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夏の星座の見どころ探索(その1)

〜白鳥からケフェウスへの銀河〜 


本当に空の良いところで、夏の夜に頭上に広がる天の川。はくちょう座からケフェウス座にかけての銀河です。
無数の砂をまき散らした様な星々と、彩りを添える深紅の散光星雲、墨をたらしたような暗黒星雲が広がります。

画面上が秋の星座の「ケフェウス座」。
その五角形の底辺辺りに、
大きな淡い散光星雲IC1396が広がっています。

真ん中あたりの大きな十字が、
言わずと知れた「はくちょう座」。
この辺は散光星雲と微星の宝庫です。

主星デネブの左側には、有名な「北アメリカ星雲」。
はくちょうの十字の中心のγ星の周囲にも、
大きな散光星雲IC1318と、それを複雑に遮る暗黒星雲
が広がっています。

この辺りをクリックしてみてください。拡大されます。

画面左下の青白い輝星は、
「こと座」のベガ(織り姫星)です。






撮影日:2000年7月30日
露出時間:画面上30分、画面下20分、共に絞りF4
レンズ:Pentaxスーパータクマー67/105mm/f=2.4
カメラ:プラネットタウン社製4×5/フィルム吸引
フィルター:CC-M10
フィルム:エクタクロームE-100S(4×5)/4倍増感
赤道儀:VIixen SP ノータッチガイド
撮影地:長野県 原村
オリオン三ツ星周辺 バラ星雲周辺 ふたご左足周辺 はくちょう座中心部