温泉

 始めて行った温泉は、いつ、どこにだったかはもう覚えてはいない。中学生の時の修学旅行(東北)だったかも知れないし、その前かも知れないし、後かも知れない。
 ここでは、今まで行った温泉の中で、印象に残っている所を紹介しようと思う。


○福岡・月の湯
 福岡空港から徒歩約15分程度の所にある日帰り温泉施設「月の湯」は、空港から電話をすれば空港まで迎えに来てくれる。1人でもOK。距離もさほど遠くないし、場所も分かりやすい所にあるので歩いて行っても何の問題もないのだが、初めての場合はよく分からないので、自分は行きは迎えに来てもらって帰りは歩いて空港まで戻った。
 入湯料金は600円ということで想像していたよりも安かったのだが、その代わり想像していたよりも小さいと感じたのと、露天風呂が全く風景が見えないので(周囲に建物が沢山建っているいるので仕方ないのだが)、開放感を味わえなかったのが残念。でも人が少なかったのでゆっくり楽しめたかな。
 天然温泉なのだが、お湯は無色無臭。ただ、硬度0ということで、非常に柔らかいお湯だった。
 風呂上がりに、建物の中にある食事所で季節替わりのそばと生ビールを注文。この季節(6月)は五香そばで、びっくりするくらいこしがあって旨かった。そして箸休めに付いていた一口サイズの牛ステーキがこれまた美味で、非常に満足。伊万里牛(佐賀牛)だったのかな?
 空港で時間が有り余ってしまった時の暇つぶしには、これ以上のものはないだろう。

○千葉・三日月温泉
 三日月温泉という名の温泉が本当にあるのかどうかわからないが、木更津に最近できた温泉施設である「竜宮城」に行った。ホテル三日月系列の施設である。
 建物は非常に大きく、1階が風呂とプール、3階が風呂、5階がレストランという作りになっていて、1階と3階の風呂は、日によって男女が入れ替えになっているようだ。行った時は3階が男性用だった。
 まずは1階のプール。あまり大きくはないが流れるプールになっていて、ジャクジーやらキノコ型の滝やらもある。また、ちょっと小さめだがウォータースライダーもあって、結構楽しめる。
 風呂はかなり広い。ナゼか風呂も流れるプールのような浴槽があり、これにはちょっとびっくりしたが、水着を着用せずに泳げる快感を味わえるのが良い。もちろん他にも普通の(流れない)浴槽もあるし、露天風呂にも真珠風呂やコーヒー風呂なんていうのもある。建物のすぐ下は海なので眺めも良く、のんびりできる。(ただし、客が少なければ・・・)
 施設には宿泊施設は無いので、温泉と食事を堪能してから近くのビジネスホテルに泊まるというのもいいかもしれない。

○伊豆・雲見温泉
 雲見には2回程行った。最初は課のグループの忘年慰安旅行。次は課の仲良しグループ(!?)で海水浴。
 どちらの宿にも露天風呂があったけれど、最初に行った方は「・・・・。これ、昔は鯉が住んでたの?(^^;;;」というような大きさ、作りであった。
 海水浴の時の方は屋根と窓があったので、露天風呂というよりは展望風呂に限りなく近かったが、けっこう広くて良かった。ただ、前述した通り窓があったので、夜に入浴した時の眺めはいまいち・・・。
 流石に伊豆だけあって、どちらの宿も海の幸が旨かった。

○箱根湯元・天山
 天山というのは、箱根にある公共の温泉施設の名前である。宿泊施設はない。最近(2年くらい前か?)新館もできたが、そちらには行った事がないので、古い方の施設についてのみ話す事にする。
 建物の中には土産物屋、レストラン(確か、焼き肉と和食の2軒)休憩場があり、休憩場はいつ行っても混んでいて座れない・・・・・。(^^;;;
 風呂の方はというと、内風呂と露天、サウナがあり、露天風呂はかなり広く、風呂が5〜6はあったと思う。湯の温度が高いもの、滝のあるもの、etc。
 かなりの台数の駐車スペースはあるが、坂の上まで車がつながっていると(駐車場は坂の下にある)、駐車する迄に30分は掛かるらしい。東京から日帰りで行けるし、のんびり出来る雰囲気なので、個人的には30分待ちを我慢する価値はあるスポットであると思う。

○猿ヶ京温泉
 泊まったホテルには、混浴のみの露天風呂があり、浴槽も大きいものから1人用のものまで、様々な大きさがあり楽しめた。ただ、周囲の樹から落ちた枯れ葉がお湯に沢山浮いていたのは、ちょっと残念。
 余談1:そのホテルで初めて食べたスッポン鍋、その後の雑炊は旨かった。(^^)
 余談2:自分達がそこに行ったのは日曜〜月曜。その前の土曜には若い女性の団体客が露天風呂を楽しんでいたそうな。もし自分達も土曜に泊まっていたら、と思うと。きっと、恐ろしくてそんな団体に混ざって露天風呂に入る事はできなかったでしょう・・・・・。(^^;;;;

○湯西河温泉
 「今まで行った温泉の中で、もう1度行きたいのは何処?」と聞かれたら、まず最初に湯西河温泉と答えるだろう。
 山奥にあるひなびた温泉郷という感じ。料理も炉端焼きのせいか、都会とは180度違う雰囲気で、本当にゆっくりできたのを覚えている。
 泊まった旅館の風呂は、男湯、女湯それぞれに露天風呂が付いている他、広い混浴の露天風呂もあった。混浴の方は誰もいなかったので、本格的な露天風呂を楽しむことができた。
 ここは、冬に雪を見ながらの露天風呂がお勧め。

○日光
 日光には1度も行った事がなく、ず〜っと行ってみたいと思っていた。それが実現したのが一昨年の11月の事である。
 本当の事を言うと、その時の風呂の雰囲気は覚えていない。覚えているのは、行った時は例年に比べて雪が少ない、ということと、仲居さんが美人であったという事だけである・・・。

○万座温泉
 万座にはスキーで行った。露天風呂からの眺めがとても良く、解放感があった。お湯の色は乳白色で、ちょっとヌルっとした感じ。
 次に行く時はスキーではなく、純粋に温泉を楽しみに行きたいと思っている。

○養老温泉
 千葉に住む友達の家に、東京の友達数人で押しかけた時に行ったのが、養老温泉である。その時は夏に行ったので海水浴も楽しむつもりだったのであるが、冷夏の上雨降りで、海水浴どころではなかった。雨の中、釣りをしている友人を待つ間、釣りをしないメンバーは喫茶店に入っていたのであるが、喫茶店の中も冷房ガンガンで、雨に濡れた服が冷えてとても寒かったのを今でも鮮明に覚えている。
 さて、本題の温泉の話しであるが、養老温泉の色は褐色(薄いコーヒーの色)という、ちょっと珍しい色をしている。行ったのは勝浦にあるクアハウス。クアハウスという所に行ったのはそれが最初で最後なので、自分にとっては貴重な経験である。温泉プールやら歩き湯やら寝湯やら打たせ湯やらを、じっくり堪能。
 行った所は宿泊施設もあるので、今度は泊まりで行ってみたいものである。
 


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