カブ

2000/4/13


 といっても、八百屋で売ってるあれではない。
 業務用で良くみかける、あの自動二輪でも無い。
 別に何も作らないのに、上がったり下がったり売ったり買ったりするだけで、 何故か損したり儲かったりするアレである。


持ち株会

 会社に持ち株会というのがあって、 入社研修の時こんな説明があった。

 ということで、 入社当時、新生活に燃えていた私は入会することになったのである。

 もちろん、株のことなんか知らない世間知らずだったということのほうが大きいが。

 そもそも約定その他の資料をくれない時点で悪徳商法ッポイ。(^^;)


安全か?

 さて、バブルははじけ、株価は右肩下がり。
 入社以来、持ち株会への投資が黒字になる期間は30%ほどしかなかった。
 退職時に強制的に退会になることを考えると、 その時に定期貯金した以上に儲けが出る可能性はあまり無かったと言えよう。

 危険性を説明しないのは、イカんのではないかい?


会社のためか?

 バブルで踊ってる時も何も言わなかったなぁ。
 そもそも会社の方針に何か意見したというのを聞いた事がない。
 結局、持ち株会というのは、会社の方針に対するYesマンでしか無いらしい。

 これは必ずしも会社のためにはなるとは言えないんじゃないかな。


メンドウじゃない?

 最近ちょっと株価が持ちなおして、積み立て定期よりマシな状況になってきた。
 ということで、儲けが出てる間に持ち株会をヤメて現金に変えることにした。
 株価なんて上がりつづけるわけは無いから、 どこかで同じくらい下がるもんだからね。
 そうしたら……

 月末の売りになるのだが、その予約を月頭にしなくてはならない。
 ようするに一月近く先の株価を見越して売らなくてはいけない。

 さらに。
 「1000株単位の分は株券で出すから、自分で証券会社で売れ」だそうだ。
 なんだ、結局証券会社に自分で出向かなきゃならんのじゃないか。
 しかもその株券、一月半も先じゃないと受け取れないとか。
 タイミングをさらに外してしまうじゃないか。

 こんなことなら、1000株になった時点ごとに株券に変えたほうが、 自分の好きなタイミングで売れて都合が良かった。
 そういう大事なことを黙ってるってのも、なんだなぁ。


 まぁ、こんな感じで、 持ち株会というのは、ともかく会社へのyesマンな株主を大きくするために、 社員に都合のいいことばかり言ってヤッカイな部分は黙って勧誘する、 というのが私の印象だ。


証券会社

 やむを得ず株券を証券会社に持って行く。

 窓口のお姉さんの話では翌日から売買可能、 オンライン取引も4日後には可能で そのとき株も売れるということで、D証券に決める。
 今のとこ安定してるし、それくらい先ならまぁ株化もそれほど変わってはいないだろう。

 で、4日後、オンラインで発注。
 売り注文が出せんじゃないか!

 電話でD証券に問い合わせたところ、

 (始めての客じゃなければ)オンライン取引も4日後には可能で、 (その時新たに入れた株券でなければ)売れる。
 ということだったらしい。(-_-)

 始めての客はなんらかの規制だかですぐには売れないとか、 その時入れた株券は保管機構での名義確認だかで2週間後まで売れないとか、 そういうことは黙ってたわけだ。
 口座作るときに始めての客だということは知ってたはずなのに、 そうじゃない説明してたわけだ。
 俺様の心の中では「窓口のお姉さん」から「窓口のオバサン」に 格下げになったことは言うまでも無い。

 しかもこのあたりの説明も、聞いた部署によって異なるなど、 どうもゴマカシてる臭いとこがあってイヤな感じ。

 利息低迷とかオンライン株取引とかで一般投資家も増えてるだろうけど、 証券会社の体質、イメージが昔と特に変わったわけじゃなさそう。
 気をつけるべきだった。


決算

 まぁ、そんな紆余曲折があって、 売ろうと思い立ってから4ヶ月がたってしまったけど、 ようやく現金に変えることができました。
 結果的には積みたて定期預金をしていたよりはかなりいい利率ということで、 この低金利時代、納得の行く結果には終わったので良しとしよう。

 でも株はもうコリゴリです。
 充分な知識が無くても敵(^^;)は何も教えてくれません。 ルールを知らない者は負けるだけで、 そのルールは自力で憶えるしか無い世界のようです。
 やっぱり地道に行くのが一番。