最近Webをさまよっていると、時々「同人」について面白い発言がある。
「イラスト系のページに『同人』と断りがあれば、ヤオイ系コンテンツがあるということだ」
これを「面白い」ではなく「あたりまえ」と思う人はそれなりにいるのだろう。
そう思われるくらいにはヤオイ系関係者から聞く言葉だし、
ヤオイ関係者だけではない所での発言でも叩かれる様子も無い。
じゃぁ、自分は「同人」をどう思うか、というと……表現しにくい。(^^;)
商業的に乗りにくい、自分なりの表現をするために。
あるいはそれをメジャーにしようという目論見のために。
仲間内で作ってしまう、または情報交換する。
といった感じかなぁ。
私がCGというものに興味を持ち始めた時代というのは……
当時はCGでの表現っていったら、
ワイヤフレームのグリッドで空間表現したら「CGを使った」などという状態で、
それでもイラスト描きはそこに可能性を見ていた。
デジタル8色で、BasicのLINE文でアニメキャラの絵を描いてたのから、
次第にオリジナルを目指していったり。
その8色がアナログ16色になったのもあの頃だったと思う。
発表も草の根BBSから適当なものを探してまわったり。
そう、当時はInternetなんてなかったし、
CG的にはNiftyServeも数少ない選択肢の一つでしかなかった。
多分、そんな時代を知っているから、 「同人」という言葉にそういう想いが入るのだろう。
そういう意味で、パソ通からWebに出てきた時点で 自分のやってることは「同人」ではなく「個人」になってしまっている、 とも感じている。 #私が当時Webに出るのを渋ってた理由がコレなのだが。
で、今や電気屋街からヲタク街となりつつある某地にて
「同人」と名の付く売り場に行けば、
そのほとんどは「おっきいお兄ちゃん向けエロパロ」関連である。(^^;)
#これもオマケグッズに取って代わられるのは時間の問題?
いずれにしても、同じ「同人」という言葉が、
世間様から見たら多分同じ人種の間で
こうも意味が違う。
ちなみに、辞書で引いてみたら、「同人」とは趣味・志を同じくする人の集まりで、
「同人雑誌」は そういう人たちが作品発表や情報交換するために
自ら作る冊子、ということだ。
自分の感覚はまぁ、 ちょっと開拓期を見たことがある記憶が強すぎた、というところか。
辞書の意味からすると、ヲタク街は「同人」といえばアレを指すほどに、
「おっきいお兄ちゃん向けエロパロ」を趣味・志として集う場所、
ということか。
これはそれなりに納得できる話かもしれない。(^^;)
しかしその理屈では……
イラスト系のWebサイトは「同人」といえば「ヤオイ」を指すほどに、
「ヤオイ」を趣味・志として集う場所、ということに…
これがWebの通説となりつつあるのだったら、
電気屋街からパーツショップが少なくなっていったように、
俺様もWebから消えていくべき時が近づいているのかもしれない。
まぁ、「エロパロ」==「同人」よりは独創性があるのはいいとは思うけど。
痔にはなりたくないので。(^^;)
P.S.
単なる言葉遊びなので、あまりマジメに受け取らないよーに。
多様性があってこそ楽しいのに、
どこか均一化していく現状とそれを望む人々の存在に焦りを感じてるだけなので。