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メインの撮影はペンタックスSDUF+4×5アストロカメラです。
赤道儀は、恥ずかしながらビクセンのGPです(GP-Dでさえない)。
およそ天体撮影を意図した赤道儀ではないですが、
ST-4オートガイダーとの組み合わせで、
SDUF(400mm、F4)直焦点で2時間ノータッチガイドが可能です。
(それ以上は試してないですが・・・)
もともと観望用にGPと20cmシュミカセのセットを購入しました。
やがて撮影したくなり(撮影熱の再燃?)、
中古のペンタSDUFを安価で購入しました。
67視野がカバーできるSDUFを買った以上、35mmではつまらなく
やっぱ純正でペンタ67での撮影を考えましたが、
みんなやっているので新規性が無い点と、
よりラージフォーマットの4×5のアストロカメラが安かったので
思わず購入してしまいました。(すべて悪しき指導者habu氏の入れ知恵)
ちなみにガイド鏡に使っているビクセンのフローライトFL-55Sは、
十数年前に日食遠征用に買って眠っていたものです。
最初は所詮GPだからと諦めて半自動ガイドしていました(20分位が限界)。
先輩のPIZさんからST-4を借りられる機会があったので、
ダメもとで誠報社でコントローラーDD−1にST-4用端子取り付け改造をしてもらい、
ST-4でオートガイドを試みてみると、
これが驚いたことに殆ど調整することなく快適に動作しました。
とは言っても望遠鏡2本とカメラの同架重量はゆうに10キロを越え、
GP保証の7キロは明らかにオーバー。
そこでアルミ板をアリ型で赤道儀ヘッドに直着けして、
そのなるべく重心よりに望遠鏡とガイド鏡を直着けしました。
写真はこの機材を組み上げたところです。
これは天体写真のメッカ「しらびそ峠」へ遠征して撮影した時ですが、
はっきり言ってこの場でGPと言うのは実に恥ずかしかったです。
(最低でもEM−200くらいでないど・・・)
でも、これで驚いたことに1時間でも2時間でも自動ガイドが可能となっています。
とは言っても400mmですが。しかしST-4は非常に高精度で機能してますので、
ガイドが流れるとすれば、機材のたわみが起因だと思います。
さらに現在はピクシスのGP用を中古で入手し、
ピクシスを介してST-4を経由しています。
あらかじめ写野や構図を決めておいての自動導入、および赤緯軸の遊び補正が可能です。
ちなみに割と期待通りに撮れた作品をお披露目します。
4×5(10cm×12.5cm)のポジフィルム上に円形視野の星像が得られます。
望遠鏡:Pentax SDUF/400mm/F=4 上記機材でオートガイド カメラ:プラネットタウン社製4×5/フィルム吸引 フィルター:トーカイLPS-P1 露出:60分 フィルム:エクタクロームE-100S/4倍増感 パソコンで適度に画像処理 撮影日:2000年11月18日 撮影地:山梨県 観音平 |
望遠鏡:Pentax SDUF/400mm/F=4 上記機材でオートガイド カメラ:プラネットタウン社製4×5/フィルム吸引 フィルター:トーカイLPS-P1 露出:90分 フィルム:エクタクロームE-100S/4倍増感 パソコンで適度に画像処理 撮影日:2000年11月18日 撮影地:山梨県 観音平 |