
(私は、この地に骨を埋める決心がついたのです。残る命の全て、この大地が良き土地であり続けられるように、尽くしたいと思います……)
「なら……なら、なんで今でも理想郷を探しているような事を云うのだろう?」
 授業の度に理想を語るグリン。すでに見つけたと云いながらまだ追い求めている様なのは一体何故か?
 どうしても理解出来ないカナンは、きゅっと、セレストの髪の一房を引っ張った。急な御無体に痛いと小さな悲鳴を上げて、セレストは髪を引っ張る指に自分の指を絡ませてゆっくりと引き剥がす。
「カナン様に聞いて頂きたかったのでしょう。他の誰でも無い、カナン様に」
「僕に?」
「ええ、他の誰でも無く、カナン様にだからこそ」
「お前は知っているじゃないか」
「カナン様に付く事になったのは同時期ですから、そうした気安さもあったのかも知れませんね。この話を聞いたのは、わりと最近の話ですが」
「なんだか良くは解らぬが、誰彼構わず話しているわけでは無かったのか」
 むう、と考え込む様子のカナンにクスリと笑いがこぼれる。
「私は解るような気がします。私にとっての理想郷はカナン様のお側にあれる事ですから」
 愛おしむように、壊れ物にでも触るように、セレストの指先がカナンの頬に添えられ、ゆっくり、慈しむようにその緩やかな輪郭を描く曲線をなぞると、少し驚いたような青い眼がセレストを凝視している。だが、暫くするとカナンは当たり前のように笑いかけた。
「僕は、ずっと昔、空に浮かぶ杜を見た事があった。いや、正確にはあると思っていた。今まで何所で見たのか、それがなんなのか確かめようとも思わなかったが、今なら分ると思う」
 今度はカナンの指がセレストの前髪に潜り込んで、ゆうるりとかきあげる。すると、カナンの位置からは隠れて見えなかった碧玉のごとき緑の目が、セレストの前髪の間から覗き込める。
「カナン様?」
 きっと、あれはセレストの目だ。
 自分でさえ覚えていられないくらい小さい時の記憶。
 髪の間から見えた緑の目が、自分には空に浮かんだ緑の大地に見えたのだろう。
 口に出して云うと、この従者はどんな反応を示すのだろうかと想像するだけで、わくわくする。きっと赤くなって、畏れ多いとか、勿体無いとか、そんな頓珍漢な事を口走るに違い無いから、今は秘密にしておこうとカナンは心の内で舌を出す。
「カナン様……」
 これ以上余計な詮索は無用とばかりに、カナンはセレストの唇を自分のもので塞いだ。まだまだ経験不足で殆ど触れるだけだった行為は、セレストが応える事でより深くなる。
「ずっと、側にいるんだよな」
「カナン様がお許し下さる限り、いえ、お許し頂けなくてもきっと私は……」
「うむ、もう良い。嗚呼、折角のお茶が冷めてしまったな」
 このまま二人、いつまでも抱き合ったままでは本能が理性を凌駕するのも時間の問題と、セレストの頭を無理矢理引き離したカナンだったが、その手はセレストに因って阻まれる。
「お茶なら、後で幾らでも煎れて差し上げますよ。今はもう少し、このままで居てもよろしいですか?」
「って、そんなにきつく抱きしめておいて許すも何も無いだろう。それに、いつ誰が此処に来るかわからんから、見とがめられては困るといつも云っているのはおまえだろう」
「大丈夫です。今日は鍵が掛っていますから」
 再びセレストの唇が触れてきて、一瞬の絶句の後、カナンはそれもありかと、苦笑を漏らした。滅多に自分から主従の境界線を超えてこないセレストが、珍しく積極的に出てきたのだから付き合うのも悪く無いと、全身の力を抜いてその身を委ねる。
 カナンの目に映るのは青い空と緑の杜。
 世界はそれで埋められる。

 たとえ、世界が苦難に満ちていようとも

 たとえ世界が自分に牙を剥こうとも

 
たったひとり、側に残れば良い

 伝説の理想郷は孤高な空に浮かぶ杜かもしれないが

 そんなものは要らない

 だって、既に自分は見つけてしまったから

 たったひとり

 セレストの傍らこそが僕の理想郷
 
おそまつ!(滝汗)

思い出したようにこんなところに解説もどき
ええと、一応1.5設定の後と云う事で、よろしくです。
で、1.5をしていて思ったのですが、大阪地元ネタ、むっちゃ多いのですが、地方の方はお分かりになるのでしょうか?
今回一ヵ月後でのヒットは「パルナス教授」
パルナス……私はつい最近まで全国ネットでやっているCMだと思っていたら、関西ローカルなCMであった事を確認した。
ズンチャッチャ♪と3拍子で始まる音楽と、不気味可愛い赤ん坊の顔のアップ。それは「もすくぅわぁ〜の味〜」で地元で有名なケーキ屋だった。

で、思った事。
「パルナス」が居るんなら「グリン」が居たって良いよね?
さて、洋菓子のグリンは全国区なのだろうか?これは神のみぞ知る?

えっと、ついでに解説なぞ

理想郷[CANNAN]の出典は聖書です。だから綴りはNが2つです。
カナン様のお名前の綴り[CANAAN]とは違いますので御注意。
Seleste Blueと云う言い方は古い英語に分類されるらしいです。これはそのまま神様が住んでいる空を意味するようです。てか、音が気に入ってそのまま繋げたら言葉になったとでも云いましょうか。
ウチの『蒼空の杜』とは空の理想郷つー恥ずかしげもない名前です。
いいです、何も言わないで。語感が好きなんだから。

 

■モドル■