本屋によって、久々にCG関連のコーナーを見てみる。
以前はCG集本を結構買ってたもんだ。
最初のころは、
って感じで。
そのうちCG環境も結構出揃ってきて、 純粋にCGを集めて鑑賞したりテクを盗むためにCG集買うようになっていった。 回線自体はまだまだ細く高く、で、本で買ったほうが安上がりだったのだ。
でも最近はネットは定額制だし、回線も早いし、
CGサイト見つけるのも大手ポータルまわるまでも無いくらい容易。
そんなわけで、CG集本なんて買わなくなってしまった。
実際、私が買ってたCG集のシリーズは、私が買わなくなったころに最終巻となってしまった。単に趣味のCGを集めただけの本というのは次第に見かけなくなっていった。
それで、本屋で久々にそういうコーナーを見て、
CG集は無いものの、妙に How To 本が多いのに驚いた。
それほど「絵の描き方」でも「CGソフトの使い方」でもなく、
「CGの描き方」が求められているのか?という驚きもあるが……
なんというか、非常にピンポイントなのである。
例えば「白スク水ガール、白いスクール水着を着た美少女CGの描き方(仮称)」 のような。
これ、CG集としてはどうなんだろう。
今のポータルの「特定の分野で作者を分類」なんかだと、
「メイドロイド美少女」を見たいとかいうニーズには応えられない。
とすると、CGを特定分野で集める、というのは
見るほうにとってはいい感じかもしれない。
でも How To 本という体裁を取ってるので、
そういうCG集として期待すると中身は結構薄い。CGの枚数が少ないのだ。
では、タイトル通り、絵の描き方としてはどうだろう?
中身はほぼ、PainterとかPhotoShopとかでアニメ・漫画・ギャルゲ系の
CG絵を書く場合の手順の一般的説明と言っていい。
CGの描き方としては1冊あればいい感じだ。
すでに1冊持ってれば、その他に「幽霊巫女美少女CG製作テクニック(仮称)」を
買う必要があるかというと、
多分それよりは幽霊や巫女の資料を他で探したほうがうまくいく。
もっと一般的な「描き方」の本のほうが役に立つことも多いだろう。
絵の描き方本としては、こんなに沢山あったら市場の取り合いですぐ潰れそうだ。
んじゃ、資料としてはどうだろう。
人体のポーズ集とか民族衣装とかの資料は、従来の美術本のほうが遥かに充実している。水着やなんかもカタログとか手に入れたほうがいい。
でもニッチな目的で集まった資料ってのは結構ないものだ。
例えば「無い乳ツインテール娘CGを描く本(仮称)」なんてので、
ツインテールが具体的にどういう髪のまとめ方があって、
各アングルについて写真があるなら、
必要な本を資料集としてチョイスして複数買うことはあるだろう。
が、パラパラめくってみたところ、そういう資料性は無い。
ちょっと検索しながらネットサーフィンすれば、
これくらいのCGなら集まるだろう、って程度だ。
そんなお馬鹿なこと考えながら売り場に立ち尽くしていたら、
何冊も買っていく二人連れが……
「やっぱりホームページに、イラストが欲しいしな。ちょっと描いて見ようと思って」
…そうか、CGを見たいんでもなく、CG描きを趣味にするつもりもなく、
Webページの素材を自分で作りたい、と。
なかなか立派な心がけである。
これ読んで本当に描けるかどうかはともかくとして、
そういうニーズを満たすためなら
こういうピンポイントな How To 本というのもわかる気がするし、
応援したい。
そう考えると、新しい流行が出れば
とりあえずそれさえ描ければいい、ってニーズも結構ありそうだし、
それに応じて「これで作る!CG お隣の双子幼女編(仮称)」などを
出していって数が増えるのもわかる気がする。
などと一人勝手に納得してしまったが、 本当のところ、誰のための本なんだろう?
え?「濡白スク水」まで絞れって?お見逸れしました。