Column
ヴァイオリンの上達に欠かせないのが、調弦。
でも、なかなか上手にできない・・・調弦のコツってあるのかな?


  1   ヴァイオリンの調弦
更新日時:
2008/07/13 
 ヴァイオリンには、4本の弦があります。
音の低い方から、G線(ソ)・D線(レ)・A線(ラ)・E線(ミ)となっていて、例えばG線とD線は「・ラ・シ・ド・」〜ソとレの音の関係は、ソからレまで順番に数えると音が5個あるので「5度の関係」と言います。5度の関係の音を正確に調弦して一緒に弾くと、透明で澄んだ響きの和音が得られます。
 今までいろんなサイトを参考にしたり、違うタイプのチューナーを買って5度調弦の響きを早く覚える方法がないか試行錯誤してきましたが、現段階ではまだみなさんに「これだ!」とお伝えできる5度調弦の習得法はわかっていません・・・でも、基本になるA線(ラ)に関しては、早く習得できる方法を大人の生徒さんとのレッスンで見つけましたので、それを皆さんにお知らせしたいと思います。

  2   調弦にチャレンジ〜その1(まずチューナーを買おう♪)
更新日時:
2008/07/13 
 ヴァイオリンの4本の弦のうち、最初に合わせるのが、楽器を構えたときにに右から二番目にある弦(A線)です。最初のうちは、ボウイングも安定していないし、ペグ(弦を巻く木のネジ)の操作も大変難しいので、アジャスター(音程の微調整ができる金属のネジ)を4本の弦に取り付けましょう。詳しいことがよくわからない方は、楽器屋さんに楽器を持っていって付けていただくといいですね。アジャスターは1つ300円程度ですから、4つ付けても1200円ほどです。
 さて、アジャスターを取り付けたら、今度はA線の調弦にチャレンジしてみましょう!チューナーはいろんなメーカーから様々なタイプの物が出ていますが、ここではなるべく安いチューナをご紹介しておきます。
 
チューナーのみの製品
   KORG クロマティックチューナー CA−30
   YAMAHA クロマティックチューナー TD−12
 
チューナーとメトロノームが合体した製品
   KORG チューナー&メトロノーム TM−40
   YAMAHA チューナー&メトロノーム TDM−70
 
価格は定価で3000円〜4000円ぐらいですが、ネットで検索すると定価の半額ぐらいで買えるお店もあるようです。ただ、KORGのCA−30に関しては、中国製の模造品もあるようですので、KORGのHPで模造品と正規品の違いを見比べて、正規品を購入したほうがいいと思います。

  3   調弦にチャレンジ〜その2(メーターを見ながら合わせる♪)
更新日時:
2008/07/13 
大人になってからヴァイオリンを始めた方は、私も含めてほぼ皆さん調弦に苦労なさると思います。合奏の時、コンマスのAに自分の楽器のAをきちんと合わせることができるのはほんの一握りの経験者のみ・・・チューナーでメーターを見ながら合わせることが出来ても、他の人が鳴らすAに自分のAを合わせることが出来ない人がほとんどだと思います。かく言う私も、調弦には自信がなく、数年前までは「なんとなく、だいたい」合っているかな・・・というレベルでした(^^;
 
コンマス席に座らせていただく機会を得て、オーボエのAに合わせる必要性が生まれました。遠くからきこえるオーボエの音に、耳のそばで鳴っている自分のAを正確に合わせるのは、コンマス初心者の私には至難の業でした・・・そこで、とりあえず事前にAを442Hzに合わせておいて、合奏前のチューニングでは、オーボエのAに合わせたふりをして(^^;コンマスの仕事をやっていました。

  4   調弦にチャレンジ〜その3(耳を鍛える♪)
更新日時:
2008/07/13 
他人の音の違いはわかっても、自分の楽器の調弦はうまくいかない・・・という人は多いと思います。メーターを見ながら調弦するばかりでは、耳を鍛えることはできません。私も、いろんな方法を試行錯誤してみましたが、耳を鍛える方法をあみだしたのはここ2年ぐらいです。
 
では、どうしたら大人になってからヴァイオリンを始めた方が耳を鍛えて調弦上手になれるのでしょうか?それには、チューナーを上手に利用すればいいのです。
 
チューナーの利用法(KORG CA−30の場合)
 @ 電源を入れる(ON/OFFボタン)
 A Hzを442に合わせる(CALIB▲▼ボタン)
 B A=442Hzの音を出す
     (SOUNDボタンを数回押して、ディスプレイ右上にAの表示を出す)
 C 音を聴きながら、調弦にチャレンジする
 D SOUNDボタンを数回押して、音声を消し、チューナーのメーターを見ながら
     自分のAが合っているかどうか確かめる
 E B〜Dの作業を繰り返すことによって、自分の調弦のくせ(低めに取りがちor
     高めに取りがち)などがわかり、調弦の精度がアップする
 F 最後にBの音と一緒に自分の楽器のAを出し、「ぴったり合った時の感じ」を覚える
 
簡単に言うと、「基本になるAの音を聴いて調弦し、メーターを使って確認する、という方法で、毎回自分の耳を鍛える」ということです。そうやっていくことで、確実に耳は鍛えられます。
 
是非チャレンジしてみてください♪
 
 
 
 
 


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