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平田式熱鍼療法(その3)

〜 自然治癒力をあげよう 〜

 ☆そもそものいきさつ

 先ず、この熱鍼療法へのかかわりについて 述べたい。そのきっかけは2005年、ちょっと痛風気味で 足の末端部が痛み出した。

 たまたま、行きつけの赤坂見附のスナックで、飲み友達のW氏が私のつぶやきを聞き、"そんなの簡単に治してやるよ。従兄弟から伝授された「平田式熱鍼療法」が副作用も無く良く効く"との言葉を掛けてくれた。

 それで数日、熱鍼器で"治療 ?"して貰ったら、なんと、痛みが無くなった。

 そのとき、彼から
"自営として温熱療法をやりたい。ついては従兄弟から引き継いだ熱鍼器が古くて壊れたときに困る。
予備が必要だが 業者はもう古くて同じものは作れないと言うし、調達が出来ぬ。最新型は能力不足で商売にならない。
商売をするからには スペア を持たないと・・・・・・。"

との悩みを打ち明けられた。 

 そこで、その熱鍼器を見せてもらい、分解して中身をみると、そう難しいものでもなく、現在の部品で代用しながら組立て可能とわかった。 そのときの回路図がこれである。


 しかし、後述するが、その後、こんなに複雑なものではなく、ハンダ鏝を使ったこんな回路でもまったく同じ能力を有することが判明、部品も少なく故障にも強いので以後これで活用している。


 早速、部品を秋葉原で調達して、自分用を含めて都合3台組立てた。

 熱源のコテは 当時、「マジキュー」なる家庭用熱鍼器具を製造販売していた(株)原田工業さんから ビューティーローラーの名称のものを入手、それ以来、この熱鍼器を愛用している。


 しかし、その後、こんなに複雑なものではなく、ハンダ鏝を使ったものでもまったく同じ能力を有するので、予備用として作成し、現在はこの2台を保有している。

☆ 平田式熱鍼療法 とは

 平田式心療法は平田式心療器で皮膚を刺激して疾病を治療する。

 心療器で刺激すると、電気を通じないで体内に神経の電位変換を起こし、また灸のように熱い苦しい、いやな思いをすることなく、しかも灸以上の強熱刺激を与え、鍼のように筋肉に深くさしこまずに、しかも痛快な感覚を覚醒する。

 また、太陽光線のような漠然とした刺激でなく、ラジウムやエックス線以上の深部透徹力を神経伝導によってなし得るばかりでなく、薬物注射のような副作用のない刺激が、直ちに病患部に作用して治療的効果を挙げることができる。

 この療法は心理的に、強熱痛快の刺激により、疾病の感覚と感情を一挙に弁覆(べんぷく)する心理的効果に加えて、最も強い皮膚刺激すなわち熱痛刺激によって、身体に神経の電位変換を起こすことがまたその目的の一つである。

 それによって疾病のための痔痛は即座に消え、熱は引き、毒があれば排泄され、ばい菌があれば白血球の増加によって絶滅され、鬱血充血はともに散じ、麻痺があれば覚醒されるということで、疾病は根本的にまた自然に治るのである。

 また内臓に病変があると、皮膚のどこかに知覚の変化を来し、かつその付近の筋肉に緊張感または痺痛や攣縮を起こしがちである。(すなわち知覚過敏帯が生じる)

 かつ、筋肉の変化などは逆に内臓に反射作用を及ぼして、一層内臓異常を甚だしくするということになるから、皮膚の知覚異常を呈した場所から心療刺激を加えると、内外両面の病的作用を無くすという結果になるのである。                 

 (平田内蔵吉:著 久米建寿:編 「平田式心療法 熱鍼快療術」より抜粋)


 なお、本法は 平田内蔵吉:著 久米建寿:編 「平田式心療法 熱鍼快療術」として たにぐち書店 より単行本が出版されている。

 また、器具はいささか高価ではあるが家庭用温灸器として市販されている。(7万〜20万円程度)

  続く

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