皆既日食中のシャドーバンド現象(2017/8/21)



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撮影日時:2017年8月21日 10:16:46から10:19:48 (アメリカ太平洋夏時間)
固定撮影
デジタルビデオカメラ:ソニーXPERIA Z1f SO-02F (スマートフォン)
撮影地:アメリカ合衆国・オレゴン州セーラム市内

カメラ設定:画質モード…フルHD (1920×1080) 30fps






天頂を上に向けて示した,第2,第3接触時のダイヤモンドリングの比較。矢印は主な漏洩光を示す。
撮影メモ: 皆既日食におけるダイヤモンドリングの出現時,地上を移動してゆく陽炎のような帯状の影が見えることがあり,「シャドーバンド」と言います。 強烈な太陽光が点光源に近い状態になり,ピンホールカメラと同様の原理により,上空の大気の密度差により太陽光が屈折されて生じる像が地上に投影されるためと考えられています。
今回の皆既日食では薄雲のない快晴の条件だったため,太陽にほぼ正対させた白い紙(60cm×42cm)を撮影したビデオ映像に,シャドーバンドが現れる様子が記録されていました。 第2,第3接触時の映像を85秒に編集し,YouTubeのサーバーを利用して公開しています。映像中には,同時刻の太陽を撮影した動画を右下に示しています。
第2接触前の10:17:12から10:17:22ごろまでと,第3接触後の10:19:18から10:19:35ごろまで,シャドーバンドが現れています。 後者の方が鮮明で,右斜め上約30度の方向に伸びた縞模様が,画面の左に動いてゆくように見えます。 今回の結果によると,第2接触時のシャドーバンドが第3接触時に比べて非常に不鮮明なことがわかりました。 右に示したダイヤモンドリングの画像を比較すると,第2接触時は複数の光が漏れているのに対し,第3接触時は強い光点と弱い光点が1つずつ漏れています。 よって第3接触時の太陽光は点光源に近く,シャドーバンドがよりはっきり記録されたと考えることができます。





本影錐の移動


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