春の星雲・星団めぐり
NGC4676(ネズミ銀河,かみのけ座)


撮影日時:2004年1月31日 26:45から27:05にかけての8分露出3コマをコンポジット
光学系:ミード25cmシュミットカセグレン,レデューサ使用 (1600mm, F6.3)
ミードLX200赤道儀+Pictor 201XT にて完全自動ガイド
デジタルカメラ:フジフイルムFinePix S2Pro
撮影地:山梨県大泉村

カメラ設定:記録フォーマット…12bit CCD-RAW→16bit TIFF(3024×2016)変換
CCD感度…ISO1600相当,ホワイトバランス…オート




NGC4676A/系外星雲
赤経12h 46m 10.2s (2000.0)
赤緯+30°44’00" (2000.0)
見かけサイズ2.3×0.7'
視線速度N/A
等級13.8等
距離3億光年
所属する銀河群N/A
その他のIDIC819, UGC7938
PGC43062
NGC4676B/系外星雲
赤経12h 46m 11.3s (2000.0)
赤緯+30°43’28" (2000.0)
見かけサイズ2.2×0.8'
視線速度N/A
等級14.0等
距離3億光年
所属する銀河群N/A
その他のIDIC820, UGC7939
PGC43065
撮影メモ: かみのけ座とりょうけん座の境界付近に潜む大変に小規模な衝突銀河ペアで,明るさは14等級しかなく,アマチュアの望遠鏡で捉えるのはかなりの難物です。 写真の上の銀河はNGC4676A,下にはNGC4676Bという番号が与えられています。
このペアには「ネズミ銀河(The Mice)」というニックネームが付けられています。 その理由は写真でもわかる通り,銀河同士の衝突の影響を受けて,本体から大変に長い尻尾のような構造が伸びていて,ネズミの尾を連想させることによります。 NGC4676Aから北に伸びる「尾」の長さは約1.5分あり,実長は10万〜15万光年あります。 下に示したのはハッブル宇宙望遠鏡(HST)により撮影されたネズミ銀河ですが,衝突により銀河本体から伸びる構造が見事に捉えられています。 距離は約3億光年と推定されています。

HSTによるネズミ銀河 ハッブル宇宙望遠鏡によるネズミ銀河
© STScI-HST




NGC4654付近

NGC4697,NGC4699


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