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発作性上室性頻拍
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1. |
現 象 |
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2016年末、不定期に脈拍が 150を超え、動悸が激しくなるようになった。現象は数分から十数分続くケースが多い。
診察の結果、どうやら 「発作性上室性頻拍」 で手術の必要があるとのこと。その手術可能な 「横浜市立みなと赤十字病院」で入院治療をすることにした。
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2. |
上室性 頻拍 |
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QRS波の幅が変わらず正常幅を示しているとき 下記は両方を、ひとまとめにして「上室性」 と呼ぶ。 |
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・心房性頻拍;房室結節より上の場所(心房側)で発生するもの。 |
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・房室接合部性頻拍 ;房室接合部周辺で発生する もの。 |
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■ |
現象の特徴 |
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・心房内および房室接合部付近で、1分間に150〜250程度の頻繁な興奮が発生。 P波は、しばしば確認できないが、QRS波は幅の狭い正常な形を取る。 脈は突然、速くなる。血圧は正常か、あるいは低くなることもある。 |
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3. |
私の場合 |
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私の場合は右図の空色のようなバイパス血管が出来て、異常な電気信号が発生していた。
この異常パスを高周波で焼灼して切断することが根本対策である。
焼灼後の再発は殆ど無いとのこと。
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4. |
処置 |
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2017年2月5〜8日に「横浜市立みなと赤十字病院」に入院し、焼灼手術を行った。 |
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治療のイメージ |
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○高周波カテーテルアブレーション治療
カテーテルの先の電極から体外の対極板に高周波電流を流す。
強い電流によって、カテーテルの先に触れているわずかな領域の心筋組織だけが電気的に焼かれ(50-60度に加熱)て、細胞は死滅し、対象の不整脈が消失する。
1回の焼灼あたり、電流を流す時間は1分以内、焼灼範囲は直径、深さとも5mm程度。 |
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手術後2日目の午前中には退院の運びとなった。 |
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退院後は特に服薬もなく、すぐに平常生活に戻れたが、治療の後遺症として、カテーテル挿入口で 固定用に付けたガムテープ状の接着力がものすごく、その接着部分(内股)が内出血して、その痕が3週間消えなかった。(左図)
その後、完治し、現在まで何の異常も見られないです。
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(参考) |
高周波カテーテルアブレーション治療 保険手術点数;126,864点:保険金;60,000円 |
共済保険金は 入院・手術・一時金合計で90,000円受領 |
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