ベガルタ仙台 0−1 ジェフ市原
入場者数 19,205人
 W杯の中断から、2連敗の仙台。久々のホームとあり、仙台スタジアムは超満員で、試合開始30分前に入るときには、既に18,000個用意した「ベガルタうちわ」も品切れ状態。試合の方は、立ち上がりこそ静かだったが、5分すぎからは激しいゲームとなった。8分に右CKを岩本が蹴ったあたりから徐々にベガルタが盛り返してきた。そして私の時計で15分に、左からの岩本の低いセンタリングを中央で山下が頭であわせたボールをキーパーが左に飛びはじいたところにマルコスが走りこみきっちり決めて先制した。その後危ないシーンは1回あったが、試合が落ち着いてきた。しかし、40分にマルコスが左足を痛めた様子。少し心配である。そして44分にクリアボールを拾われ左サイドからこぼれたボールを押し込まれて同点になった。そして後半は、立ち上がりから押されぎみだがこう着状態。20分に財前に変わり大友が入った。29分にマルコスが中央でワンツーパスで抜けたがシュートは左にはずれた。そして、36分マルコスが同じように山下とのワンツーで抜け、キーパーをかわそうしたところを手で抑えられPK。必要に市原選手が審判に詰め寄るが認められず、マルコスが右隅に落ち着いて決め勝ち越した。しかし悪夢は、ロスタイム4分のうち、あと2分を残すぐらいの時にやってきた。ジェフは右サイドにでたボールをゴールラインぎりぎりで追いつきセンタリング。それをニアポストに走り込んだ和多田がヘディングでゴール左隅に決めた。これで延長戦突入。そして延長後半5分バックの裏に出たボールを飛び出したキーパーともつれ、そのボールを拾われ無人ゴールに決められた。もうちょっとのところで、点を入れられるという残念な試合運びとなった。考えれば何回もJ2陥落の危機を経験したジェフが1枚上だったのかもしれない。こうなれば切り替えて次に集中である。

とにかくいっぱいだった今夜の仙スタ。ベガルタゴールドも来るたびに充実してきました

マルコスのPKシーン。キーパーの反応とは逆をついた