愛車2号記(Vmax)
私の趣味と経済的事情では、まずオーナーになることはありえなかったはずの古い大型バイクが現在 の愛車2号となった。

カナダ向け輸出車で俗に言う逆車。1988 YAMAHA VMX12W。1989年2月初登録で 既に12年経って、20,770km走った一昔前の中古車。56才で新車購入したという方から譲り受けた。
運搬、修理、整備、車検、名義変更等で費用が馬鹿にならなかったけれど、人生チャンスにはトライの気持 ちで、自らを叱咤激励して決断。

フレームNo.JYA2LTxxx、排気量1,198cc、重量283kg、(145馬力?)、水冷V4気筒、4スト。

2001年5月27日、ついにバイク屋から引き取り。
この日のためにプロテクターの入ったラ イディングウエア(ジャケット、パンツ)を購入。ガラにも無く格好から入る。最近はちょっと転んで打ったところの痛みがひと月ぐらい消えないので、身を守る為にはりこんだ、52才ライダーの必要経費。靴 も購入、車体の赤黒に合わせたヘルメットまで欲しくなった。

アルミ部品に白いさび、鉄部品に茶色いさびがところどころに出ている。のんびり楽しみながら磨く予定 。キャブレターのオーバーホール、エンジンヘッドガスケット交換、シフトべダルとステップ、左ウインカー
、バッテリー、その他いろいろ新しくなっているけど、まだハンドルが曲がっている、タイヤもそろそろ寿 命と言われ、これからも維持するのには金がかかりそう。

英語と仏語で書かれたOWNER’S MANUALとパーツカタログ(1990.1発行 VMAX1200 3UF1)を前オーナーさんからもらえた。
サービスマニアル(3UF-28197-00)とV-MAX FILE 1,2,3を購入。トルクレンチも購入。Do it myselfの準備。

2001年6月2日、エンジンガード購入、取り付け。たちゴケ対策。
取り付け中にクランクケースカバープレートにひびが入っているのを発見。

大型バイクは教習所のあの滑らかで静かな(???)CB750しか乗ったことがない。Vmaxは吼える。信 号待ちのアイドリングから、くせのある独特のリズムの突き上げに酔わされる。僅かなアクセル操作で、全く流れに遅れない出足の良さ、反応の速さに感激。体感速度はSR125のマイナス20〜30km/h位 か、シフトアップを早めにしてもアクセルにしっかり反応してくれ、あっという間に法定速度を超える。スピードメーターを頻繁に見て、オーバースピードにならないように気を使う。エンジン回転を上げたときの加 速は官能的(???)。いくらでもスピードが出そうだが、私の年齢相応にゆっくり走っても十分楽しい。 5速60km/hで2、300rpm位。でも、エンジンとラジエーターから熱風が湧き上がってくる、熱い、オーバ ーヒートしそう。そして、とても燃費が悪いといううわさ。前オーナーさんは100km走ったらガソリンスタンドの心配を始めると言っていた。2000年6月3日109.5kmで給油、7.54リッターしか入らない。リッターあたり14km以上走った。ん?、高速以外では10km/l以下と聞いていたわりには良い。セルフのスタンドで自分で入れたのでそんなに誤差は無いはず。2000回転くらいでのんびり走るとこれくらいの燃費は出るらしい。慣れてくると悪くなるんだろうと思う。今は、思っていたより良いので満足。
めちゃ重い。センタースタンドがかけられない。駐車場の排水のための僅かな地面の傾斜がつらい。駐
車場に頭から入れると引き出すのが大変。バックギアが欲しい。エンストしたら押して戻ってくるのは絶 対無理。駐車場所変えてもらった。住居から遠いけど出し入れしやすい。体力、筋力不足対策。

安全運転講習会に参加。グッドライダーミーティング。女性白バイ隊の指導を受けた。坂を登りながらのUターンで転倒。エンジンガードが早速しっかり役に立った。右のバックミラーが折れた。自分の腕の未熟さが良く判った。半年くらい乗ってからまた参加予定。バイクが体になじんでからが良い。今の操作感覚では、せっかくの内容が身につかない。重い、止まらない、曲がらない、極低速でのバランスが取れない。リヤブレーキ(足)が巧く使えない。帰りに跨ろうとして足が上がらず、ふらついて立ちゴケ。情けない。この日2回転倒してもウエアのおかげで外傷はなかったが右足の付け根の痛みが翌日から起こり、消えるまで2週間かかった。とし、、、か。

ミラーのアームだけを購入。左右とも交換。寸法間違えて4cm程長くなったけど、かっこいいのでこのまま使う。

フロントフォークからオイルがにじみ出ている、オイルシールの交換が必要か。リヤクッションもへたっている。タイヤもそろそろ。どうしよう、、、、、