夏の星雲・星団めぐり
M16(わし星雲,へび座)


撮影日時:2005年5月7日 25:31から25:47にかけての5分露出4コマをコンポジット
光学系:タカハシ16cmイプシロン (530mm, F3.3)
アイダスLPS-P1光害カットフィルタ使用
タカハシEM200赤道儀にて自動ガイド
デジタルカメラ:ニコンD70 (改造)
撮影地:長野県小海町・八千穂高原

カメラ設定:記録フォーマット…12bit CCD-RAW→8bit TIFF(3008×2000)変換
CCD感度…ISO800相当




M16 (NGC6611)/散光星雲&散開星団,タイプII 3 m n
赤経18h 18m 48.0s (2000.0)
赤緯-13°47’00" (2000.0)
見かけサイズ35×28'
実サイズ46×37光年
星数543
等級6.4等
距離4600光年
撮影メモ: 夏の天の川のほぼ中央に広がっている散光星雲・M16です。その全体の形から「わし星雲(Eagle Nebula)」と呼ばれます。 散開星団と重なっていますが,星雲,星団とも同じカタログ番号M16=NGC6611がついています。視直径約30分,距離は約4600光年です。 次のページのM17(オメガ星雲)やいて座のM8(干潟星雲)などとともに,透明度に恵まれれば双眼鏡でぼんやりした姿を肉眼で見ることができます。 冬の空に見られる散光星雲のほとんどは肉眼で見ることができませんが,夏の天の川に散らばる星雲には,肉眼でも認められるものがいくつかあり,対照的です。
M16の中心部には象の鼻のような形の暗黒星雲があり,新しく生まれる恒星の巣となっています。この複雑な構造は1995年にハッブル宇宙望遠鏡(HST)で鮮明な姿が捉えられ,非常に有名になりました。 下に示したのはM16中心部を強拡大したものですが,この暗黒星雲の様子が何とかわかります。

M16中心部の「象の鼻」構造 M16中心部の「象の鼻」構造

HSTの写真で有名になったM16中心部の暗黒星雲のピラー構造。




M8,M20(干潟星雲と三裂星雲)

M17(オメガ星雲)


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