仙台スタジアムに17,933人の大観衆を集めて行われたJ2第27節。どちらのホームか分からないくらいアウエーである浦和のサポーターが詰め掛け大声援を送っていた。試合は浦和の永井が長いドリブルからシュートで24分に先制したものの、仙台も食い下がり39分に蓮見が同点ゴールを決めた。後半13分にケガから復帰し、アップの合間にサインをくれた小野が入ったが、決着がつかなかった。熱気あふれる応援と選手の動きもよくすばらしい感動的な試合だった。

試合前のアップを終えた小野選手。この後、右のサインをくれた。
ありがとう小野ちゃん。これからも応援するぜ!!

いつもの試合とは勝手が違う仙台サポーター陣。経験豊かな浦和のサポーターに負けることなく必死の声援を送っていた。いつかは浦和を越す熱血サポーターになろうぜ!

真っ赤に染まったアウエー側サポーター席。声も確かに出るが、びっくりしたのは、応援の長さだ。後半の途中から延長終了まで約50分にわたり、「大脱走のテーマ」(?)の応援歌を歌いっぱなしだった。「試合に勝てないのはサポータの応援が足りないからだ」とでもいうような熱い応援だった。

試合前のピッチに姿をあらわした浦和イレブンが大観衆にあいさつ

試合前のアップをする仙台の選手

ケガの具合が心配な小野伸二。練習も他の選手とは別メニューだった。今日は出番がないのか・・・?

しかし、仙台の大観衆の前に後半途中からピッチに立った小野。軽快なボールタッチからのパスはさすが一級品。

浦和ゴール前での藤吉のシュート。仙台は数少ないチャンスを生かすことができなかった。

延長戦に入る前、健闘を誓い合う両軍の選手

試合終了後、サポーターにあいさつする浦和イレブン。試合は勝てなかったが選手もサポーターもお互いの健闘をたたえあうシーンだ