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蓄電池システムの導入

 FIT(太陽光発電の余剰電力買取制度)期間終了後の太陽光発電有効利用対策として シャープ屋内設置用リチウムイオン蓄電池システム を導入した。



 システムイメージは右図のようになる。

 ここで

・蓄電池本体
・ハイブリッドパワ−コンディショナー
・モニター

を新規または交換して 屋内配線の変更を実施し、システム構成を完成した。

 蓄電池は 太陽光発電定格容量 4.65kWh を考慮して 屋内設置用の4.8kWhモジュールを採用、現行のパワーコンディショナーは ハイブリッドパワーコンディショナー(5.5kW)に変更、モニターもこれら用に変更した。

★システム稼動対応
 (1)FIT期間 (〜2020/6/15)
 シャープ社 HP の図を引用して説明する。
 FIT期間中は 48円/kWh で買い取ってくれるので、余剰電力はもっぱら売電に努め、電気代の節約に寄与する。
 蓄電電力は深夜帯以外の時間に 深夜帯の割安価格で充電した蓄電池から供給し、電気代の節約に努める。

 
 すなわち、ある日の発電と消費電力の実績を使って説明すると、右図のような形態になる。


 売電と買電の実績はこのようになり、7時から19時ごろまでは殆ど買電を抑えることが出来、電気代の節約に役立つ。

 このときの蓄電池の残量実績はこのようになる。すなわち7時から太陽光発電が活発になる1時間程度と夕方太陽光が翳ってくる16時以降の数時間に必要電力を蓄電池から供給する。

(2)FIT期間終了後(2020/6/16〜2024/1/31)
従来の 「経済性モード」で 12円/kWH 売電を実施。
(セキスイハイム グループ で 蓄電池システム導入をすれば 12円/kWH 売電が可能なので、「電化上手」との併用で 従来モードで運用する。)
(3)FIT期間終了後(2024/2/01〜)
 2022/2/14 ロシアのウクライナ侵攻に端を発し、火力発電の燃料問題で 電力料金が値上がりしてきたので、対策として「経済性モード」 →「クリーンモード」に変更し、出来るだけ電力会社から買わないようにして、更に余力が出たとき、 12円/kWH 売電を実施。
 また、将来、蓄電池の価格低減が顕著になれば、蓄電池容量を増加し、一層の電気代節約に努める。

 

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