シンプル・ライフを作りあげるためには、まず「アタマ」と呼んでいる個々のOS=中央情報管理システムをシンプル・ライフ・バージョンへとシステム・アップないしはリフォームする必要があります。そしてそのためにもっとも効果的な方法は、アタマを使って「考える」ことではなく、アタマの出入力機関として使っているカラダを使って、シンプル・ライフを作り上げるために必要な新たな情報をアタマの方に入力してやることなのです。

 宗教ではこの行為のことを勧行とか修行と呼んでいます。つまり日常していることとは違うことを「する」=修行という行為は、他ならぬこの行為のことで、それぞれの教義に基づいて組み立てられたカリキュラム=修行を重ねることで、それぞれの宗旨に合った行動や思考をするようにする、つまり、アタマを〇〇教タイプにリフォームするために「する」ことなのです。

 ただ、シンプル・ライフを作るために「する」ことには、そうした特定の教義などはありませんから、結果としてでき上がるアタマに期待できるのは、百人百様の「自分教」というか、われわれ一人ひとりが備え持っている個性がどんな思想や宗教にも影響されることなく、より自由にオリジナルな形で行動や思考に出力されるものになるということでしょうか。

 いずれにしても重要なことはそうして「する」ことのすべてを自らの意志で「する」ということです。そうしてカラダを使ってシンプル・ライフに必要な情報を入力することで、今日まで生きてきたなかでアタマの中に蓄積されてきたさまざまなバグを取り除き、あるいは整理して、アタマが目的に応じてサクサクとスムーズに作動するようにすることが最終的な目標です。

 そしてその作業が終われば、つぎはより快適に生きていくためにそれぞれのアタマに備わったマジカルな力が使えるようにさらなるバージョン・アップをはかる作業へと歩を進めるのですが、そのためにはなによりも必要ないくつかのステップを完全にクリアすることが不可欠なのです。その理由はおいおい述べていきますが、なにはともあれ、そうした作業にトライするかどうかをキメるのは、もちろん自分次第。

 では、まず最初の「する」ことから。

Step=1 トイレのテッテー的掃除

Step=2 アタマを掃除する

ではシンプルライフのつくり方カラダ編

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