Q3-1
                                                                                                     

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質問: 

440Hzというのはどういう意味ですか?

「この楽器はピッチが高い」などとよくいいます。ピッチは日本語でいうと「音程」となります。「音程」という言葉には、「2つの音の高さの差」をいう場合もありますが、ここでの音程は、個々の音について、その高さのことをいいます。

物理の授業を受けたことがある人は思い出してください。音の正体は空気の振動です。空気が規則的に振動すると音になります。音の高さは、この振動に関係があります。1秒間に振動する回数を音の振動数といいます。振動数の単位はHz(ヘルツ)です。1Hzとは、1秒間に1回振動する振動数です。振動数が大きければ大きいほど、高い音になります。つまりピッチとは、物理学でいう振動数のことです。

中央ドから上へ、ドレミファソラ と上がったラの音(Aの音)、これが440Hzです。一般にA=440Hzがピッチの標準なのですが、オーケストラなどではA=440Hzよりも高いピッチ、442Hzなどが使われることが多いようですね。

標準の「ラ」の位置を図で確認する。

A=440Hzのラの音、これが基本になっています。この楽器は440Hzというと、(中央ドのすぐ上の)ラの音が440Hzになっているという意味です。

オカリーナもメーカーによっては、ピッチを表示してあるものもあります。もっともオカリーナは、息の強さによって大きく音程が変ってしまう楽器ですから、目安ということでしょう。

オカリーナの伴奏をお願いする場合、伴奏の楽器がアコースティック・ピアノの場合は、ピッチを急には変えられないので注意が必要かもしれません。電子ピアノの場合は、ピッチがボタンひとつで変更可能な機種もあると思います。ギターなどの弦楽器は、比較的短時間にピッチの調整ができますから便利ですね。

ところで、チューナーを使うと、すべての音が440Hz付近にあるように錯覚しますが、A以外の音は440Hz(またはその近辺)ではありません。チューナーは、感知した周波数から、何の音であるかどうかを割り出し、440Hzに換算した数値を表示しているだけです。

A=440Hzのラの音より1オクターブ低いラの音の振動数は220Hz、1オクターブ高いラの音の振動数は880Hzです。1オクターブの違いというのは、振動数では2倍の差があるということです。

それでは、例えば中央ドの振動数はいくつなのでしょう?それはまた次の機会に・・・。

 

順路 (工事中)

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