さて、感想に行く前に、私と『王子』の馴れ初めなぞ★
実は、NEKOは林檎ユーザーですので、プレステから入りました。
『王子さまLv1』は以前広告を見た時、RPGは大好きでしたが、BLにはまったく興味が無かったのと窓専用と云う事で、きっぱりと記憶の彼方へ追いやられていたのです。が、また、偶然、PS版の公式ページに流れ着いたのでした。
BLはどうやらオン/オフ選べるらしい。キャラクターは可愛らしくて好みだ。RPGだ!
発売前に流れ着いた私は、同ページ内にある『すべてがFになる』からすっかり『王子』に鞍替えしていたとさ。
発売前に某誌でミニ特集のようなモノがあり、某氏と「可愛いね」「気になるね!」と言い合っているウチに某氏は窓ユーザーだったんでさっさとPC版を購入されてました・・・・・・・・うにゅ。
発売当時、色々とあって、没頭する様にゲームに興じました。
暇があるとゲーム起動しています。
そして、NEKOは一気に奈落の底へ堕ちて行くのでした。
■2003年11月17日
ところで、興味が無いとか云っておきながら、この人実は予約までして購入しています。
NEKOの部屋にはカナンさまのミニ・パンチングPOPがあります。後に1.5でセレストのミニ・パンチングPOPがおまけに付いて、現在二人並べて悦に入ってます。
さぁ、いざゲームです!
喋る。
喋る喋る喋る!
フル・ボイスと云うのに慣れていなかった所為でエライ驚きましたが、モノローグ(独白)以外は殆ど完璧に喋ってくれます!
初めて聞くカナンさまの声は、男の人では無く今ではお馴染みの朴さんでした。
年齢不祥の王子さま、予想では16〜7才だと思っていたので少し年齢落として15才くらいと思ってプレイする事に。そしてセレスト、設定では23才なんですが、見えない・・・・・・・・。しかも、なんか抑えた喋り方が合っていないような気さえする。もっと元気なのを予想してたので。
ところが、この感想は後に随分変わります。ドラマCD買っちゃったんですね(笑)。
PS版のセレストは『従者』(外面)喋りなんです。『俺』は私用で『私』はお仕事中の喋りだったんですね。
そう思うとまた、萌えます。囁くような低めに抑えた喋り方は、おそらく自分が若い事を解っていて、それでも大人として、従者としての自分を保つ為と思われます。
声と云えば、白鳳やおやぶん等、ハマり過ぎてて怖いくらいです(笑)。対してレベル神やスキル神の声を聞いた時には予想を遥かに上回る声で、ぶっとびました。スパイ伊藤もこの時の声はちょっと〜〜〜〜〜〜(汗)
あと、『幸福きゃんきゃん』の声に死んで下さい。
未プレイの方は、是非、『幸福きゃんきゃん』の声をとばさずに聴いてね(はぁと)
詳しいストーリーはもう良いでしょうから流れとしては簡単に、後はPC版とPS版と違う所を中心に語りま〜す!
初めての冒険は初めてのお使いでした。
今までのFFやDQといったゲームに慣れ親しんできた方には操作性が悪い印象なんですが、それを吹飛ばす勢いのストーリー展開です。お使いイベントだけでもおかしいのに、止めの様にカナンさまはセレストに足輪をプレゼントなさったのでした。声付きだと、セレストの悲愴感がまた格別です。
「私のこれまでを返して下さい〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
これまで、ですよ。これまでと云う言葉には一体どれほどのモノが詰まっていたのでしょう(笑)
比べてカナンさまの軽い事!
「一緒に修行しよう、な!」
ですからね。
でもすごいです。セレストのこれまでを一瞬でフイにしたのに、この一言でカナンと云う人物が憎めなくなり、本当に純粋に楽しみたがっているのだと解らせてしまうのですから。人徳でしょうか?(笑)
ともかく、ここから二人の関係は済し崩しに泥沼に向かうのであったとさ☆ちゃんちゃん♪
でもなんだかんだ云っても、カナンさまが心配で心配で仕方のない従者。
その後、彼の涙ぐましい生活が始まるんですね!(主人公は誰だ?!)
カナンさまは突拍子も無いわ、白鳳は迫ってくるし、何時の間にか王国には盗賊団なんて居着いてる。
カナンさまに振り回されるだけ振り回されているのに、それでもカナンさま大事なんだね、この人!
声が付いているので、全体的にPS版のカナンさまは子供っぽい(より、おバカっぽい) 印象でお話は展開します。メインストーリーはPC版と一緒ですが、この声、思わぬ所で萌を作ってくれます。
テキストでは味わえぬポイントに萌えがあるんです!。
代表例としては、やはり氷のダンジョンでしょうか。
第一日目。朝、一騒動があったらしく、騒がしい城内。そんな中セレストがカナンさまを起しにやって来ます。
ここはPC版と変わりませんが、PS版ではカナンさまに声がついているのです!
寝起きです。
寝ぼけたお声です。
でも、違う声に聞こえます。
・・・・・・・・・・・。
台詞は
「ん・・・・」
PCプレイヤーの皆様も、CD版聴いた事があるなら想像してみて下さい。
カナンさまの掠れ気味のお声で「ん‥‥‥」と入るのを!
セレスト、毎朝カナンさまのあんな声、聴いてるんですね!!!
よく今まで無事だったな。てか、この時点では自覚がおありでない。二人とも。
PS版をお持ちの方は氷のダンジョン一日目の初っ端、本当に一瞬ですので聞き耳を立てて確認してみて下さい。
こうゆう時、ええなぁ。声付きv と思います。
ちょっと時間を進めて‥‥‥。
実家に帰った後、白鳳と飲みに行くイベントはPC版にもありますが、PS版BLモードでは、この後の[不機嫌王子]に“王子からのキス”と云うイベントが追加されています!
王子からのキス。カナンさまからのキスですよ!
セレスト、棚からぼた餅!(今、入力ミスで丹波からぼた餅に・・・・。丹波の黒豆で作ったぼた餅?)
昨夜、セレストの帰りが遅いからとお城を抜け出したカナンさまが見たものは、白鳳にキスされて穏やかに別れるセレストの姿。内心穏やかじゃありません。つか、この時点でカナンさまは明らかに白鳳に対して焼きもちを焼いています。イライラ、ムカムカ。
んで、“白鳳と付き合っているんなら僕のパートナーはやめてしまえ!”といった内容の発言をされます。
慌てるセレスト!
「まさか御覧になってたんですか、昨日のあれを‥‥」
御覧になってたんですよ。
どうでも良いけど、セレストのズレっぷりはカナンさまの夜の外出をとがめる所に出てます。
しかし、今回カナンさまは誤魔化されません。しっかりきっちり問いつめて‥‥。
ここでセレストの方も「誤解」だと必死になって、いかに、自分にとってカナンさまが特別なのかを延々ぶっちゃけます。
そしてパートナーである事を確認するカナンさま。
なんか不実な恋人を問いつめたら、こんなに大切に思っているのに!と無自覚に弁明するセレストといった印象なのは、自分が充分腐女子化してる所為?
兎に角、手を放してもらったカナンさま、そのままセレストに不意ちゅー。
驚くセレストに「動くな」と一言で金縛り。
「・・・・・・・」
と、台詞に無言の間が設定されている所を見ると、一瞬じゃありませんね。結構、時間掛けてる?
「はぁ・・・」と息を吐くカナンさま。セレストは顔を真っ赤にして狼狽え中。
この時セレストは「女学生じゃないんですから」発言を質に「どうとゆうこともないのだろう?」とカナンさまに軽くあしらわれます。が、後にどうと云う事があった事判明。
この時点でカナンさまは「皮膚の接触」とか「握手とかわらん」なんて発言しておきながら、“キスの後の夜”で、 「今日は‥‥‥すっとした。 ‥‥‥‥‥‥のはいいんんだが‥‥‥」と、キスはいつか出会う女性の為にとっておくべきだったかとか、考えながら、結局「まぁ、いいか。どうということもなかったんだしな。うん」と自分を納得させています。この時のカナンさまの顔CGは頬染め。
そして止めに、「今日は良く眠れそうだ」と。
つまり、昨夜は白鳳とセレストのキスシーンで頭一杯で、眠れなかったんですね?
対するセレスト、「まったく、まったく、まったく!」悪戯が過ぎると部屋でのたうち中。
「だいたい、あれが初めてだったんじゃないか?」と、己がカナンさまのファーストキス貰っちまった事にまで動揺中。「い、いかんな。こんなことでいいのかどうか、問題があるのは俺の方だ」とやはり顔の赤いセレスト。
「はぁ‥‥なんで二日も続けて男とキスしてるんだ、俺‥‥」
って、隙が有り過ぎです。セレスト。
「回避力が足りないんだろうか」
回避以前と云う気がします。
「もっと生活を引き締めよう」と言いつつ、彼は更に深みに(笑)。
ところで、カナンさまの台詞「酒を・・・つきあったんじゃないか」と、テキストではなっていますが、実際には「酒は・・・つきあったんじゃないか」になってますね。を、よりは、のほうがしっくり来るから打ち込みミス?
■2003年11月20日
一旦話を区切りましたが、続きです。そして上記文、一部修正。
初回プレイ(と云うとなんか違うもののようだが)のとき、気がついたら何故かノーマルモードでは無く、いきなりBLモードONにしてプレイしていたNEKOですが、PS(家庭用)と云う事もあり、夕食後にのほほんと明かりのついた自室で堂々とゲームを進めていました。
温泉で大量の汗が吹出す白鳳と桜涯さんのシーン。だが、「落ち着け、あたし!。PSで危ないシーンに突入する事無いはずやんか!」とそこは乗り切りましたが、先程の“王子からのキス”直前、NEKOの横にはPCの前に陣取るMOKU姐の姿があった。
主従のやり取りは見ていてほのぼの。だが、ものごっつ、恥ずかしい・・・・・・。
何が恥ずかしいって、セレストの台詞が一々恥ずかしい!
見ているこっちが照れるにょ。
初めてなのに、予感がした。
この後、BLシーン*だ・・・・・・・・・。(*王子からのキス)
あまりの気恥ずかしさから、我慢出来ずにリセットボタンを押しているNEKOの姿があった。
MOKUは「どうせ・・・」なんて云っていたが、NEKOはキスシーンでさえ照れが出る程、BLと云うものに免疫が無かったんです。てか、それを人前で観賞するのに免疫が無かったと云うか。
昔で云う所の耽美小説とかやおい同人とかは、わりと目にしていたので、見る事自体には抵抗は少なかったんですがね〜。誰かと一緒にTVの画面で見ると云う行為は羞恥プレイのようでした(汗)。
駄菓子菓子、この“王子からのキス”はNEKOのお気に入りシーンとしてゲームからMDに落とされているのでした☆他に最後の“告白”シーンも録音されている。
これが静止画では無く、動画であったなら、確実にビデオ落とししていた事でしょう。(そうゆう配線だけは真面目にやる。ビデオもTVもコンポも自機を持っている強みだね)
ところで、このゲームのおまけと云うか、特徴と云うべきか、RPG初心者向けにこれでもかと云う機能が『相談コマンド』何かある度に一々主従の会話を確認したくなる程です。
もちろん、状況によっても微妙に台詞が変わったりと、楽しみどころは抜群。
泉のダンジョンにおけるカナン様の迷台詞は恐ろしいやら可愛らしいやら。
と云うか、あんな可愛い顔してさらりととんでもない事云いますからね。
「断末魔っぽい」とか。
あと、ダンジョンに行かないでいきなり城に帰ろうとするとセレストが確認取りますが、氷のダンジョンの初日のみ、台詞は一緒なんですが録音が違うのでこれも一度確認アレ。
さて、アレやこれやで話を進めて炎のダンジョンでは子分拾いです。
集合と解散時に点呼の様に子分が喋ります。拾った人数分!
初っ端から沢山拾うと、初日から子分の会話を聞く羽目に・・・・・。
どうでも良いけど、PS版のキャラはのんびりおっとり喋る方多くて、もっとシャキシャキ喋らんかい!と云いたくなります。ロイもぐっちゃ、のた〜〜りと喋るんだ。
だが、話もここまで来ると風雲急を告げ展開は一気にハードに。
炎のダンジョンで既に『王子のお気軽冒険』では済まされない雰囲気。少なくとも、カナン様にはまだ楽しんでいる余裕がありましたが、危機感は無かったでしょう。ところが王家に関わる重大な事件ともなればお遊び気分、冒険者気分を楽しむ所ではありません。いや、それよりも悪い事に、御家族から追われる立場に・・・。
セレストの機転で城から脱出するも、混乱するカナン様。
務めて明るく振る舞おうにも、やはりショックは隠せない御様子。
カナン様を優しく慰め、励ますセレスト。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
“宿屋の夜”(王子攻め)
NEKOさんはBLモードONでした。
えええええっ?!
生腕セレスト(のUP)はノーマルモードなの〜〜〜〜〜?!!!!!
(↑何故か公式原画集を持っていた。ちなみにこの時点で袋とじは綴じたまま)
PSでは途中でモードを切り替える事は出来ないのだ(号泣)。
そしてここに、再度ノーマルモードでクリアし直す事を心に誓うナマものの姿があった。
つか、いきなりカナセレ専用絵が来るとは思いませんでしたよ。より多くの絵を採用する為とは言え、驚いたの何のって‥‥‥。
無意識にセレカナ街道まっしぐらなNEKOだった・・・・。
語っても語ってもネタは尽きないようだ つことで、今夜もアデュー
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